コロッケやフライドポテト…などの揚げ物ってとっても美味しいですよね。
子供も揚げ物が好きな子が多い印象を受けますが、大人でも揚げ物が好きな人は多いです。
そんなみんなに好かれる揚げ物ですが、美味しいという点とは反対に油分が多かったり
フライドポテトだと、塩分が多かったりと子供の内蔵に負担をかけてしまう食べ物です。
そろそろ揚げ物あげてもいいのかな…?いつからあげるべき?
と迷っているママさんも多いはず。
そんな揚げ物をあげる時期について考察してみました。
赤ちゃんの離乳食に揚げ物はいつから食べさせるべき?
揚げ物デビューするなら離乳食が終わった完了時期、1歳半すぎごろがおすすめです。
離乳食の後半(離乳食完了期)には油小さじ1杯程度から食べても良いと言われています。
ハンバーグを焼いたり、魚を焼いたりするのにこの程度の油は使用しても問題ないということですね。
ただ、油を摂取して良いとはいっても、油分をたっぷり含んだ揚げ物は、消化の際に赤ちゃんの内臓にかなりの負担をかけてしまいます。
油のすべてが悪いわけでは、ありませんが特に負担となるのが酸化した油です。
お惣菜の揚げ物は、時間が経っているため、油が酸化し、良くない油に変化してしまっています。
家で作る揚げ物はすぐ食べるので、特に気にする必要はありませんが、時間が経って酸化した油は赤ちゃんにあげないほうが良いです。
また、量を多く食べれば食べるほど、油の摂取量も多くなりますね。
なので、基本的に離乳食時期には揚げ物は提供しないことをオススメします。
では、いつから揚げ物をあげるのが良いのでしょうか。
揚げ物デビューするなら離乳食が終わった完了時期、1歳半すぎごろが良さそうです。
とはいえ、離乳食が終わった1歳半の子供も、大人に比べるとまだまだ内臓は発達途中の時期なので油分が多めの食事は消化に負担をかけてしまいます。
ひどい時には下痢を起こしてしまう場合もあります。
なので、いきなり大人と同じように食べ始めるのではなく、食べさせる頻度を少なくしたり、衣をとったりなどのそれぞれの家庭でのルール付けが必要になってきますよ。
例えば
・外食の時だけ揚げ物を食べさせるようにする
・ごくたまに食べる
・食べるときは少ない量だけ食べさせるようにする
・衣は食べさせない
などなど。
揚げ物をあげるときの注意点
・加熱は十分に。
・揚げ物油は新しいものを。
1歳半以降に揚げ物デビューする際は、きれいな油で揚げるようにしましょう。
先ほども述べましたが、酸化した油は体に負担をかけます。
揚げ物油を毎回、新しい油に取り換えているご家庭は少数派だと思います。
毎回、油を変えるなんてもったいないですもんね。
なので、最初から揚げ物をあげるのではなく、パン粉や片栗粉をまぶして焼いた揚げ物風をあげるのがおすすめです。
ささみや魚などに、まぶして焼くだけでカリカリとしておいしくなりますよ!
また、油を変えずに、同じ油で揚げ物をした場合、子供のアレルギーを引き起こすこともあるので注意が必要です。
例えば、エビフライを揚げた油で別の揚げ物を食べたら、エビアレルギーが発症するということですね。
また、加熱は十分に行ってくださいね。
特にお肉は半生では、危険ですし、もちろん野菜なども生のままでは消化しづらかったり食べづらかったりします。
子供にあげる場合は、一口サイズ・火の通りやすい大きさにして揚げることをおすすめします。
みんないつデビューしているの?
では、他の家庭ではどのタイミングで揚げ物デビューさせているのでしょうか。
ほとんどの家庭では、子供が食べたそうにしたり、保育園の給食で出てきたりというきかっけで皆さんあげ始めることが多いようです。
我が家も1歳1ヶ月の頃に、大人の食事に興味をもって揚げ物を欲しがったので、試しに与えてみたのが揚げ物デビューのきっかけでした。
世間に比べてデビューは少し早かった気もしますが、大量に食べるということもなかったので、特に問題はありませんでしたよ。
また保育園に通っていると揚げ物に出会う機会も多くなります。
我が子の保育園では、離乳食が終わる1歳以降にはかぼちゃのコロッケなどがメニューに組み込まれていますよ。
保育園で出たそのコロッケは、衣のパン粉にごまを混ぜて焼いてあり、見た目にも味にもヘルシーでした。
コロッケは色々な野菜を混ぜ込むことができ、小さく丸めて揚げることができるので、手づかみ食べの時期にも最適で子供の食事に取り入れやすいです。
全く揚げ物をあげないというのは、子供に色々な食品に触れさせるという面でも良くないかなと思うので、適度に取り入れていくのが良いですね。
ちなみに我が子は2歳半頃には大人と同じように食べていました。ソースなどがよく染みた衣は子供にとって、とても美味しいものなようです。
ただ1度濃い味に慣れてしまうと、もとの離乳食、幼児食が味気なく感じ、元に戻りづらくなるので、なるべく味はつけずに薄味であげることをおすすめします。
別記事で、ポテトフライはいつから食べられるのかも紹介しているので、よろしければご覧下さい。
外食・唐揚げや天ぷらはどうやって食べさせる?
唐揚げなどは衣の部分とって食べさせるのは少し手間もかかるし難しいですよね。
外食でもお子様ランチに唐揚げがついていることが多いです。
かといって多くの油分を含んだ唐揚げをそのまま食べさせるのは抵抗がある…というママさんが多いはず。
なので食べさせる時は工夫が必要です。
→食べさせる前にキッチンペーパーでよく油を拭き取る
→衣部分が少ないところを子供に食べさせるようにする
→なるべく少ない量で小さい唐揚げからあげるようにする
天ぷらの場合も同様、余分な油をキッチンペーパーでよく拭き取ることが大事です。
消化に負担がかかるので、なるべく油の摂取を控えてあげたいですね。
そして大人と同様の量ではなく少ない量であげること。
食べさせすぎには絶対に注意してあげるようにしましょう。
天ぷらの場合は、気になるときには衣をとってあげると良いと思います。
よく年配の方も、揚げ物の衣だけ取って、中身だけをよく食べています。
特に外食の場合は、衣を取ってあげると良いです。
私自身、飲食店で勤めていましたが、揚げ物油はいちいち取り換えません。
とんかつ・エビフライ・からあげ…なんでも1つの油で揚げていました。
特にファミレスのような大型店舗の場合、そういったことが多いですから、アレルギーの可能性を考慮しても、衣は取ってあげると安心ですね。
すでに、そういった食物アレルギーがわかっている場合は、店のほうに
「アレルギーがあるため揚げ油は分けて欲しい or 揚げ物を別の料理にしてほしい or 揚げ物だけ抜いてほしい」
ということを事前に伝えておきましょう。
子供でも食べやすい”衣”のアレンジレシピとは
子供にはヘルシーな衣、揚げ方をすることで、油の摂取量などを調整することができます。
揚げ物の衣は様々なもので工夫できます。
例えば、湯葉やあられをつけて揚げることもできます。
また、揚げるのではなく、揚げ焼きや、パン粉をかけてオーブンで焼くという工夫もできます。
以下に、そういった工夫がされているレシピをご紹介していきますね。
1歳~の揚げ物レシピ
揚げずにかぼちゃの天ぷら
材料
かぼちゃ食べたいだけマヨネーズ500円玉くらい絞る薄力粉50グラム水75cc油(今回は米油)1かぼちゃを5ミリ厚くらいに切る2ボールにマヨネーズを絞りだし、水を入れてよく混ぜる3薄力粉を入れ、菜箸でトントンとする感じで混ぜる(混ぜすぎず、ダマがあっても大丈夫)4フライパンに多めの油(フライパン全面に油が行き渡る程度)を入れ、温める5衣をつけ、フライパンで揚げ焼きに★両面焼けたら出来上がりクックパッドより
スコップコロッケ
他にも、揚げないコロッケでも有名のスコップコロッケがオススメ!
これなら油で揚げないので、幼児期のコロッケとしても安心して食べさせられます。
衣を使わないコロッケ
またこちらのレシピでは、衣自体を使わないコロッケのレシピが載っています。
大人にはちょっと物足りないかもしれないですが、コロッケの味は楽しめそうですね。
湯葉衣揚げコロッケ
料理名:マッシュルーム詰めコロッケ湯葉衣揚げ
作者:まひまひゆかりん■材料(2人分)
じゃが芋 / 250g
玉ねぎ / 30g
ベーコン / 1枚
マッシュルーム / 大5個
オリーブオイル / 小1
塩、胡椒 / 各少々
乾燥湯葉 / 大4
小麦粉(衣用) / 適量
卵(衣用) / 1/2個
キャノラー油 / 適量
グリーンリーフ、食用花、水菜(つけ添え) / 適量
とんかつソース / お好みで!■レシピを考えた人のコメント
乾燥湯葉を衣にし、マッシュルームを土台にしたコロッケを作りましたが、カリカリとした食感で、なかなか美味しかったです!
2歳~揚げ物レシピ
■ 鶏肉醤油 目分量みりん 目分量酒 目分量小麦粉 適量
- 1、鶏肉を食べやすい大きさに切る
- 2、醤油、酒、みりんで下味をつけ、10分程、寝かせる
- 3、小麦粉をまぶしい、フライパンに少し多めの油で焼く
たら(切り身)3~4切れ塩麹 大さじ1.5~2片栗粉 適量1、たらをひとくちサイズに切る。骨をのぞく。
袋に たらと塩麹をいれて、なじませる。
30分~1時間 位置く。
2、片栗粉をまぶして、
170°で揚げたら完成。
こちらのレシピでは揚げていますが、フライパンで焼くだけでも十分だと思います。
揚げないよ!春巻きビーフポテトコロッケ by *anglique*
春巻きの皮10枚 1パック
人参 半分くらい
ジャガイモ 大2個
玉ねぎ 大1個
ひき肉 250g
塩胡椒 小さじ1
鶏がら顆粒だし 小さじ11
人参半分を小さめのサイコロにカット。油を入れたフライパンで中火で炒めます。2
人参を炒めている間に、同じようにサイコロにカットしたジャガイモ大2個分を入れて更に炒めます3
玉ねぎ大1個をみじん切りにして、更に炒め合わせて行きます。4
炒め合わせた野菜は奥にやって。手前にひき肉を入れ炒めます。5
ひき肉に半分くらい火が通ったら、ひき肉と合わせて、塩胡椒、鶏がら顆粒だしをいれて、さらに全体を炒め合わせて行きます。6
人参が柔らかくなればOK,味が馴染むまで、少し冷ましておきましょう。
冷めたら、春巻きに乗せて巻きます。7
破れにくい巻き方は、左右を巻きこむ時に同時にせず、
右を織り込んだらくるりと半周巻きます。次に左を織り込み、半周巻きます8
油を敷いたフライパンで中火からじっくり火を通し、カリッと両面を焼いて下さい。
適量を適切な時期にあげるのが大事
油分を使う料理も、健康を維持するためには多少摂取することも大事です。
適切な時期に、適量を与えてあげるのがいいですね。
家族で揚げ物を食べる頻度などを子供にも分かるように明確にルール化して、
揚げ物を楽しく食べることがいいですね。
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