毎日の離乳食おつかれさまです。離乳食って、気を使いますよね。特に、初めて食べさせる食材は、ハラハラ、ドキドキ・・・
今回は、炊き込みご飯にしても美味しい「たけのこ」についてです。
子供にはえぐみがあってあげるタイミングに困る「たけのこ」
この記事では、
- たけのこはいつからあげられるのか
- たけのこを使ったレシピ
などをご紹介します。
赤ちゃんの離乳食|たけのこはいつから食べられる?
離乳食には、進め方があり、4段階の時期を経て離乳を完了します。
- 離乳食初期5~6ヶ月
- 離乳食中期7~8ヶ月
- 離乳食後期9~11ヶ月
- 完了食12ヶ月
このうち、たけのこが食べられるのは、後期の9~11か月です。
たけのこは、食物繊維が多いため、消化も時間がかかります。離乳食後期でしたら、赤ちゃんの消化機能も発達してくるので、生後9か月以降からがいいでしょう。
離乳食として、食べさせるときは、たけのこの穂先のやわらかい部分を与えるようにしましょう。
たけのこ離乳食レシピ
では、どのように与えるといいでしょうか。たけのこの離乳食レシピは、調べるといろいろと出てきますが、ここでもいくつかご紹介しておきます。
王道のたけのこご飯!普段からご飯が大好きな子におすすめです。
大人用に作ったのを取り分けてもあげられるので、忙しい方にもぴったり!
茶碗蒸しも子供の大好きな料理!
水煮などで処理してあるものを使えば、そこまでエグみは出ません。子供用にたけのこを細かく刻んであげる必要があります。
色んな野菜が1度に摂取できる水餃子もいいですね。手づかみ食べができる月齢なら、食育にもなるでしょう。タネだけ大人と共通で作り、大人用にはニラなどを入れれば家族みんなで同じものを食べられます。
私は、アレルギー反応がでるかどうかが怖かったので、まずは、たけのこ炊き込みご飯のごはんから食べさせました。
たけのこの成分がしみ込んだご飯のほうが、たけのこ自体を食べるよりも反応が少ないと思ったからです。慎重派の人は、参考にしてみてくださいね。
離乳食の基本ですが、初めて食べるものは少量からチャレンジしましょう。
「たけのこでアレルギー?」と思うかもしれませんが、食材にはアレルギーの可能性があります。
詳しくは以下でご紹介します。
アレルギー反応はあるの?
たけのこには、アレルギーの原因になる物質は含まれていないと言われています。しかし、アレルギー反応が出る場合もあります。
アレルギー物質が含まれていないのに、アレルギー反応を起こすものを「仮性アレルゲン」と言います。
たけのこの中にある仮性アレルゲンは、「アセチルコリン」という物質です。
主な症状
- のどのかゆみ、痛み
- 咳、喘息
- 鼻水
これらの症状が多いと言われていますが、ほとんどの場合、時間とともに治まります。
もちろん、心配な場合は、病院で診てもらうようにしましょう。
また、親がアレルギー体質の場合も、症状がでる可能性が高まります。万が一、アレルギー反応が出ると大人の場合よりも強く症状が現れるとされています。
お子さんが喘息や鼻炎を持っている場合は、特に、注意しなければなりません。
1~2歳の子供が食べるとき、注意点は?
- 新鮮なもの
- 柔らかいもの
- アク抜きをしっかり
赤ちゃんにたけのこを食べさせるときは、なるべく新鮮なものを与えるようにしましょう。その方が柔らかくえぐみが少ないからです。
しかし、新鮮なたけのこであっても、生や焼いたものでは、消化不良を起こすことが多いので、柔らかく煮たものを食べさせてあげるようにしましょう。
離乳食が完了した幼児であっても、たけのこがアレルギーの原因になることもあります。
先ほどお伝えしたように、たけのこ自体にはアレルギー物質は含まれていませんが、仮性アレルゲンによって、他のアレルギーの症状がひどくなる場合もあるようなので、注意したいです。
身体の発達が、ある程度安定するのは、2~3歳ですので、様子を見ながら食べさせる時期を判断するのもいいですね。
子供にはアク抜きを!①鍋に水を張り、皮がついたままたけのこを入れます。
②米ぬかと鷹の爪を入れて水を沸騰させます。
③2、3時間茹でて(水が足りなくなってきたら、そのつど足します)
冷めたら完成です。
子どもにたけのこを食べさせるときに注意する点は、アク抜きです。
たけのこの仮性アレルゲン「アセチルコリン」は、熱に弱いので、アクとともに、水に流れ出てきます。
しかし、育児をしていると、アク抜きするのも面倒だったり、時間がなかったりしますよね。
そういう方は、スーパーで売られているたけのこの水煮が便利です。
水煮は、しっかりアク抜きされていて、しかも柔らかく煮てあるので、離乳食でも使えます。使用するときは、縦方向に切って、よく水洗いをするようにしましょう。
ちなみに、私は、少し高くても国産のたけのこの水煮を購入するようにしています。スーパーには、中国産が多く出回っていて、安価ですが、子どもに食べさせるには、値が張っても、やっぱり国産が安心です。
たけのこをつかったおすすめレシピは、たくさんありますが、私が一番おススメなのが、
「春巻き」です!春巻きは、離乳食完了期から幼児の「手づかみ食べ」に最適なのです!
春巻きのレシピ
このレシピは、太巻きとなっていますが、私は、材料をすべて細めに、小さめに切って、細巻きの棒状春巻きにして、カリカリに揚げ焼きにするのがおススメです。子どもはカリカリとした食感につられて、中に入れた野菜ももりもりと食べてくれますよ!
まとめ
たけのこはいつからあげられるのかご紹介してきました。
エグみがあったり、繊維部分が硬かったりするたけのこですが、柔らかい部分なら問題ありません。
旬の食材は栄養価も高いですし、子供の味覚の発達にもなるので、ぜひ取り入れていきたいですね。
たけのこはアレルギーになりにくい食材ですが、「初めてあげる際は、少量からチャレンジする」これだけは忘れないようにしましょう。
いっしょに、楽しく、美味しくごはんを食べて、すくすくと成長しますように・・・☆
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