「ベビーサークルを置く場所なんて、わが家にはない」
「使うのは一時だしな」
と、ベビーサークルの必要性の有無を考えているおうちの方も多いのではないのでしょうか。
今回は、そんな悩みを少しでも解決すべく、
・ベビーサークルの必要性
・おすすめの大きさ
などについて紹介したいと思います!
ベビーサークルの必要性は?必要ない?
ベビーサークルは2種類の使い方ができます。
・ベビーサークルの中に子供をいれる
・触って欲しくないものをベビーサークルで囲う
必要性についていえば、絶対必要なものではありません。
結論、それぞれのおうちの事情に合わせて、使い方・購入するか否か、を検討してもらえばOKです。
しかし、そうはいっても、悩みどころなので、ベビーサークルのメリットとデメリットをまとめてみました。
ちなみにですが、我が家でもベビーサークルを購入しましたが、子供は大泣きだったため使うことはなくなり、必要なかったな、という印象です。
【メリット】
- 赤ちゃんから少し目を離さなければならないときに安心
- 上に兄弟がいる場合、ぶつかってしまうリスクを防ぐことができる
- 上の兄弟の遊びの妨げを回避できる
- テレビやコンセントなど触れて欲しくないものから守る
バタバタと忙しい毎日。なかなか赤ちゃんを多数で面倒をみることは多くないと思います。
そういう場合、赤ちゃんの安全な場所を一時的に確保できるのは、便利なアイテムとなること間違いなしです。
宅配便や調理中など、赤ちゃんから目を離す際に、あると安心することができます。
特に、生活スペースが2階で、宅配便が来たときなどは、抱っこして1階におりるか、2階で待っていてもらわないといけません。
荷物を持って、赤ちゃんを抱っこして、となると大変なので一時的にベビーサークルがあると便利です。
子供が増えると、一つの部屋に子供が2人、3人…
そうなると、心配になるのが、赤ちゃんとの接触事故。
遊びに夢中になっているお兄ちゃん、お姉ちゃんは、赤ちゃんのことまで気が回らないものです。
そんなとき、赤ちゃんをベビーサークルに入れておくことでそんな事故を防ぎます。
赤ちゃんがまだ寝返りができないような小さい間は、特にそういった危険から守ることもできます。
逆もあります。上の子が、夢中になって遊んでいるおもちゃを赤ちゃんが台無しにしてしまうこともあります。
どうなるかと言えば、上の子が癇癪を起こし、こちらもその都度フォローにまわります。もう、みんなストレスです。
ベビーサークルを使えば、そんな悩みを解決してくれるでしょう。
ずっとベビーサークルに入れておくのもかわいそうなので、上の子がベビーサークルの中で、積み木をするという方法もあります。
子供ってなぜかテレビを叩きませんか?
最近のテレビは薄型なので、倒れてこないか心配になります。
テレビ周りには、コンセントやテレビ台の引き出しなどがあり、子供に触って欲しくないものが多いですよね。
テレビにベビーサークルを設置する家庭も多いようです。
子供をベビーサークルに入れるのではなく、「触って欲しくないものをベビーサークルに入れる」という考え方です。
【デメリット】
- 部屋が狭くなる
- 部屋の雰囲気がごちゃごちゃした感じになる
- 閉じ込められた赤ちゃんがぐずる
- ベビーサークルによる事故
- ベビーサークルをまたぐのが高い・入口まで周るのが面倒
ベビーのためのサークルといっても、大きさはそこそこありますので、お部屋に置くと、もちろん圧迫感が出ます。
ベビーサークルを選ぶポイントでも紹介しますが、コンパクトにたためるものや、薄型のものを選ぶのも良いでしょう。
便利なアイテムですが、もちろん置いておくと、部屋の景観は損なわれてしまいます。
育児中は仕方ない現象ですが、ベビーサークルに洋服をかけたり、タオルをかけたりと、部屋の中がごちゃっとしやすいです。
動き始めた赤ちゃんの個性もそれぞれです。
安全は確保できますが、自分の思うように活動できなくてぐずぐずしてしまう赤ちゃんもいるでしょう。
サークルのなかで、こちらを向いてずっと泣いている・・・なんてことも起こりうるのです。
まさに我が家がそうでした。ベビーサークルから出られないと知ると、大泣きで、結局ベビーサークルをうまく活用することができませんでした。
子供が立てるようになると、ベビーサークルに寄りかかることも出てきます。
そうすると、ベビーサークルが倒れそうになることもあります。
我が家では、倒れた際にサークルにつかまったままで、床とサークルの間に指を挟んだこともありました。
また、ベビーサークルに足を挟むという事故もあるようです。いくらベビーサークルとはいえ、親がしっかりと見ておく必要はあります。
ベビーサークルは入口までまわらないと入れないのが面倒です。
大人がベビーサークルをまたいでいけば楽じゃんと思うかもしれませんが、ベビーサークルは意外と高さがあります。
身長の低い方や、足腰の弱い年配の方はまたぐのが難しいです。
ベビーサークルの入口は数センチの段があります。
ベビーサークルを出入りする際は、その都度またがないとけないので、子供もつまずきやすいですし、大人もつまずきやすいので、注意が必要になります。
こういったタイプのベビーサークルならまたぐ必要はありません。
ベビーサークルはいつからいつまで使う?
赤ちゃんの行動範囲が広がってくる頃からが使用スタートの目安です。
ハイハイするようになれば、本格的に必要にはなってきますが、寝返りをするころから、必要になる赤ちゃんもいます。
わが子は、昨日まで、ごろごろと寝ていたのに、あるとき、少し目を離したら、めちゃくちゃ動いてた!なんてこともありました。上手に寝返りを繰り返していくと、赤ちゃんは、けっこう移動します。
ベビーサークルの卒業の目安としては、こちらの話が理解できるようになったかどうかです。
「ここは、危ないから行ってはいけないよ。」「これは、触らないでね。」といった言葉を理解している様子でしたら、卒業と考えていい時期でしょう。
これは、さらなるベビーサークルのメリットですが、ベビーサークルは、使用が終わった後も、おままごとやお店屋さんごっこ、秘密基地など、子どもの遊び道具としても使えます!
200円だけで「ダンボールままごとのキッチン」をDIY!で作ったキッチンも、ベビーサークルの中に作りました。
ベビーサークルのおすすめの大きさは?
次に、ベビーサークルを選ぶなら、どれくらいの大きさを選べばよいかについてご紹介します。
好みにもよりますが、大きすぎるものは、もちろんお部屋が狭くなりますし、逆にコンパクトすぎるのも、赤ちゃんが窮屈な思いをしてしまいます。
どのくらいの時間、ベビーサークル内で遊ばせるのかを考慮しながら、大きさを選ぶようにしましょう。
赤ちゃんの成長段階や、使用する部屋の大きさに合わせて長く使いたいとお考えのかたには、枚数などを調整してサイズや形を変えられるものがおすすめです。
ベビーサークルの選び方は?
ひとえにベビーサークルといっても、いろいろな種類や材質のものがありますので、そちらも吟味することをおすすめします!
- 外から赤ちゃんがよく見えるものを!
- 適切な大きさであること!
- 折りたためるかどうかを確認!
いくら安全を確保しているとはいえ、体調に急な変化が起こっていたり、身につけている洋服などで事故が起こっていたりする可能性もなくはないでしょう。
ベビーサークルの外からでも、赤ちゃんの様子がよく見えるものを選ぶと安心です。
メッシュ生地のものや、柵のように隙間が空いているものがおすすめです。
ベビーサークルをいざ設置してみたら、大きすぎて邪魔に感じたり、小さすぎて赤ちゃんが自由に遊べなかったりすることがあるかもしれません。
適度に活動ができ、なおかつ設置する部屋の広さにもあう商品を選ぶことが大切です。
我が家では、子供だけ入れればいいや!という感じで小さめのものを購入しましたが、子供に「一緒に入ろう!」と言われ一緒に入ったら、遊ぶスペースがかなり小さくなってしまいました。(汗)
どこにベビーサークルを置くかを決めたら、購入する前にどのくらいのサイズが良いか入念に検討してみましょう。
パネルや柵を増やして大きさが変更できるベビーサークルもありますよ。
また、赤ちゃんだけが遊べる大きさのベビーサークルでいいや、という感じに小さめのものを買うよりは、大人も一緒に入って遊べるサイズを選ぶというのが大切です。
赤ちゃんだけ入るサイズだと「ママに置いていかれちゃう」と泣くことが多いです。
’’ベビーサークルの中で大人も生活する’’というくらいに部屋(リビング)をベビーサークルでぐるりと囲い、その中で生活すると子供も泣かずに、過ごすことができます。
コンセントやテレビは壁についていることがほとんどですし、部屋の壁に沿ってベビーサークルを設置するというのは、大人も子供もストレスなく過ごせそうです。
万が一、お昼寝で大人が先に寝てしまっても、ベビーサークル内は安全なので、ベランダに出てしまうなどの危険から守ることができますね。
家事をしているあいだだけベビーサークルを利用したい場合は、折りたたむことができるかも重要なポイントです。
折りたためないベビーサークルは、掃除機をかける際も大変です。結構重いので…
折りたためると来客の際など、部屋を広く使えるので便利ですよ。
【材質】
・プラスチック製
プラスチック製のベビーサークルは軽量で、価格がリーズナブル、カラフルなものから落ち着いた色のものまで、カラーバリエーションも豊富です。
パネルを組みあわせて囲いにするタイプで、パネルを増設すれば広さを変えられる点に人気があります。
パネルにおもちゃがついているものが多く、赤ちゃんも飽きずに遊んでくれるでしょう。
・メッシュ製
メッシュタイプのベビーサークルは一般的に軽量でコンパクトなため、簡単に持ち上げられるので、掃除の際に便利です。
折りたためるものが多く、使うときだけベビーサークルを出したいご家庭に向いています。
中の様子が見やすいのも嬉しいポイントです。
また、持ち運びが簡単なので、別の部屋に移動して使用することが可能な点も大きな特徴と言えるでしょう。
・木製
木製のベビーサークルはしっかりした作りなので、安定性抜群・増設できるものが多いです。
また、インテリアとマッチしやすく、リビングにも置きやすいでしょう。
木製なのでそれなりに重量があり、移動させるのは少し大変かもしれませんが、子供が寄りかかることで転倒するというリスクは減るでしょう。
ベビーサークルの入手方法は?
さて、ベビーサークルを入手する方法は、新品や中古品を購入するだけではないんです。
これも、さまざまな方法で入手可能ですので、吟味してみてくださいね!
新品
古いベビーサークルの汚れが気になったり、誰かが使ったものに抵抗があったりする場合は、新しいベビーサークルの購入を考えてみましょう。
新品を購入するのであれば、設置場所の広さや赤ちゃんの状態にあわせてさまざまな種類から比較検討して選ぶことができるので、より最適なベビーサークルを探せるかもしれません。
西松屋などでも様々な種類が販売されています。
中古(リサイクル品)
リサイクルショップやフリマサイトなどで中古のベビーサークルを購入することができます。
長い期間使うものでもないので、希望にあったものが見つけられれば安く購入できるでしょう。
地域によりますが、リサイクルを推奨した育児用品のリユース活動が行われていないかもチェックしてみるのもおすすめです。
無料で、ゲットできてしまうかもしれませんよ!
その際は、ありがたく利用させてもらい、また次の方へバトンタッチできるといいですね。
レンタル
ベビーサークルはレンタルすることができます。
ただ、ベビーバスなどとは違い、期間は短いといっても2〜3歳頃までは使うものです。
あまり長期間レンタルするのであれば、購入したほうが安い場合もあるでしょう。
どのようなベビーサークルが良いか試してみたい場合や、引っ越しの予定があって設置場所の条件が変わりそうな場合などは、レンタルしても良いかもしれません。
レンタルして気に入ったら、そのまま購入できる場合もあります。レンタルする前に、どのようなプランがあるのか確認してみましょう。
手作り
DIYが得意なママやパパなら、ベビーサークルを手作りしてみるのもおすすめです。
ホームセンターや100均などで材料をを購入し、お気に入りのベビーサークルを作ってみてはいかがでしょうか。
市販されているベビーサークルでぴったりのサイズがなくても、手作りならライフスタイルにあわせたベビーサークルを作ることができます。
強度や安全性には注意しましょう。
手作りのベビーサークルを使用する際には、あまり過信しないようにしたいですね。
狭い家でも使えるおすすすめのベビーサークルは?
- 折りたたみタイプ
- 部屋に合わせて自由自在に大きさや形を変えられるもの
- コンパクトなベビーサークル
折りたたみタイプ
このように、さっと折りたためるものだと、必要な時に広げればいいので、狭いお部屋でも難なく使用できます。
しまっておく場所が必要になりますが、一時的に使いたいというご家庭は折りたためるものが良いですね。
部屋に合わせて自由自在に大きさや形を変えられるもの
サイズ感を確認!部屋に合わせて調整できるのも便利!
パネルをジョイントパーツでつなぎ合わせるものですと、形や大きさを変えられるものもあります。
お部屋の大きさに合わせて自由自在に変えられるのは、強い味方となりそうです。
こういったパーツを増やせるベビーサークルを利用して、部屋全体を囲ってしまう方もいるようです。
コンパクトなベビーサークル
こちらは、「日本育児」さんの『はらぺこあおむしミュージカルキッズランドDX』です。
こちらの商品は大きさが約一畳分です!サークル自体におもちゃがついているので、飽きずに長く遊んでくれそうです。
また、折りたたみもできるので、簡単に片づけることもできます。はじめからコンパクト最小限でいいという方には、おすすめです!
ベビーサークルの代用できるものは?
赤ちゃんをベビーサークルに入れるという発想をいったん捨てて、赤ちゃんに入ってっほしくないところにゲートを設置するという方法もあります。
それが、このような「ベビーゲート」です。
ベビーゲートは大きさもいろいろありますから、ご自宅の使いたいところに合わせて検討してみてください。
使いたいところはたくさんありますが、わが家では、階段で使っています。これは王道な使い方ですね。
ベビーサークルの代用で使った後も使いどころはいろいろとありますから、有効活用できるかなと思います。
突っ張る壁がある、ということが必要不可欠ですが、キッチンや階段などどうしても危ないという場所に使用することができます。
ベビーサークルに比べて、場所をとらないので、「ベビーサークルをおく場所はないけど、ガードするものが欲しい」という方におすすめです。
まとめ
ベビーサークルは、絶対に必要なものではありませんが、あると便利なアイテムです。
大きすぎるものは、もちろんお部屋が狭くなりますし、逆にコンパクトすぎるのも、赤ちゃんが窮屈な思いをしてしまいます。
それらを考慮して、大きさや種類を選びましょう。もし、使用しなくなっても、おもちゃとして使える(おままごと・お店ごっこ・ひみつ基地など)ので、あって損はないアイテムだと思いますよ!参考にしてみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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