キウイって栄養豊富なのはCMでもおなじみですよね!
私も妊娠中には、積極的に食べてました◎葉酸を摂取できるとかで。
栄養豊富なら、赤ちゃんにも食べさせたいですよね。でも、いつから食べさせてもいいのでしょうか。アレルギーなどについてもお伝えします!
赤ちゃんはキウイをいつから食べられる?生であげてもいいの?
キウイは、離乳食の本などでは、中期から与えられる果物として紹介されていることが多いですが、離乳食の後期からが良いとされています。
離乳食初期(5~6か月):× 離乳食中期(7~8か月):△ 離乳食後期(9~10か月):〇 離乳食完了期(11~12か月):〇
キウイは食物繊維が豊富なので、赤ちゃんの消化器官に負担が大きいです。
栄養豊富でも、無理に食べさせる必要はありません。
また、キウイのアレルギーについての項目で詳しくご紹介しますが、キウイはアレルギーを発症しやすいです。月齢が低いほど、アレルギーになりやすいといわれています。
なので、キウイデビューは慌てず、離乳食後期からで十分でしょう。
もし、離乳食中期から与える場合は、必ず加熱してください。
加熱することで、アレルギーを発症してしまう可能性を抑えることができますよ。
離乳食後期であっても、初めて与える場合は、加熱しましょう。
★キウイの栄養
柔らかくて子供にも食べやすいキウイですが、栄養価はどれくらいあるのでしょうか。
キウイで有名なzespriさんによれば、「栄養素充足率スコア」で、果物の中でもトップクラスです。
キウイは、日々の栄養バランスを補うのに最適な果物。言わば、「栄養の王様」です!
●ビタミンC・・・みかんの倍!風邪予防、疲労回復、肌荒れに効果あり。 ●カリウム・・・塩分を排出する。 ●食物繊維・・・野菜と同じくらい含まれる。整腸作用。 ●ビタミンE・・・抗酸化作用により、体内の活性酸素を減らす。 ●アクチニジン・・・タンパク質分解酵素を含み、消化を助ける。
大人でも摂りたい栄養がたくさん含まれていますよね。すぐにでも買いに行きたいくらいです(笑)!
キウイのアレルギーは?
キウイは、果物のなかでも、アレルギーを起こしやすい食材です。
我が子も2歳頃に食べた際に、アレルギー症状がでたことがあります。
口の周りが赤くなり、目も充血していました。
1時間ほどしたら、症状は治まりましたが、我が子にアレルギーのような症状がでると、ドキッとしますよね。
出典:有明こどもクリニック
月齢が低かったり、アトピー性皮膚炎を持っている子などはアレルギーを発症しやすいといわれています。
小さいうちにキウイデビューする際は、特に注意が必要です。
また、キウイには仮性アレルゲンが含まれています。
そのため、キウイでもアレルギー症状のようなものが出ることがあります。
症状としては、食べるとすぐ、口や喉がイガイガしたり、かゆくなったり、腹痛や下痢をともなう場合もあります。
まれに、ショック症状を起こすこともありますので、注意が必要です。
生の果物(他にも生の野菜・豆乳など)を食べた際に出るこれらの症状は、「口腔アレルギー症候群」とよばれていて、特定の植物の花粉症と関連があるとされています。
キウイの仮性アレルゲンは、シラカバ花粉と似ているため、もしも、パパやママがシラカバ花粉に反応するようでしたら、注意が必要です。
キウイの食べさせ方
キウイを与える場合、どのようなキウイを選んで、どのように食べさせればいいのでしょうか。ポイントをご紹介します。
【緑よりも黄色】
キウイは、緑と黄と2種類をスーパーなどで見かけますよね。
赤ちゃんに与えるなら、黄のキウイ(ゴールドキウイ)がおすすめです。
アレルゲンが緑のキウイ(グリーンキウイ)より少ないといわれていますし、酸味が少なく食べやすいからです。
さらに、ビタミンもゴールドキウイの方が多く含まれています。
わが子もゴールドキウイの方を好んで食べます!本能的にわかるのでしょうか(笑)
スーパーへ行くと、「こっちのがいい!」と言って、ゴールドキウイを選びます。グリーンキウイより、少し高いんですどね(;^_^A
【熟しているもの】
キウイは硬いと熟していない証拠です。まだまだ酸味が強いので、柔らかく熟してくるまで待ちましょう。
バナナやリンゴと同じ袋にいれておくと、やわらかくおいしくなります。
また、キウイは、コンコン!とテーブルやキッチンの台などで軽くたたくと、熟すのが早くなりますよ!
キウイは木になっている果物なので、木から落ちたと勘違いして、熟すそうです!
ぜひ、試してみてくださいね!
【種を取り除く】
中期くらいから与える場合は、種を取り除きましょう。種は、消化に悪く、下痢になってしまう赤ちゃんもいます。
裏ごしして、取り除くのが、早くて簡単です。
後期の場合は、必要ありませんが、初めて与える場合は、種を取り除いてあげる方がよいでしょう。
【加熱する】
初めて与える場合は、どの時期であっても加熱は必須です。
キウイも加熱することでアレルゲンを弱めることができます。
細かく切って電子レンジでチンしましょう。
目安:キウイ半分くらい→500Wで30秒
レンジでチンなら、簡単ですね!!
調理する場合は、他の具材といっしょに加熱調理しましょう。
キウイは加熱してあげた方がいい?冷凍保存はできる?
キウイは加熱してあげたほうが良いです。
加熱することで、仮性アレルゲンを弱めることができます。離乳食中期の赤ちゃんでしたら、必ず毎回加熱して与えるようにしましょう。
離乳食後期以降でも、初めて与える場合は、加熱するようにして、アレルゲンを弱めてあげましょう。
しかし、毎回加熱するのは、ちょっと面倒(^_^;)たかがレンチン、されどレンチン。
赤ちゃんが食べる少量を毎回加熱する手間を省きたいですよね。
キウイを冷凍する場合は、皮をむき加熱し、1回分の量を密封容器に入れて冷凍します。
ただし、食感や風味は変化しますので、生のキウイが食べられるようになったら、大人の分を取り分けけしてあげましょう。
加熱したキウイならゼリーにすることもできますので、冷凍によって風味が落ちるのがイヤな場合は、ゼリーにするのも良いですね。
冷凍のやり方
①皮をむく。
②中心の種の部分を取り除く。(種は、消化が悪いです。)
③細かく刻むか、裏ごしする。
④電子レンジで加熱する。(500Wで20~30秒)
⑤1回分の量に分けて密封容器へ入れ、冷凍する。(製氷皿が便利です!)
※冷凍保存の期間は、およそ1か月です。しかし、食感や風味が変化していきますので、なるべく早めに、できるだけ1週間以内で食べきるのをおすすめします。
冷凍したキウイの解凍方法は?
冷凍したキウイをそのまま自然解凍・・・これはNGです!自然解凍は、雑菌が急激に繁殖してしまうからです。
冷凍食品の自然解凍OKは、免疫力の少ない赤ちゃんには通用しません。
そのため、以下の方法で解凍しましょう。
●電子レンジで解凍
温めすぎると、キウイの水分がすべて蒸発してしまいますので、水分を少し足してチンするようにしましょう。
●鍋で解凍
1回分の量が少ない冷凍キウイを鍋で直接温めるのは難しいので、湯銭をしましょう。
お湯を沸かして、そこに器を浮かべてさっと火を通すようにしましょう。
解凍したキウイは、ミルクと和えたり、調理に使ったりできます。
キウイは酸味がありますが、バナナやリンゴといっしょに摂ると食べやすいので、おすすめです!!
わが子も、つぶしたバナナやすりおろしたリンゴといっしょに与えると、ぱくぱくと食べてくれました!
フルーツの加工品であるジャムを赤ちゃんにいつからあげるかについてもご紹介しています。
まとめ
赤ちゃんの離乳食には、キウイはあげることができます。
しかし、アレルゲンが心配ですので、加熱してあげる方がよさそうですね。
離乳食中期から与えることができますが、その場合は、必ず加熱するようにしましょう。
そして、生のキウイを与える場合は、離乳食後期くらいからです。
それでも、初めて食べさせる場合は、必ず加熱したものを与えるようにしてください。
子供は、フルーツだいすき♪
栄養豊富なキウイも、ひと手間かけて、赤ちゃんに安全に食べさせたいですね!
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