女の子の憧れのプリンセスになれる靴、それがガラスの靴。
本当のガラスの靴を履くのは難しいですが、昔からそれに似た靴「ラバーサンダル」(ラバーシューズ・ラバーパンプス)があります。
最近では大人の女性用のものもあり、夏の足元のおしゃれアイテムでもありますね。
ですが、裸足で履くこともあり、昔から靴擦れしやすい靴としても定評があります。
今回はそんなラバーサンダルを履いた時に起こる、靴擦れや足の痛み、それらの対策をご紹介していきます。
我が子もラバーシューズデビューをしたのですが、スーパーでの買い物くらいの移動距離でも「足が痛い..」と言って、抱っこされていました。
足は痛いけど、かわいい靴だし履きたい…!そんな乙女心を救うべく、今回はラバーシューズの靴擦れ防止策をご紹介していきます。
ラバーサンダル(パンプス)の靴擦れ防止策~購入前編~
ラバーサンダルを履く際の靴擦れ対策として、まずは購入する時のポイントをご紹介します。
もう購入してしまっている方は、見出しから購入後のポイントをご覧下さい。
では、靴を購入する際の大切なポイントを2つ紹介します。
試着
まず、ラバーシューズを購入する際の大切なポイント1つ目は試着です。
とにかくこれが大切です。
大人の場合もそうですが、洋服以上に靴の試着は大切だと思います。
試着、購入の際のポイントとしては、足のサイズピッタリのものを選ぶということです。
子供の足はすぐ大きくなるので、余裕を持って少し大きめのものを選びたくなりますよね。
その気持ちは本当によくわかります。
洋服の場合ワンサイズ上のものでも良いですが、足となると成長の要となるので、その時の大きさに合ったものを選ぶようにしましょう。
かかとがすぐに脱げてしまうほど大きいサイズにしたり、逆にフィットさせようとして小さいものを選んでしまうと靴擦れの原因になってしまうことがあります。
靴のサイズを選ぶときのポイントは、つま先と靴の隙間が7ミリ前後空いていることなんだそうです。
試着したときに、つま先を押して指が入るくらいのサイズを選ぶようにしましょう。
ゆとりのあるデザイン
そして2つ目はつま先の尖っていない、ゆとりのあるデザインを選ぶということです。
大人の女性なら経験した方も多いと思いますが、パンプスなどもつま先が尖っている靴ほど、足が痛くなりやすいですね。
子供の靴でそこまで尖っているデザインは少ないですが、つま先が丸くなっているなど、足の負担が少なそうなデザインを選ぶようにしましょう。
靴擦れの原因とは?なぜなってしまうの?
なぜ靴擦れになってしまうのか、その原因を知って対策をしていきましょう。
靴擦れになる原因は、靴と足の間に摩擦が起こることによるものです。
- 靴のサイズが合っていない
- 歩き方に癖がある
- 靴が足に馴染んでいない
などによって摩擦が起こり、靴擦れを起こしてしまいます。
靴のサイズが合っていない
靴のサイズが合っていないと歩くたびに足と靴が擦れて、靴擦れを起こしやすくなります。
靴擦れで済めば良いですが、そのまま履き続けるとタコができたり、外反母趾になる可能性もあります。
上記でも紹介しましたが、なによりも靴のサイズ選びが重要ということです。
歩き方に癖がある
歩き方は、個性というか、癖がありますよね。
靴底のかかと部分がすり減りやすい人や、つま先部分がすり減りやすい人など、歩き方は人それぞれ違います。
特に、重心が偏った歩き方をすると、片方の靴底だけがすり減って、一部に力がかかってしまうため靴擦れが起こります。
パンプスの足先が靴擦れしやすいのも、足先に力がかかっているからなんですね。
もちろん子供も例外ではなく、上手に歩けていない(癖がある)と、靴擦れしやすくなってしまいます。
子供に歩き方の癖を直しなさい、というのは難しいでしょうから、靴のほうで靴擦れをしない工夫をできると良いですね。
靴が足に馴染んでいない
新しい靴を履いて靴擦れをする、というのもよくある話ですよね。
これは、靴の形が足の形に馴染んでいないために摩擦が生じてしまうことが原因です。
スニーカーや革靴は履いていれば、時間とともに足に馴染んでくることもあります。
その点、ラバーシューズはどうかな、と思っていたのですが、我が子も最初履いていた頃は
「足痛い…」と言っていたものの、履き始めてから2ヶ月程すれば何も言うことなく履いていました。(週に2回履く頻度の場合です)
ということは、ラバーシューズでも履いていれば、足の形に馴染むということですね。
ラバーサンダルの靴擦れ対策は?
靴擦れを防ぐ対策として
- 靴の揉み解こし
- 絆創膏
- 靴下を履く
- インソールなどの靴擦れ防止グッズ
- クリームを塗る
- 制汗スプレー、ヘアスプレー、ベビーパウダー
などがあります。
靴の揉み解こし
靴は買ったばかりだと、足の形に合わず、痛くなってしまいます。
なので、買ったら靴のかかとやつま先の部分を引っ張ったり、もんだりと柔らかくしておきましょう。
とはいえ、揉み解こしただけではすぐに履ける(靴擦れしない)というわけではないので、以下で紹介する方法と組み合わせて履くと良いでしょう。
絆創膏
以前ラバーサンダルを履いて靴ずれができてしまった場合は、前回、靴擦れが出来た場所に、あらかじめ絆創膏を貼っておくと良いです。
絆創膏が肌をカバーしてくれて、靴擦れを防止してくれます。
靴擦れ用の絆創膏も販売されていますよ。
靴下を履く
靴擦れを防止するのは靴下や、タイツ、ストッキングを履くのが効果的です。
最近では、サンダルにも靴下を履くのが流行っていますから、違和感は少ないのではないでしょうか。
靴下を履くことで、ラバーサンダルを着脱しやすくなります。
普通の靴下を履いても良いですが、シースルーの靴下を履けば、おしゃれさと機能性を兼ね備えることができます。
個人的には、シースルーの靴下がオススメです。
我が家でも、「靴下+ラバーサンダル」が定番な靴擦れ知らずの方法ですよ!
靴擦れ防止グッズ
靴擦れ防止グッズはいろいろな種類が販売されています。
足に直接貼るものや、靴に貼るものなど様々です。
足に貼るものは、何度も使えないので、家計的には靴に貼って何度も使えるタイプのものが良いですね。
100均でも販売されていますから、お近くの店舗を覗いてみても良いでしょう。
何度も使えるジェルパッドも便利です。
洗えるので衛生面も安心&お子さんとママ兼用で使えますね。
他にも、ピンポイントでつけられるものもあります。
サイズが小さいので、お子さんの小さい靴でも使いやすそうです。
クリームを塗る
靴擦れしやすい場所にワセリンなどのクリームを塗っておけば、摩擦を軽減できます。
外出先では、緊急としてリップクリームやハンドクリームでも代用できますよ。
制汗スプレー、ヘアスプレー、ベビーパウダー
クリームと同じく、摩擦を減らす効果があります。
これらのスプレーはサラサラになることで摩擦を減らします。
制汗スプレーやベビーパウダーは足と靴両方に塗っておくと良いですね。
ヘアスプレーは靴にかけておくと良いでしょう。
サラサラになるといえば、虫除けスプレーなどもサラサラになります。
夏場は虫除けを兼ねて、足元にもスプレーしておけば、靴擦れ対策になりそうですね。
靴擦れができてしまったら?
外出先で靴擦れになってしまったら、とにかく絆創膏です。
これ以上、摩擦によって靴擦れがひどくなる&傷口から雑菌が入るのを防ぎましょう。
絆創膏はコンビニやスーパーでも販売されています。
クッション性のあるものを選ぶと良いですよ。
帰宅後は、患部を洗って、また絆創膏を貼ってくださいね。
水膨れができてしまったら、絆創膏を貼って皮がめくれるのを防ぎましょう。
潰してしまうと、雑菌が入ってしまうので潰さないでください。
まとめ
ラバーサンダルの靴擦れ防止方法などについてご紹介してきました。
絆創膏ならカバンの中に何枚か入れておくことができますね。
ぜひ、ラバーサンダルで夏のお洒落を楽しみましょう!!
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