小学校に入学してから、体調不良、忌引、旅行で学校を休みたい!そんな時って通学していたら必ず1度はありますよね。
保育園や幼稚園なんかでは休む時は、直接電話で連絡すれば良かったですが、小学校ではお友達に欠席の旨を書いた連絡帳を持っていってもらうこともあります。
でも初めての欠席の連絡、どうやって書いたら良いのかわからないですよね。
そこで
・連絡帳で小学校へ連絡する際に、伝えておいた方がいい
・書き方のパターン
をご紹介します。
電話で欠席連絡をする際のマナーや例文もご紹介しています。
風邪などで欠席する時の連絡帳の書き方
突然ですが、日本の法律の中に「学校教育法」という法律があります。
その中に「子どもがなぜ学校を休んでいるのか、記録を残さなければならない」という細則があり、細則では学校を休む理由を、以下の4種類に分けることになってます。
①病欠
②事故欠
③出席停止
④忌引
これは全国共通。
学校によっては「欠席連絡を連絡帳で行ってください」と言われるところもあるようですが、
基本的に欠席連絡は、電話連絡でも、連絡帳に書いて近くの子に持って行ってもらっても、どちらでも構わないです。
ここでは、連絡帳に書くことを前提として紹介していきますね。
また電話連絡の場合、同じことを電話口で伝えればいいと思いますよ。
まず風邪や怪我などで学校を休む場合は、①の「病欠」にあたります。
①病欠の時の連絡
・病気なのか怪我なのか
・連絡帳や連絡プリントは誰に預けてもらうといいか
・病気や怪我の様子
・どこの病院にいつ行くか
・何日ぐらい休みそうか
・日中、どこで、誰が見ているか
・お見舞いが必要でない場合はその旨
担任の先生は、一人でも欠席があると、1日中気になって仕方のないものです。
「今日は病院へ行ってゆっくり休ませます。」のひと言を付け加えておくと、ちょっと安心されるかもしれません。
旅行などで欠席する時の連絡帳の書き方
旅行などで欠席する場合は、②の事故欠になります。
「事故?」「事故は起こしてないけど?」とちょっとドキッとされるかもしれませんね。
上記の学校教育法では、病気や怪我以外のことはすべて、「事故欠」扱いにします。
実際の「交通事故」とは、違う意味での「事故」欠です。
変な呼び方ですね。
①事故欠の時の連絡
・欠席の理由
・連絡帳や連絡プリントは誰に預けてもらうといいか
・旅行や用件の内容
・何日ぐらい休みそうか
・その間の緊急連絡先
あとは、無事故で無事帰ってくることが、担任へのマナー?です。
インフルエンザなどで欠席する時の連絡帳の書き方
「欠席」と書きましたが、厳密には「出席停止」です。
インフルエンザなど、学校保健法に定められた「学校伝染病」にかかり、医師の診断が出て学校を休む場合は、「出席停止」となります。
インフルエンザ・百日咳・麻しん・流行性耳下炎・風しん・水痘・咽頭結膜熱・結核など
出席停止なら通知表なんかも全く影響ないと思うかもしれませんが、出席停止で休んだ分は「登校しなければならない日数」というものが減って記録されます。
(例)1学期が80日あって、出席停止が5日だった場合「1学期の授業日数は75日である」と記録される。
出席停止とは「登校しなくていい日」という扱いになるのです。
また出席停止の期間は、医師の診断によって変わってきます。
病気が完治し、感染する心配がなくなった時、医師から「登校許可証」が発行されるのでそれが出て初めて、登校できるようになります。
出席停止の場合「罹患報告書」を学校に取りに行くなど、ちょっと手続きが煩雑になります。
「罹患報告書」は、ネットでダウンロードできることもあります。
インフルエンザの旨を学校に伝えれば、担任の先生からも登校まで手続きの指示が出ると思うので、わからないことがあれば欠席連絡とともに先生に聞いておきましょう。
①出席停止の時の連絡
・学校伝染病(インフルエンザなど)の可能性があること
・病気の様子(どのくらい熱が出ているか、など)
・いつ、どこの病院へ行くのか薬局はどこか
・「罹患報告書」をどうするか(保護者が取りに行くのか、誰かに預けてもらうのか)
・連絡帳や連絡プリントは誰に預けてもらうといいか
・日中、どこで、誰が見ているか
・お見舞いが必要でない場合はその旨
インフルエンザの場合は、通院、家族への感染など、家庭内での対応が大変になります。
そこらへんは学校も担任もよくわかっていますので、マナーとかは特に気にする必要はありません。
子どもが早く元気になるために時間を使ってあげてくださいね。
葬儀などで欠席する時の連絡帳の書き方
基本的に通夜・告別式への出席等は「忌引」となり、欠席扱いとはなりません。(法事は含みません。)
上記の「出席停止」と同じ扱いです。
日数は5日以内を目安としますが、遠隔地の場合は往復に必要な日数を加算します。
忌引の対象は生徒の父母・祖父母・兄弟姉妹・叔父叔母です。(三親等以内。)
①忌引の時の連絡
・誰の葬儀なのか
・遠方の場合のみ、どこで、いつ葬儀が行われるのか
・連絡帳や連絡プリントは誰に預けてもらうといいか
・何日ぐらい休みそうか
・その間の緊急連絡先
近親者の葬儀の場合、担任が参列したいと思っているかもしれません。
その時は、決まってからからでいいので、一応、葬儀の会場と時間まで伝えた方が親切ですね。
家族葬など、参列を遠慮してもらいたい場合は、その旨をきちんと伝えておく必要があります。
まとめ
学校を休む場合の連絡帳の書き方について、ご紹介してきましたがいかがでしたか?
子どもが学校を休むのは、家族旅行を除いて、ほとんどの場合、あまりうれしいことじゃないことが多いと思います。
でも、いつでも対応できるように、4つのパターンを覚えておくと、どこかで役に立つかもしれませんね。
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