保育園保護者会の役員の決め方と仕事!断り方は?

保育園

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保育園にも、幼稚園や小学校と同様に、保護者会の役員があります。

「たいへんそう・・」
「どんなことやるんだろう・・・」
「平日は仕事してるから、やれなさそう・・・」
などといった不安をもっている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

今回は、保育園の保護者会の役員についての記事です。

どのように決まり、また、もしなった場合にはどんな仕事内容なのか、断るにはどうすればいいのかなど、お伝えしていきます!

 

保護者会役員の決め方~現役員向け~

 

 

 

 

現在役員の方は、どのようにして次期役員を選出しているのでしょうか。

方法としては以下の方法があります。

  1. 役員の未経験者
  2. 立候補
  3. じゃんけん(くじ引き)

1.役員の未経験者

まず、役員を今までにやったことがない人が役員の候補者になります。

保育園によってやり方は変わりますが、例として我が家の保育園の方法を挙げてみます。

 

・保護者に役員経験の有無をアンケートする

・現役員が役員メンバーを選出する

・来年度役員が集まって、役割を決める

という流れです。

 

役員立候補者を募ることもありますが、我が家の場合は、「役員経験の有無」で聞かれました。

そうすることで、立候補者がいなくても役員を選出することができますし、未経験の方を現役員でランダムに選出することができます。

(このアンケート方法だと、半強制的に役員候補を選び出すので、選ばれる側からは「役員断れないじゃん」と思われることもあると思います。)

 

2.立候補

こちらもよく行われる選出方法です。

保護者に「来年度役員をやりたいか否か」アンケートをとります。

そして、そのうち、立候補がいれば、立候補者が役員になります。

「立候補する人なんているの?」と思われるかもしれませんが、仕事の忙しくない時期に終わらせてしまおう、と考える方もいるので意外といるんです。

このとき、立候補者がいればスムーズに決まります。

 

また、立候補者が多数いた場合、今回役員に当選しなかった方を優先的に次期役員にすることもあります。

ちなみに私はこのパターンで、一度立候補しましたが、その年は落選。

その代わり、次期役員には当選です。(仕事が忙しくない時期にやってしまいたかったので)

このように立候補者がいればスムーズに決まりますが、いない場合、次のじゃんけんやくじという方法になります。

 

3.じゃんけん・くじ

 

 

 

 

立候補者がいなければ、じゃんけんやくじで役員を決定するという流れになります。

役員経験者も込みで、保護者全体の中でくじをすることもあれば、役員経験者をのぞき、未経験者の中からランダムに選ぶということもあります。

未経験者からランダム選ぶのは、上記でも紹介した①の方法と似ていますね。

 

経験者も込みでくじとなると、経験者からは、「一度やったのに!」などの不満も出かねません。

園児数の少ない園などでは、2度役員になることもありますが、園児数がある程度ある園では、未経験者から選ぶほうが良いでしょう。

 

保育園保護者会の役員の仕事は?

 

 

 

 

保育園の保護者会の仕事の内容は、以下の通りです。

仕事内容
会長保護者会代表。話合い進行。式典等での祝辞。
副会長会長補佐。保育園との仲介。
会計保護者会費の管理。(予算・集計)
書記話合い議事記録。保護者会便り作成。
広報保護者会便りの印刷・配布。
図書保育園の絵本の管理。(修繕・返却確認)
イベント保護者会主催イベントの計画・運営

保育園によって役員の仕事は様々です。

我が家の保育園では、会長・副会長・会計・書記・イベント担当という役割がありました。

 

会長・副会長は、年長クラスの役員が担当することころもあれば、役員なら誰でもなる可能性があることもあります。

各担当の仕事内容以外に、保育園の行事(運動会の練習、餅つき大会等)のお手伝いのお仕事もあります。

 

役員の仕事内容は保育園によって特色がありますが、基本的には保育園の運営に関わるということになりますね。

 

保護者会役員の会合はいつ?どのくらい開催?

 

 

 

 

それぞれの担当の仕事内容によりますが、月1程度の会合があります。

会合では、どんなことを話し合うのでしょうか?

以下は、一例です。

  • 保護者会費の使い方(予算)について
  • 保護者会イベントについて(親子遠足など)
  • 運動会の保護者競技について
  • 発表会でのビデオ・写真撮影について
  • 保育園への要望のまとめ

それぞれ保育園で行われるイベントは、先生方と保育園の役員さんたちが協力して作り上げているといえます。

そして会合が行われる日ですが、基本的には、平日の夜か土曜日に行われています。仕事がない時間となるとそういった時間になりますね。

私自身も役員をしましたが、保育園の保護者は、皆さん働いていることが多いので、頻繁な集まりは少ないように思います。

最近ではLINEなどの連絡ツールもありますから、集まりはほとんどなく連絡はLINEが主という感じです。

では保護者会中、子供たちはどうするのでしょうか。子供たちも参加しています。

子供を預けられる人がいる場合、大人だけでの参加でOKですが、みなさんなかなか託児は難しく、子連れ参加が多いです。

役員は3歳以上児の保護者がなることが多いと思います。3歳以上になれば、会合中の1時間ほどは遊んで待っていられます。

 

また、話合いは、保育園や市の施設にある保育室で行われるので、子どもたちはそばで遊んでいることができますよ。

どの保護者もみなさん境遇は同じですもんね・・・。とはいってもバタバタです(^_^;)

 

役員の決められ方~保護者向け~

 

 

 

 

月に一度程度の開催とはいえ、生活がバタバタするし、なんとなく気が重い役員・・・。
「なるべくならやりたくない」というのが本音ではないでしょうか。

役員の決め方は、立候補・くじなどのランダム選出の2通りが主流です。

 

【立候補のメリット・デメリット】

園によっては、年長クラスで役員になると、会長や副会長になる確率が高まることもあります。

みなさん、会長や副会長になるのを避けるために、子どもが未満児クラス・年少・年中クラスのうちに役員をしておこうということで、立候補するんです。

会長や副会長の大役を免れる可能性が高いのがメリットと言えるでしょう。

また、立候補でしたら、仲良しのママ友といっしょに役員をすることも可能ですよ。

  • メリット:子どもが小さいうちなら、会長や副会長を免れる可能性が高い。仲良しのママ友といっしょに役員をできる。
  • デメリット:必ず役員となる

 

【じゃんけん(くじ引き)のメリット・デメリット】

立候補しないでいれば、役員にならない可能性もあります。

しかし、必ずしも免れるという保証はありません。そして、子どもが年長クラスの場合、会長や副会長の大役が回ってくる可能性もあります。

 

  • メリット:役員を免れる可能性がある
  • デメリット:会長や副会長の大役が回ってくる可能性がある。他の役員の方がよく知らない方の場合もある。

園児数の少ない園だと、役員を免れるのは難しいので、好きな時期に立候補してしまうのが良いかもしれません。

 

役員をやるメリット

トラブルや困りごともありますが、役員をやるとよいこともあります。

  • 新しいママ友ができる
  • 保育園の運営について知ることができる
  • 子どもの保育園での様子を見ることができる

 

保育園の保護者同士は、なかなか話す機会が少ないですよね。

登園時間もお迎えの時間もバラバラですし、仕事をしているママがほとんですので、みんなバタバタしていておしゃべりする時間や機会はあまりありません。

 

しかし、役員をすると、月に一度程度の話合いをしますし、同じ担当になった役員は、密にかかわることになります。

そうした活動を通すことで、新しいママ友ができ、ネットワークが広がるんです。

 

そして、行事の準備やお手伝いでは、日ごろあまり見られない子どもの保育園での様子をみることもできます。園によっては、運動会のリハーサルを見られるので、わが子の位置が事前にわかることもメリットも◎

 

役員は保護者の方々からのさまざまな意見をとりまとめたりするので大変なこともあります。

ですが、保育に関する方針などのいろいろな意見を知れたり、他の保護者の方よりも一足先に裏事情なども知ることができますよ。

 

保護者会役員の断り方

 

 

 

 

基本的にはボランティアですので、できない理由がある場合は、保育園に事情を話して相談するのも一つの方法ですね。

代わりの方を見つけてお願いしておけば、なお、他の方にも迷惑がかからなくていいでしょう。

 

役員の免除はある?

役員は、仕事をしていると免除されるということはありません。

しかし、園によっては、妊娠中0歳の子がいる家庭は免除されるという場合もあります。

もしも役員になって、会合への参加が難しい場合は、担当の仕事をできる範囲でやるのも一つですね。

他の役員の方と相談しながら、役員の仕事をすることも可能です◎

 

【役員を免除されやすい条件】
  • 一度役員をやったことがある
  • 家族の介護の負担が大きい
  • 妊娠や持病で体調的に厳しい
  • 0歳の子がいる
  • ひとり親家庭でかつ実家の助けも得られない

上手な断り方の例

例えば、今年仕事で重役がまわってきていたとします。忙しくなりそうな年に、保育園の役員も回ってきたらてんてこまいが予想されますよね。

そうしたときは、前向きで協力的な姿勢を見せることです。

「今年は、仕事で一大プロジェクトの一員になっていますので、来年になりましたら役員に協力させてください。」

 

また、夫の協力が得られない場合もあります。

「今は、主人が単身赴任しており、来年になりましたら戻ってきますので、そうしてから役員をやらせてもらえないでしょうか。」

 

はじめから「できません」と全面否定するのではなく、

「介護で役員することが難しいのですが、○○の係でしたら協力させてもらえそうです。いかがでしょうか。」

などと、やる気がないわけではないという姿勢を示すことが大切です。

 

絶対にやってはいけない!断り方

事情があれば、断ることが可能かもしれません。

ただ、絶対にやってはいけないことは、噓をついて断るということです。

同じ地域に住んでいる以上、どこかでばれてしまうということがあります。

 

その際は、保育園のママたちから不信感を抱かれてしまいますし、トラブルのもとです。

子どもにも悪影響が出る可能性がないとはいえません。

嘘つきのママの子は、うそつきというレッテルを貼られてしまう可能性もなきにしもあらずです。

 

職場に相談してみよう

 

 

 

 

役員を引き受けることが難しい理由が、仕事の場合でしたら、役員を断るのではなく、職場に相談するのも一つです。

保育園の役員になったことを伝えておくと、理解ある上司でしたらそのように対応してくれるでしょう。

 

実際に相談して、

「平日に休みがとりやすくなった」

「仕事量や仕事内容を配慮してもらえた」

などという声もありました◎

保育園に相談するのではなく、逆に、職場に相談するのも一つかもしれませんね。

 

役員のトラブル・困りごと

保護者会役員となると、トラブルもつきもの。
とくに多いのは、お金関係のトラブルです。

 

会合で話し合われた予算がオーバーしてしまうこともあります。

会計になった場合、計算ミスだけは避けたいです。

 

もしも、予算オーバーとなったら、保護者の方々に再度、予算を徴収しなければなりません。

そのために文書を作って配布したり、説明したりしなければなりませんので、大変です。

中には、会計担当の自腹にしたという情報もありました。

 

次いで、トラブルとまではいきませんが、他の役員たちとの関係に困るということもあります。

特に、じゃんけんで役員になった場合、他の役員の方がよく知らない方であることもあります。

話合いがわいわい行われていても、「自分は肩身が狭い」なんてことも。そういう悩みもあるんですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

保育園での保護者会の役員の決め方や仕事内容、断り方についてお伝えしました。

それぞれの保育園で決め方や仕事の内容は変わってくるとは思いますが、だいたいのイメージがついていただけたのではないかと思います。

 

なるべくならなりたくないと思う保護者会の役員ですが、わが子がお世話になる保育園ですので、園の活動に少しでも協力しようという想いが大切ですね!

今まで役員をしてくれたママに感謝し、自分のできることをやっていきましょう。

どうしても保護者会の役員をやれないという事情がある方は、これからも保育園のママたちとも交流は続いていきますので、この記事を参考にして、上手に断ってくださいね◎

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