カニやエビの甲殻類、離乳食にいつから食べさせる??アレルギーの症状は?せんべいも

カニやエビの甲殻類、離乳食にいつから食べさせる??アレルギーの症状は?せんべいも

離乳食、毎日おつかれさまです!

さて、夏休みに旅行へいったり(北海道とか有名ですよね)、親戚の集まりがあったりして、赤ちゃんにカニやエビを食べさせてもいいのかどうかと、迷う機会がおとずれた方も多いのではないでしょうか。

また、今年も残すは数か月。着々と年末へと近づいていきます。年末年始には、カニやエビを食べる機会もあるかと思います。

今回は、赤ちゃんにカニやエビは食べさせても大丈夫なのか・・・について迫ってみます。

別記事にて、北海道の旭山動物園の夏・冬の服装などをご紹介しています。

赤ちゃんの離乳食。カニやエビは、いつから食べさせてもいいの?

パエリア

結論から申し上げますと、離乳食としては×です。

離乳食完了期(1歳~1歳6か月)で、△とする見解もありますが、

いろいろと調べた結果、甲殻類は、1歳半までは、与えない方が無難という意見が多数です。

なぜ1歳半なのか、それはアレルギーの危険性が高い食品であるという点と、離乳食完了期であるという点です。

まず、アレルギーになりやすい年齢を見ていきましょう。

下記の表は、即時型食物アレルギーの年齢分布です。

出典:明治の食育

0、1歳の頃がアレルギー発症数が多くなっています。

アレルギーのことについては、このあと詳しくご紹介していきますが、月齢が低いときほど、アレルギーを発症しやすいです。

タンパク質は、豆腐や魚、お肉からでも接種できますので、慌てて食べさせる必要はないということですね。

また、子供用のお菓子かっぱえびせんも、1歳から、として販売されています。

(ちなみに、普通のかっぱえびせんとの違いは、塩分が40%カットされていて、大きさや口溶けなどが調整されている点です。)

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アレルギーになりやすいから、といった理由だけで、1歳から、としているわけではないと思いますが、エビを謳っている商品が1歳から、としているので、これも1つの目安となりそうですね。

かっぱえびせんでアレルギーを発症することは、少ないようですが、こういったことも含めるとデビューは1歳以降で良さそうです。

ちなみに我が家は1歳6ヶ月に甲殻類(蒸しエビ)デビューしました。

これも「デビューしよう!」と意気込んであげたわけではなく、たまたま食べる機会があったためです。

エビ・カニの栄養は?

エビやカニは子供にもあげたくなるほど、栄養がたっぷりなのでしょうか。

見ていきましょう。

エビの栄養はこちら。

  • タウリン・・動脈硬化の予防、肝機能強化
  • 高タンパクで、低脂質
  • ビタミンE・・血行を良くする
  • アスタキサンチン(エビの殻に多く含まれる)・・眼精疲労

カニの栄養はこちら。

  • ビタミン12・・貧血予防
  • ビタミンE・・抗酸化作用
  • 銅や亜鉛・・貧血の予防や改善
  • タンパク質・・体や血液をつくる
  • アスタキサンチン(カニの赤い色素)・・免疫力を高める

エビもカニも、高たんぱくで、ビタミンや鉄分などを豊富に含んでいます。

アレルギーがなかったら、積極的にとりたい食材ですね!

しかし、甲殻類アレルギーはとても心配です。

続いて、アレルギーについて詳しくご紹介していきます。

エビやカニの甲殻類アレルギー。幼児に気をつけたいことは?

エビサラダ

アレルギーを起こしやすいとして、必ず表示しなくてはならないのが「特定原材料」。

それに含まれているのが、エビとカニです。

上記でも低月齢なほど、アレルギーを発症しやすいとご紹介しましたが、

特に、食事の幅が広がる7歳ころは、甲殻類がアレルギーの新規発症のトップになっています。

一般的に、小学生になってから初めてあげたら、甲殻類アレルギーだと発覚した、という感じですね。

たしかに、小学生頃になれば、初めて食べる食材にそこまで慎重にならないことが増えるのかもしれません。

アレルギーの症状は?

もし、アレルギーだった場合、食後に以下の症状が出るそうです。

・皮膚の発赤

・蕁麻疹

・腫れや痒み(皮膚・口の中・喉・唇・耳など)

・下痢

・吐き気、嘔吐

・腹痛

・頭痛

・目の充血

これらのアレルギー症状は、食べなくても、直接、赤ちゃんが手で触るだけでも出ることもあります

そして、怖いのは、アナフィラキシーショックです。

最悪の場合、呼吸困難になり、死に至ることもあります。

特に、甲殻類アレルギーはその症状の出方が激しいと言われています。

甲殻類でのアナフィラキシーショックは、小麦の次に多いそうですよ。

万が一でも、そうなったら、困りますよね。

そんなリスクを抱えてまで、無理に食べさせなくてはならないのか?

食べさせようとしなくて大丈夫です。

絶対に与えた方がよいという食材でもないため、

消化器官がある程度発達する3歳~4歳を過ぎたあたりくらいからで十分といわれています。

それでも、もし、子どもが食べたがったり、

食卓にあがる機会等があったりで、与えてみようということになりましたら、

しっかりと加熱!!

です。

甲殻類のアレルゲン物質は、高温で調理をすると低下すると言われています。

そのため、幼児にエビやカニを食べさせる際には、しっかりと加熱することが大切ですよ。

ちなみに、しらすや、ちりめんじゃこにも注意が必要です。

加工の過程で取り除けなかった、小さなエビやカニが混入していることがあります。

また、かまぼこなどの魚のすり身を加工した食品も、その魚が餌としてエビを食べていることがあるので、注意が必要です。

こういった食品には、「当製品にはエビやカニが含まれています」などと記載されています。

これらを食べてエビ・カニアレルギーの症状が現れたというのは、少ないかもしれませんが、離乳食でしらすなどを使う場合は、1度水洗いしてからでも、良いかもしれませんね。

また、エビアレルギーを持っている場合、高確率でカニアレルギーであることが多いです。

エビアレルギーの主な原因となるのは「トロポミオシン」というタンパク質ですが、これはカニにも含まれ、互いのタンパク質構造がよく似ています。

そのため、エビアレルギーとカニアレルギーはセットで持っている可能性が高いのです。

また、「トロポミオシン」は、タコやイカ、貝類などにも含まれています。

エビやカニほど、構造は似ていませんが、注意が必要です。

かっぱえびせんは大丈夫?

普段生活している上で、子供が一番甲殻類を接種しやすい機会は、えびせんべいなどの「甲殻類のおせんべい」(かっぱえびせんなど)です。

エビカニのおせんべいは、風味・旨みがあって美味しいですよね。

エビやカニのアレルギーを持っている方でも、かっぱえびせんは食べられる、という方もいます。

これは食材を加熱することでアレルゲンが低下し、アレルギーを発症しづらくなるといわれていること、お菓子に含まれている量が少量、などといったことが理由です。

もちろんかっぱえびせんにも加熱してあるとはいえ、エビは少量含まれています。

もし、かっぱえびせんでもアレルギー発症したら、本物のエビでもアレルギーの症状が出るでしょう。

おせんべいは本物のエビ、カニと違って手軽に取り入れられます。

祖父母だったり近所のおばちゃんだったりと、まだ甲殻類デビューしていないことを知らない方が、気づかぬうちに与えている、ということもありますので、注意が必要です。

最近のベビー食品は、アレルゲン食品の表記がされていますから、確認しておきましょう。

食べさせる時間にも注意!

東明駅の壁にかけられた古い丸時計

甲殻類アレルギーの症状は、顕著に出ますから、エビやカニを食べさせるならば、

平日の午前中です!

病院に駆け込める平日の午前中ですね!これが鉄則となります。

アレルギー症状がでたら?

では、もしも、アレルギー症状が出た場合、どうすればいいのでしょうか。

子どもにアレルギー症状が出ると、あわててしまいますよね。

まずは、症状がどの程度であるのかということを見極めましょう。

先に記したような症状が出ていても、本人に元気があって、呼吸が正常である場合は、

あわてずに病院へつれていきましょう

この際に、口の中に食べ物が残っていたら、口をゆすいでから病院へ向かう方がいいでしょう。

万が一、呼吸がおかしくなっているときは、アナフィラキシーショックの可能性が大ですので、早急に、救急車を呼んでください!

まとめ

・カニやエビなどの甲殻類は、離乳食として与えない。

・与えるのは、3歳をすぎた辺りからで十分。早くても、1歳半くらいからにする。

・必ず、しっかりと加熱して食べさせる。

・初めて食べさせるときは、平日の午前中にする。

・アレルギー症状が出た場合は、呼吸が正常かどうかを見極め、病院へ連れていく。

一般的に、3大アレルギー(卵・小麦・牛乳)は、乳児のころに発症しやすいですが、成長とともに治まってくるケースが多いです。

一方で、甲殻類アレルギーは治りにくいといわれています。

また、大人になってから、あるとき急にアレルギー反応が出た、というケースも珍しくないそうです。私の職場の中にも、そういう方がいらっしゃいました。

「今まで平気だったのに?!」「大人になってからアレルギーになることなんてあるの?!」という具合で、みんな驚いていました。

大人になってからアレルギー反応が出ることもるということは、あまり認知されていないようです。

ちなみに、甲殻類アレルギーは、大人のアレルギーの中では、最も患者数が多いそうで、65人に1人くらいの割合だと言われています。

子どもが、アレルギーなく、いろいろな食べ物をいっしょに食べられたら、それはとても、幸せなことです。

しかし、甲殻類においては、慎重に、無理ない程度にすすめていくことがよさそうですね。

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