「トウモロコシっていつから食べさせられるの?」
「皮のままあげても大丈夫?」
赤ちゃんの食事、トウモロコシのあげかた、迷いますよね。
今回は、いつからとうもろこしが食べられるのか、アレルギーは大丈夫なのか、どのようにして離乳食に取り入れていくことができるのか、などをご紹介します。
管理栄養士さん監修のレシピも載せますので、参考にしてみてくださいね。
とうもろこしをそのまま食べさせられるのはいつから?
そもそも、離乳食としてとうもろこしをあげられるのはいつからなのでしょうか?
一般的には、離乳食初期の生後5か月~6か月と言われています。
では、離乳食初期から食べさせられるとうもろこし、粒そのまま食べさせてもいいものなのでしょうか。
答えは・・・NO!です。
離乳食の時期によって、与え方が異なってきます。
■離乳食初期(生後5~6か月)・・・茹でて、裏ごしする。 ■離乳食中期(生後7~8か月)・・・茹でて、みじん切りする。 ■離乳食後期(生後9~11か月)・・・茹でて、細かく刻む。 ■離乳食完了期(生後12~18か月)・・・茹でて、粒状のまま与える。
離乳食初期(5~6ヶ月)
この時期は、加熱、薄皮を取る、ペースト状にするといった、離乳食初期でも食べられるように加工してあげましょう。
裏ごし器で薄皮を取るのは面倒ですので、フードプロセッサーを使うと簡単にペーストにできます。
余ったら冷凍保存ができるので、解凍する際に牛乳を加えてコーンスープにしたり、パン粥に混ぜることで食べられます。
砂糖を使わずに、甘味を出せるので、離乳食初期の子にはあげやすく、食べやすいのがとうもろこしです。
離乳食中期(7~8ヶ月)
この時期は離乳食にも少し慣れてきている時期ですね。
食材をみじん切りにしてあげられるようになります。
包丁でみじん切りにすると薄皮だけが残ることがあります。なので、みじん切りし終わったら大きめの薄皮は取り除いてあげましょう。
それも面倒なので、この時期もフードプロセッサーで細かくしてしまうのが楽ですね。
離乳食後期(9~11ヶ月)
お子さんの離乳食の進み具合が順調な場合は、この時期から粒そのままあげられます。
ですが、誤嚥などの可能性もありますから、不安な方は刻んであげると良いでしょう。
おかゆや、おやきに混ぜてあげれば、子供も食べやすく誤嚥もしづらくなりそうですよ。
離乳食完了期(12~18ヶ月)
安心して丸かじり、そのまま食べられるのは、離乳食完了期の1歳を過ぎたあたりです。
とうもろこしは皮がありますから、しっかりと噛める月齢である必要がありますね。
粒のままあげるのは、奥歯がしっかり生えてきてからでも良さそうです。
また、うんちに粒のまま出てきたりして、消化に悪いのかな?やめといたほうが良いのかな?と不安になることもあると思います。
ですが、そのまま出てくることがある海苔やキノコも、子供に与えても良いとされていますから特に心配することはないと思います。
ちなみに、消化器官がある程度発達すると言われているのは、3歳頃ですよ。
もちろん、赤ちゃんの成長度合いによりけりですが、とうもろこしをあげるときは保護者の方が、必ず、そばで見てあげてくださいね。
とうもろこしがうまく消化されていないということよりも、赤ちゃんがひとりで勝手に食べて、喉を詰まらせるほうが大変なので、注意してください。
とうもろこしは芯ごと輪切りにすれば、つかみ食べの練習にもなります。
わが子も、甘いからか、がりがりと勢いよく食べ進み、口の中がパンパンになっているところを何度も見ています。
ぜひ、旬のものをあげて栄養をたっぷり摂りましょう。
とうもろこしは栄養豊富
とうもろこしは、栄養が豊富なので、離乳食にぜひ取り入れたい食材です。
主成分は、炭水化物ですので、エネルギー補給にはとても適していますし、胚芽の部分に、ビタミンやミネラルを多く含んでいます。
胚芽の部分を食べるには、とうもろこしを、手で、芯から、一粒ずつ取り外す必要があります。面倒な場合は、こちらを参考にしてチャレンジしてみてください♪
とうもろこしの粒を手で簡単に取る方法↓
とうもろこしの粒☆キレイに取る方法 by akaママ
簡単にいえば、茹でたとうもろこしを包丁で縦に一列取ったあと、その隙間から親指で粒を倒しながら取っていきます。
慣れれば、簡単にぽろぽろと取れます!!わが子たちも、丸かじりより、ぽろぽろ取れてるやつの方が食べやすいみたいで、めちゃくちゃたべてくれますよ♪
コーンの粒がつながってると、「いもむし♪」とか言いながら、楽しみながら食べています◎
栄養の話に戻りますが、コーンは、食物繊維もたっぷり含まれています。
それも、なんと、ふきやセロリよりも多いそうです!
とっても意外ですね。甘くて栄養もたっぷりなので、ぜひ子供に食べさせてあげたいです。
しかし、そんな栄養たっぷりのコーン。早く食べさせてあげたいのですが、
アレルギーは、やっぱり気になるところですね。
とうもろこしのアレルギーの危険は??
とうもろこしは、アレルギーは少ない食材だと言われています。
しかし、穀物1種ですので、お米、もち米、小麦、そばなどの穀物アレルギーのある赤ちゃんは、注意が必要です。
特にとうもろこしと同じイネ科である米、小麦、あわ、ひえなどの、とうもろこしと交差抗原性が高い食材のアレルギーを持っている場合は、特に注意しましょう。
お菓子などにもコーンスターチやコーンスナックなどが含まれていることがありますので、初めてあげるときは確認が必要ですよ。
また、「仮性アレルゲン」という、アレルギーの原因物質ではないのに、食物アレルギーと同じような症状になることがあります。
とうもろこしはアレルギーの伝達物質であるヒスタミンという物質に似た成分が含まれているため、アレルギーのような症状が出ることもありますので注意が必要です。
初めてとうもろこしを食べさせる場合は・・・
②スプーン1杯程度の少量から、少しずつ与える。
離乳食の基本ではありますが、やはり初めての食材は慎重に進めましょう。
もし、じんましんなどのアレルギー症状が出た場合は、病院で診てもらうようにしましょうね。
離乳食でとうもろこしの皮はどうする?下ごしらえは?
とうもろこしは、必ず茹でるなどして、火を通すようにします。
アレルギーになりやすい低月齢の子は、加熱することでアレルギーになりづらくなりますよ。
薄皮は、どちらでもいいですが、食べにくそうでしたら、皮を取り除いてあげるとよいと思います。
火を通す方法ですが、
とうもろこしの栄養素は、水に溶けだしてしまう水溶性のものが多いため、蒸した方が栄養価を落とさずに食べることができます。
ただ、蒸すのってめんどくさいです・・・わたしは(;^_^A
ありますよ!!いい方法☆
必殺「レンチン」です!!
皮付きとうもろこし レンチン&髭取り方法 by 2319AYM
600Wで5分なので簡単にできますよ。
ちなみに1本ずつがおススメです!!2本まとめてやったら、失敗しました~。
下ごしらえなどの、手間が大変な場合は、ベビーフードやコーンクリーム缶などを活用するのもよいと思います。
コーン缶も、スーパーで手に入りやすいですよね。
コーン缶を利用する場合は、しっかり洗ってから与えるようにしましょう。
★離乳食レシピをご紹介します!
管理栄養士監修おすすめレシピです!
出典:https://mamab.jp/article/51149
・「コーンと小松菜のサラダ」
離乳食♡後期《コーンと小松菜のサラダ》 by shi1kids☆
栄養たっぷりのサラダです。
小松菜の青臭さが苦手な赤ちゃんでも、とうもろこしの甘さがあれば食べやすくなりますよ!
小松菜はほうれん草で代用してもOK。
甘みが強いとうもろこしを使ってあげてくださいね。
大人も赤ちゃんも大好きなコーンスープ。
コーン缶を使用するので、あっという間にできあがります!
コーンと玉ねぎの甘みのおかげで、調味料なしでも◎。大人はお好みで塩などを足してくださいね。
コーンスープは冷凍保存もOKなので、たくさん作ってストックしておけば、あと1品!という時に大活躍です。
・かじきとコーンの雑炊
材料をだし汁で煮るだけの簡単お助けレシピです!
冷凍庫にストックしている野菜など、何を入れてもOK。
とうもろこしの甘さで、調味料いらずなおいしさです♪
まとめ
とうもろこしは、離乳食初期の生後5か月から食べさせられます。
皮はついたままでもいいですが、食べにくそうにしていたら、むいてあげるといいですね。
粒のままや、そのまま丸かじりは、離乳食完了期の1歳をすぎた頃から頃からがとなります。
甘くて栄養価の高いとうもろこし。
冷凍保存などの活用もできますので、ぜひ、とうもろこしを取り入れて、おいしいたのしい離乳食をすすめてみてください♪
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