離乳食の豆腐!冷凍保存できる・できない?変色やぼそぼそなのは大丈夫?解凍方法も

育児

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離乳食作りは手間も時間もかかるもの。赤ちゃんのお世話をしながらゆっくり作る余裕はないので、多めに作っているママも多いのではないでしょうか。

そこで、豆腐を冷凍保存できたら助かりますよね!

ですが、豆腐は冷凍してからチンすると水分が抜けて高野豆腐のようになってしまいます。

そもそも豆腐は冷凍保存できるものなのでしょうか。

今回は、豆腐の冷凍保存、解凍後のレシピなどをご紹介していきます。

 

離乳食の豆腐!冷凍保存できる?できない?

 

 

 

 

離乳食でお豆腐は、冷凍保存できます!

が、不向きです!

実際、豆腐は冷凍にはあまり向きませんが、冷凍できないわけではありません。

豆腐は、冷凍すると水分が抜けて高野豆腐に近くなり、豆腐特有のなめらかさはなくなります

高野豆腐自体、豆腐を冷凍して作られているものなので、冷凍することで高野豆腐のようになることは当然のことと言えるでしょう。

 

そのため、離乳食初期~中期ごろまで、冷凍保存した豆腐を与えるのは難しいかもしれません。

中には、関係なくもぐもぐ食べるお子さんもいらっしゃるようですが、高野豆腐のような食感になるため、食べられないお子さんの方が多いようです。

離乳食後期~完了期でしたら、冷凍保存した豆腐も調理次第では、利用可能になるかもしれません。

 

栄養価は変わる?

ちなみに、冷凍することで栄養価の変化が気になるところですが、栄養価は変わりません

豆腐を冷凍する際に、水分が抜けてしまいますが、その時に水と一緒に栄養は流れ出ないということです。

お豆腐は、離乳食で使える食材の中でも、タンパク質やミネラル、ビタミンなどいろいろな栄養素が含まれており栄養価が高い食品です!

豆腐はいつから食べさせる?

豆腐は、クセがなくやわらかいので、離乳食初期の5~6か月から、与えることができます

ごはんや野菜になれたら、はじめての「たんぱく質」として与えるのがおすすめの食材です。

離乳食中期以降でしたら、薄めたお味噌汁などに、細かく刻んだ豆腐を入れて食べさせても良いですよね。

 

豆腐の冷凍方法

では、どのように冷凍すればよいのでしょうか。

豆腐を冷凍するときは、

「木綿豆腐より絹ごし豆腐の方が解凍時になめらかになりやすい」

「ペースト状にしてから冷凍すれば食感は変わりにくい」

という情報もありました。

しかし、基本的に、豆腐は冷凍すると本来のなめらかさは失ってしまうと考えてください。

家庭の冷蔵庫で冷凍する場合、凍っていく中でどうしても水分が抜けてしまうためです。

【豆腐の冷凍方法】
  1. 豆腐を加熱する(湯どうし、またはレンジで20~30秒)
  2. 赤ちゃんの月齢にあわせて細かくつぶし、ペースト状にする(すり鉢や裏ごしがベター)
  3. 製氷皿に小わけして冷凍

しっかり冷ましてから冷凍してくださいね。

離乳食の豆腐を冷凍するときは、かならず下茹でをして加熱処理します。

そして、赤ちゃんの月齢に合わせて、すりつぶしたり、刻んだりします。

・離乳食初期→ペースト状(慣れてきたら、みじん切り)

・離乳食中期→2~3㎜角(慣れてきたら、4~5㎜角)

・離乳食後期・完了期→7~8㎜角


すりつぶしの場合は製氷皿や冷凍保存袋に、形が残っている場合は保存袋か密閉できる容器に入れて、冷凍しましょう

ペースト状にしないで冷凍した場合、豆腐の大豆部分と水分が冷凍により分離して、高野豆腐のような茶色に変色します。

食感も高野豆腐のようにスポンジ状になり、離乳食には向きません。

離乳食で、豆腐を冷凍保存する場合は、ペースト状にするのがおすすめです。

豆腐をそのまま冷凍した場合、解凍後に細かく刻むのは大変です。

ペーストにした状態で冷凍することで、解凍後そのまま使うことができるので便利ですよ。

ペースト状にするには、すり鉢や裏ごしがおすすめですが、すり鉢などがない場合は、厚手のビニール袋を使用し、手ですりつぶすこともできます。

豆腐の保存方法まとめ

ここでひとまず、豆腐の保存方法をまとめておきましょう。

・冷凍する

豆腐を加熱後、ペースト状または、細かく切って容器に入れ冷凍する

→食感がぱさぱさした感じになる

・余った分はタッパーに水と一緒に入れておく

余った分は豆腐が隠れるくらいの水を入れて冷蔵庫にいれておく。

→食感はなめらかなまま

・冷凍豆腐を買う

保存方法ではないですが、ぱさぱさな豆腐は嫌だけど、冷凍でストックが欲しい、という場合は生協や通販で冷凍豆腐を買うのもおすすめです。

→ぱさぱさの食感にはならない

・小分けにされている豆腐を買う

スーパーなどで小分けに売られている豆腐を買うのも1つの方法です。

→なめらかな食感&保存がきく

初期は少量しか使わないので勿体ない気がしますが、私はスーパーで小さめの豆腐が四つや六つ付いている物を買うようにして、離乳食で使った分以外は私がドレッシングなどで食べちゃってました。

離乳食の豆腐の解凍方法は?パサパサや変色してても大丈夫?

結論から言ってしまえば、冷凍して変色した豆腐は、食べることができます。

お豆腐から水分が抜けた状態ですので、栄養価も変わりがありません。

変化するのは、色と食感です。

【豆腐の解凍方法】
  • レンジで加熱
  • 器に入れて熱湯をかける
  • 急ぎの場合は、凍ったままの豆腐を鍋に入れて味付け

ちなみに、冷凍保存した豆腐は、高野豆腐のようになっていますので、味が染みやすいというメリットがあります!

ただ、ぼそぼそとした食感になるので、離乳食初期などには向きません。

高野豆腐も離乳食後期までは、すりおろしてあげるのが理想とされています。(赤ちゃんの離乳食の進み具合に合わせて調整してくださいね)

片栗粉でとろみをつけてあげたり、ほかの食材と合わせて調理することで、ぼそぼそ感は感じづらくなりますよ。

離乳食の冷凍した豆腐!いつまでに食べる?

離乳食の豆腐を上記の方法で冷凍した場合、保存期間の目安は、約2週間です。
ですが、できれば1週間以内に使い切ることをおすすめします。

冷凍した日をメモしておくと安心ですね。

便利!冷凍豆腐

実は、スーパーに行かなくてもこんな冷凍豆腐が買えちゃいます。

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コープに冷凍豆腐があると知って、他では売っていないのかと探し回ってやっとありました。
商品には特に明記されていませんが、絹豆腐らしいです。
メールで問い合わせたところ、丁寧に返答してくださいました。
商品はドーンと1kなので、ジッ○ロックに分けて2つになりました。
粒の大きさは、ちょうどお味噌汁や麻婆豆腐の豆腐の大きさを想像してもらえれば良いと思います。
豆腐の触感は正直、木綿よりの絹ですが私は気になりません。
煮崩れしにくいと書いてありますが、そんなかんじです。
離乳食用に買ったので、必要な分だけ使えてとても重宝しています!
いつも離乳食で使った豆腐のあまりを食べていたのですが、その必要がなくなりました。
商品はとても安いのですが、送料が商品の倍近くするので他のものと一緒に買わないと辛いですね。

ネットや生協で購入することができます。

絹ごしとうふをサイコロ状にカットし、急速冷凍した商品です。

カットしてあり、必要な分だけ使えるので便利です!

口コミでは、

とってもおいしかったです。バサバサ感もなく、普通の豆腐でした。

普通のお豆腐より歯ごたえがあります。お値段的には少し高めですが、日持ちがし、少量ずつ使えるので、離乳食に重宝しますよ。

とあります。

これなら離乳食だけでなく、朝食の準備にも便利で、時短アイテムにもなります!

ネットや生協なら、宅配してくれるので、赤ちゃんがいるママにもオススメですよね。

冷凍した豆腐の離乳食レシピ!

それでは、冷凍した豆腐を使ったレシピをご紹介していきますね!

冷凍した豆腐は、先にも紹介した通り、解凍すると高野豆腐のような食感になってしまいます。

ですので、大人の料理には使えますが、離乳食中期(生後7~8ヵ月)ごろまでは、あまり適していません。

しかし、調理次第(豆腐単体ではなく、何かと混ぜて調理するなど)で、その高野豆腐のような食感が緩和されますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね!

豆腐ハンバーグや豆腐のおやきなどは、冷凍しても豆腐の食感にほとんど変化がありませんので、おすすめです♪

豆腐のデザート(離乳食初期)

【離乳食初期から】豆腐のデザート

きなこの風味と黒ごまの香ばしさで食が進みます!

【離乳食初期から】豆腐のデザート【材料(1食分)】

・冷凍豆腐 15g

・冷凍かぼちゃ 15g

・バナナ 1/3本

・きなこ 適量

・すりごま(黒) 適量

【作り方】

1.豆腐、バナナ、かぼちゃを容器に入れて600wで40秒加熱

2.きなことすりごま(なくてもよい)をトッピングして出来上がり!

【ポイント】

無調整豆乳や牛乳で滑らかにしてもおいしいです!
すりごまは、アレルギーの可能性もありますので、注意してください。もちろん、すりごまは、なくても大丈夫です。入れる場合は、少量ずつ与えるようにしてください。
冷凍豆腐特有のつぶつぶが、バナナによってなめらかになり、食べやすくなります◎


豆腐と野菜のとろみスープ(離乳食初期~中期)

【レンチン離乳食豆腐と野菜のとろみスープ】

冷凍保存してあるものを使って簡単に美味しい一品!出汁が効いてて、とろみがあって離乳食初期のベビーも美味しく食べられます!

レンチン離乳食豆腐と野菜のとろみスープ

【材料(1食分)】

・豆腐 10~20g

・じゃがいも 10g

・たまねぎ 10g

・出汁 20ml

・とろみのもと
(和光堂など) 適量

【作り方】

1.耐熱容器に豆腐と豆腐がだいたい浸かるくらいの水を入れて、電子レンジ600wで30秒加熱する。

2.豆腐は水を切り、時期に合わせて、すり潰したり、小さく切ったりする。

3.冷凍保存してある、じゃがいも、玉ねぎ、出汁キューブを耐熱容器に入れて電子レンジで加熱する。

4.豆腐と加熱した材料を合わせて混ぜる。

5.好みのとろみになるまで、少しずつとろみのもとを入れて混ぜれば完成!

【ポイント】

冷凍保存してあるものは、途中でかき混ぜて、全体をしっかり加熱してください。
和光堂などの「とろみのもと」を使っています。片栗粉のように水で溶く必要がないので楽チンです!
とろみがあるので、冷凍豆腐特有のつぶつぶ感が緩和されて食べやすくなります◎


じゃが豆腐おやき(離乳食中期)

【じゃが豆腐おやき】

離乳食中期〜OKな手づかみメニュー第3弾☆冷凍OK♪

【材料(4㎝×6個)】

・じゃがいもマッシュ 35g

・絹ごし豆腐 20g

・ブロッコリー 小さじ1

・人参 小さじ1

・片栗粉 小さじ2

【作り方】

1.野菜はみじん切りにする。全部混ぜて焼くだけ☆

【ポイント】

早い子は、手づかみ食べをしたくなる離乳食中期です。おやきは、手づかみ食べに適したメニューです。いろんな具材が、ひとまとめになるので、冷凍豆腐のボソボソ感も気にならなくなります◎

固さは片栗粉の量で調節してください。お子さんの嫌いな食材を細かく切って入れれば食べてくれるので色々入れて活用できます!


ふわふわ豆腐ハンバーグ(離乳食後期)

【ふわふわ豆腐ハンバーグ(離乳食後期)】

手づかみでも食べれます!

View image on Twitter【材料(10個分)】

・解凍した豆腐・・・半丁

・じゃがいも・・・大1個

・ツナ缶・・・1個

・にんじん・・・1/4本

・小松菜・・・1/8束

・片栗粉・・・大さじ5

・バター・・・ 適宜

【作り方】

  1. じゃがいもをゆでつぶす
  2. にんじん・小松菜をみじん切りにする
  3. ツナ缶は油を切る(油が気になる場合は湯通し)
  4. すべての材料を混ぜる
  5. バターをひいて焼けば完成!

【ポイント】

ハンバーグは、手づかみ食べにおすすめのメニューです!
私も、子どもが自分で食べたいという意思がでてきたら、しょっちゅう作っていたメニューです。
最初に豆腐ハンバーグを作っておいてから、冷凍するのもオススメです!


豆腐とベジタブルのカレー(離乳食完了期ごろ)

【豆腐とベジタブルのカレー(離乳食完了期ごろ)】

野菜もたっぷり食べられます!

画像

【材料(1人分)】

・解凍した豆腐・・・小さじ3ほど

・じゃがいも・・・中1個(2cm角ほどに切り水にさらす)

・たまねぎ・・・1/4個(みじん切り)

・にんじん・・・2cmほど(1cm角ほどにカット)

・トマト・・・1/4個(種をのぞきざく切り)

・かぼちゃ・・・3cmほど(皮と種をのぞき適当な大きさにカット)

・カレー粉・・・ほんの少量

・水・・・100~150cc

・片栗粉(水でといておく)

【作り方】

  1. 解凍した豆腐とたまねぎをさっと炒める
  2. 1とかぼちゃ以外のカットした野菜、水を鍋に入れて煮込む
  3. かぼちゃをレンジで加熱してつぶす
  4. 2に3のマッシュかぼちゃを加える
  5. 4にほんの少量のカレー粉を入れて煮込む
  6. 野菜がやわらかくなったら完成!

【ポイント】

子どもが大好きなカレーライス。離乳食完了期となれば、冷凍豆腐のボソボソ感もなんのその。ぱくぱくと食べてくれますので、冷凍豆腐を活用すれば、栄養もボリュームもアップです!
とろみがたりない時は、火を止める前に水溶き片栗粉で調節してくださいね◎

まとめ

いかがでしたでしょうか。

冷凍した豆腐の冷凍保存に関することをお伝えしました!

冷凍保存した豆腐は、食感や色が変化するものの、栄養価は変わらないので、工夫次第では、離乳食で使えそうですね!

保存も2週間ほどできます◎

また、ネットや生協では、すでに冷凍された豆腐を購入することもできますので、こちらも選択肢に入れたいところです!

今回の記事が、少しでもママやパパの離乳食づくりの負担を減らし、お子さんの健やかな成長につながってくれることを祈っています☆

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