「ひかり」や「のぞみ」などの新幹線の多目的室は予約ができる?自閉症の人や授乳に便利!その利用方法、時間など。

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各新幹線には「多目的室」が設置されています。ママさんにとっては、授乳や赤ちゃんのぐずり対応で使わせてもらえると、とても助かりますよね。でも、そんなに簡単に使えるの?あらかじめ予約とかできる?利用時間は?そんな多目的室についての疑問やマナー、知ってトクする情報などを大調査!

 

 

新幹線多目的室の利用時間と利用方法

新幹線の多目的室には、座席や長シート席が常設してあります。ちょっと横になったり、おむつ替えしたり、授乳にも便利ですね。

個室になっているので周りの目を気にすることもありません。

 

しかし、誰にでもすぐに使えるわけではなく、優先順位があるようですよ。

 

 

障がいのある方が最優先

緊急性の度合いにもよりますが、多目的室使用の優先順位はだいたい以下のようになります。

 

①身体の不自由な方

自閉症などの発達障がいのある方

体調不良の方

④授乳やおむつ替えの場合

⑤周囲に迷惑をかけることがある場合

⑥緊急ではないが個室が必要な場合

 

身体の不自由な方が最優先なのは当然ですよね。

それだけでなく、自閉症や知的障がいなどの発達障がいのある方なども、優先して使わせてもらえるようですよ。特に、にぎやかな場所が苦手な自閉症の人には、ありがたい配慮ですね。

 

体調不良や授乳、おむつ替えなど、時と場所を選ばない事態が起こった時には、いつでも、誰にでも開放してくれるみたいですよ。障がいのある方が使っていないというのが大前提ですが。

必ず空いているとは限らないので「運良く空いていれば使える」程度に思っておいた方がよさそうですね。

 

 

また、長時間多目的室を占領するのはマナー違反です。各新幹線に一室しかないので、緊急事態に備えて、用が済んだらすぐに場所を空けるようにしましょう。

 

 

新幹線の多目的室

(出典:http://wheelchair-outing.a.la9.jp/

 

始発から終電まで使える

利用時間は始発から終電まで使えます。新幹線が走っている限りいつでも利用可能ということですね。

一回の利用時間の制限は特に設けてありません。必要な分、各自の判断で使ってください、ということです。

 

ただし、車内では何が起こるか分かりません。急に具合が悪くなったり、身体障がいのある方が途中から乗ってくることもあるかもしれませんよ。

 

お互いに譲り合いながら利用することが大切ですね。

 

 

乗務員やワゴン販売の人に申し出る

多目的室には、普段は鍵がかけてあります。自由に出入りすることはできません。

 

多目的室を使いたい時は、乗務員の方に申し出ることが必要です。近くに乗務員の方がいない時には、ワゴン販売の方でも鍵は開けてくれますよ。

利用が終わったら速やかに退室して、また乗務員の方に鍵を閉めてもらいます。

 

身体の不自由な人がその列車の全区間利用している場合もあります。その場合は、授乳などでは利用できませんので気をつけておきましょう。

 

 

使用は無料!

多目的室を利用することで特別な料金は発生しません。自由席、指定席、グリーン車に関係なく追加料金はないのです。

 

どうしても必要になった時には、とりあえず乗務員さんに、多目的室の使用状況を尋ねてみるといいかもしれませんね。

優先順位の高い人が、いつも使っているとは限りませんよ。

 

子どもが大泣きしている時などには、多目的室を使うことで、ちょっと安心するかもしれません。短時間でも使わせてもらえたら大助かりですね!

 

 

多目的室はどこの車両にある? やまびこ・ひかり・のぞみ・こまち・ときの場合

では、多目的室は全車両のどこにあるのでしょう?

多目的室の場所はある程度決まっているようですよ。

 

新幹線車両番号
やまびこE2系9号車
E5系5号車
E6系12号車
ひかり16両編成11号車
8両編成7号車
のぞみ全車11号車
こまち全車12号車
とき8両編成8号車1階
16両編成16号車1階

 

新幹線路線別に分けると以下の通り。

〈東海道新幹線〉(全車)11号車

〈山陽新刊茶園〉(8両編成)7号車 (16両編成)11号車

〈九州新幹線〉(6両編成)5号車(8両編成)7号車

〈東北新幹線〉(E5系・H5系)5号車(E2系)9号車

〈上越新幹線〉(E2系)9号車(E4系)8号車と16号車

〈秋田新幹線〉(E6系)12号車

〈山形新幹線〉(E3系)11号車

〈長野新幹線〉(E2系)9号車(8両編成)7号車(E7系・W7系)7号車

〈北陸新幹線〉(E7系・W7系)7号車

〈北海道新幹線〉(E5系・H5系)5号車

 

多目的室近くの座席は、小さい子どもを連れた親子がやたら多いそうですよ。みんな、よく調べているんですね!

 

 

多目的室の予約はできる?

小さい赤ちゃんと一緒に長距離を移動する時には、一時でもいいので、多目的室の使用予約ができると安心ですよね。

多目的室の予約はできるのでしょうか?

 

できません…ただし!

残念ながら新幹線の多目的室は予約はできません。

 

しかし、体が不自由で介助が必要な方は予約ができることがあります。多目的室の空き状況などを事前に問い合わせてみましょう。

自閉症などの発達障がいのある方も、療育手帳を提示することで、多目的室の予約ができることがありますよ。

だたし、身体障がい者の方が優先です。

 

残念ながら、インターネットによる予約はできませんが、事前に電話で予約することはできそうですよ。

予約をするのは2日前までとなっていますが、空いていればその限りではないそうです。

 

これらは障がい者の特権ですから、使わない手はありませんね!

 

 

多目的室の近くの席を予約する

健常者の方は多目的室の予約はできませんが、座席の場所を選ぶことはできますよね。

多目的室を使うことになりそうならば、近くの席を予約しておくといいかもしれません。

使用状況がすぐ分かりますし、移動距離も短くて済みますよ。

 

 

多目的室の近くが満席ならば、乗務員の方に声をかけやすい場所を選んでおきましょう。

鍵を開けてもらうのは乗務員さんです。いざ多目的室を使いたいということになっても、乗務員さんが近くにいないと焦ってしまいますよね。

ワゴン販売もそう頻繁にあるわけではありません。販売員の方に声をかけるのも一苦労ですから…。

 

お願いできる人が近くにいるというだけで、心にゆとりができますね。

 

 

まとめ

小さい赤ちゃんと一緒の旅行ならば、多目的室を使わせてもらえたらとても助かりますよね。障がいのある方を優先するのは当然ですが、空いているようなら積極的に利用したいものです。

 

新幹線に乗車したらすぐ、多目的室の場所を確認して、使用状況を把握しておくといいかもしれませんね。

多目的室をちょっとでも使わせてもらえたら、ママも赤ちゃんも、心穏やかに楽しい旅行になること間違いなしです!

 

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