3歳になっても喋らないのは発達障害?発達障害の特徴は?チェック表もご紹介します!

健康

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3歳で言葉の発達が遅いと気になってくるのが発達障害。我が子が発達障害かそうではないのか気になりますよね。

そこで今回は発達障害の特徴や、発達障害かどうかを判断するチェック表をご紹介します。

 

ちなみにネットで「発達障害」を検索してみると、ブログなどたくさんのページがヒットします。障がいに対して前向きに向かい合っている方々がたくさんいる証拠です。発達障害はもう、一人で抱え込む時代じゃないんです。

 

 

発達障がいの原因とは?

ひと昔前に、「発達障がいの原因は遺伝」だの「親のしつけが悪いから」などと言われていた時代があります。

とんでもない時代です。

今でも、お年寄りの中には、「家族に発達障がいがいるのは恥ずかしいことだ」と考えておられる方が少なくありません。

 

 

しかし、最近の研究で、発達障がいの原因は、脳の構造の違いや分泌するホルモンの量の違いによるものだということが、わかってきました。

「人類の脳の進化なのだ!」と言う人もいます。

今後も研究はさらに進んでいくでしょう。

 

それと同時に、環境を整えることで、生きにくさ、困り感が劇的に低減できることもわかってきました。

環境が変わり、それだけで力を発揮できるようになった方がたくさんいるのです。

 

原因がわかってきたことで、発達障がいとどう付き合っていくか、どう環境を整えれば力を発揮できるか、といった「生き方」の研究も進んでいます。

 

障がい者の就職の際に、雇用を促進しなければならない法律や、学校や職場、いろんな施設で環境を整えなければならない法律、治療で症状を緩和するなど、専門家と連携することで、障がいと正面から向き合う環境も整い始めています。

 

 

発達障がいの特徴は?

発達障がいがあるのかどうか、判断はとても難しいです。

「発達障がいのグレーゾーン(可能性はあるがどちらとも言えない)」という言葉もあります。

 

素人判断は危険なので、気になることがありましたら、早めに専門医に相談されることをお勧めします。

もし診断が出ても、幼稚園・保育園・学校などでは発達障がいについての学習が進んでいますし、環境も整いつつあります。

 

結果を恐れず、早めの対応をすることで、子どもさんの生きにくさを早期に解消できます。

 

一般的に発達障がいの特徴として…

 

一つのことに強いこだわりがある

同じことを繰り返す、じっと見つめて動かなくなる、ある特定のことに対して激しい拒否反応がある、周りが見えなくなるくらい没頭することがある、勝ち負けに異常にこだわる、などです。

 

激しいパニックを起こす

想定外のことが起こったり、好きなことができなくなったり、予定が変わったりしたときに、激しく泣いたり暴れたりして、なかなかおさまらない。すぐ手が出てしまう、といったことです。

 

感覚が過敏

周りが気にならない音をうるさく感じたり、特定の味や食感が苦手だったり、極端に嫌いな手触りがある、体を締め付けるものが嫌い、体を触られるのが嫌い、異常に眩しがりや、など。

 

言葉がなかなか出ない

周りの子どもたちと比べて言葉の出る時期が遅く感じる、単語しか話さない、おうむ返しが多い、など。

 

コミュニケーションが苦手

会話が成立しない、独り言や一人遊びが多い、周りの状況に合わないことを言う、相手の気持ちを考えずに話す、呼んでも気づかないことがある、目が合わない、など。

 

文字より絵の方が理解しやすい

絵に描いてあるとわかるが、文字の意味を理解するのは苦手、など。

 

じっとしているのが苦手

自分の順番を待てない、興味があるものを見つけたらすぐにそっちへ走っていく、じっと座っていられない、なんでも触りたがる、片付けが苦手、など。

 

がありますが、明確な判断基準は、専門家でも見つけるのが難しいと言われています。

 

3歳になっても言葉が遅く、喋らないのは発達障害?

発達障がいかどうかの判断は、3歳までは育ちのスピードの違いがあるので難しいそうです。

 

しかし3歳過ぎたらある程度の診断ができるようになるみたいですよ。3歳児健診で初めて発達障がいの診断を受けた、という方も多いようです。

 

 

一概には言えないのが難しいところですが、3歳過ぎたら、ほとんどの子は2つの単語を並べて話せるようになってきます。「ごはん」「食べる」、「おうち」「帰る」などです。

3歳過ぎても一つの単語でしか話せない、おうむ返しが多い、などの様子がある場合に、「言葉の遅れ」の可能性があるそうです。

 

 

この言葉の遅れにはいろんな原因が考えられます。

○名前を知らない、言葉の意味がわからない、など。

○周りとのコミュニケーションが十分でない、環境が限られている、など。

○うまく発声できない、聴覚に異常がある、など。

発達障がいや知的障がいの可能性がある、など。

 

 

言葉の遅れの原因は一つではありません。

なので言葉の遅れがあるから発達障がい?と直結するのは危険です。

早めに専門家に相談して、適切な対処を教えてもらいましょう。

 

発達障がいのチェック表ってあるの?

ネット上にはたくさん、発達障害なのかどうかのチェック表が存在します。

 

しかし、小学校入学時に発達障がいの診断を受けていても、卒業する時には何の問題もなくなっていた、といった子どもさんは多いです。

 

こういうチェック表は絶対ではありません。

素人判断で悩まずに、専門家と早く繋がりましょう。

 

 

ちなみにチェック表を大まかにまとめますと…

 

生活面

一人遊びや独り言が多く、会話が成立しない。

話しかけても目が合わない。表情がないように感じる。

こだわりが強く、じっとしているのが苦手。

大声を出したり、すぐ手が出たりする。感情が不安定。

大きな音が苦手で、好きなもの嫌いなものの差が大きい。

初めてのこと、想定外、予定の変更などでパニックになる。

場の空気を読むのが苦手。

整理整頓ができない。

長袖や長ズボンなど、体を締め付けるものが嫌い。手をつないだり撫でられたりなど、体に触れられるのを嫌う。

明るい部屋より薄暗い部屋が好き。

 

 

学習面

言葉がうまく出ない。

覚えるのが苦手なことと、得意なことの差が大きい。

いろんなことが気になって集中できない。

運動するとき、体の動きがぎこちない。

集団行動が苦手。

 

などです。

これらの項目に多く当てはまるようなら専門家に相談してみるのがベストですよ。

 

まとめ

発達障がいの特徴がわかると、どうすれば、生きにくさ・困り感を少なくできるかがわかります。

また周りの理解と適切な場づくりがあれば、落ち着いてのびのびと生活できるようになるのです。

 

ひと言で発達障がいといっても、障がいの様子は千差万別。

少しでも早く専門家と繋がりましょう。

 

ちなみに最もいいのは「できたことを褒める」ことだそうです。これは誰にでもできて、誰でも嬉しいことですね。

難しいことをあれこれ考えるより、今日からすぐにでもできることなのでぜひ実践していきましょう。

 

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