年末年始やお祝い事では、おこわやもち米、赤飯などお餅を食べる機会もあるかと思います。
今回は、もち米や赤飯をいつから食べさせることができるのかについてまとめます。
赤飯やお餅をあげる方法についてもご紹介しますね!
ちなみに、私が初めてもち米を使ったのは、お食い初めのときの赤飯です。
赤飯はもち米とはいえ、お米なので、赤ちゃんでも食べられるかな~と思ってました。
実際、お食い初めは生誕100日ですので、まだ、離乳食が始まっていないので、食べさせられませんでしたが(笑)
いったい、いつからもち米はあげて良いのでしょうか。
ご紹介していきます!
子供にもち米は何歳からあげられる?
おめでたいときに食べるお赤飯ですが、もち米で作られています。
1歳のお誕生日には、ぜひ!食べさせたいなんて思いますよね。
1歳で食べさせても良いのでしょうか。
答えは、×です。
赤ちゃんにもち米は、NGなのです。
なぜなのか。やはり、もちもちとした食感が理由です。
もちもちしたものは、奥歯でしっかりとかみ砕くことが大切ですから、歯がしっかりと生えていない時期ですと、喉につまらせてしまう事故につながりかねません。
奥歯が生えてくるのは、一般的に3歳前後です。
個人差がもちろんありますが、奥歯が生えた3歳前後からもち米を食べさせてあげるほうが安心です。
我が家の通っている保育園では2歳頃の給食に赤飯が出てきたことがあります。
保育園の先生に、「2歳でもち米って大丈夫なんですか?」と尋ねたところ、「2歳になればしっかり噛めるようになっているし、少しずつあげてるから大丈夫なんですよ」とのお返事でした。
第1子の頃は2歳頃に赤飯デビューしましたが、第2子の時には1歳半頃には赤飯デビューしました。
もちろん、子供に食べさせたら口いっぱいにして喉を詰まらせる可能性があるので、大人が少しずつあげていましたよ。
結論として、もち米は絶対に3歳まであげてはいけない!ということはありませんが、お子さんがしっかり噛めるようになる1歳半~2歳頃までは控えたほうが良さそうです。
お餅は何歳からあげられる?幼児から?
お餅ももち米と同様、もちもちとしてお米よりも固いので、奥歯が生え、しっかりと噛むことができるようになってから食べさせるようにしましょう。
特にお餅は、もち米以上にもちもちしていて、噛み切りにくいのであげるときは注意が必要です。
目安は、同じく3歳前後ですね。3歳前後になると、お餅を食べる条件が整います。
①歯がが生えそろう。
②よく噛んで飲み込むことができる。
③親の話を理解し、指示に従うことができる。
ただし、幼児のうちは、お餅を食べている間は保護者がそのそばから離れないようにしてくださいね!
のどにつまらせて、窒息すると大変です。
我が家の場合、下の子は2歳過ぎにお餅デビューしました。
とはいっても、本人がどうしても食べたがったため、本当に小さく切ってあげていました。
保育園では、毎年餅つきがありますが、食べられるのは年少さん(3歳以降)です。
~追記~
毎年お餅をのどに詰まらせる事故が多く報告されているため、園での餅つきはなくなりました。
皆さんもあげる際は十分に注意してください。
お餅は大人でも喉に詰まらせやすいですから、デビューを焦る必要はありませんね。
お餅・もち米を食べる際に、気をつけたいポイントをご紹介します。
①お子さんが眠くないかを確認する。
疲れていたり、眠いと、お餅をのどにつまらせてしまう危険が高まります。
しっかりと食事に集中している状態であげるようにしましょう。
②アレルギーの有無を確認する。
実は、もち米にもアレルギーがあります。
普段食べるお米では、米アレルギーがでなくても、もち米だけアレルギーを発症してしまうケースがあるようです。
やはり、初めての食材は、少量ずつですね。
アレルギーかな?と感じたら、アレルギー検査を受けるようにしましょう。
もしも、万が一のどに詰まらせてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
覚えておいて損はありませんよ!
- 突然声が出なくなった、首をおさえ苦しそうにしている、唇が紫色になった、などの場合は 窒息を疑います。
- 1歳未満の乳児には「胸部突き上げ法」と「背部叩打法」を数回ずつ交互に行いましょう。 意識がない場合、心肺蘇生(CPR)を行いながら119番通報し、救急車を呼びます。
- 意識がある1歳以上の幼児には「腹部突き上げ法」を行います。意識がない場合、心肺蘇生(CPR)を行いながら119番通報し、救急車を呼びます。
やり方
- 片手で体を支え、手の平で後頭部をしっかり支えます。心肺蘇生法の胸部圧迫と同じやりかたで圧迫しましょう。
- 片手で体を支え、手の平であごをしっかり支えます。もう一方の手の 平 の 付 け根で背中をしっかり叩きましょう。
- 背後から両腕を回し、子どものみぞおちの下で片方の手を握り拳にします。その手を腹部を上方へ圧迫しましょう。
病院を受診する?
- 窒息後、呼吸が戻った場合でも、念のため、受診しておきましょう。
救急車を呼ぶ?
- 呼吸が止まっている場合、直ちに心肺蘇生(CPR)を行いながら119番通報し、救急車を呼びましょう。
引用:子供の救急
詰まってしまった時に、慌てないためにも、覚えておくと良いですね。
(詰まらないようにあげるのが1番ですが…)
続いては、子供にもち米・お餅をあげる方法をご紹介します。
赤飯やお餅をあげる方法は?
赤飯やお餅を工夫して食べさせる方法がありますのでご紹介していきます!
【その1】温かいうちにあげる
赤飯などは温かい状態が噛み切りやすいです。
冷めたお餅が固くなって噛み切りにくかった経験ありませんか?
それと同様で、赤飯も冷めると固くなり、噛み切れず、また消化もしづらくなります。
電子レンジで温めるなどして、柔らかい状態であげるようにしましょう。
【その2】柔らかめに炊くor取り分けて煮る
もち米で赤飯を作る場合は、柔らかめに炊くか、大人の分から取り分けて煮るようにすると、柔らかくなり食べやすくなります。
噛む回数が少なくても上手に飲み込めるように、最初から柔らかくしておくと安心です。
【その3】赤飯をもち米でなく白米で!
赤飯でしたら、もち米をつかった赤飯でなくても、白米で炊くことができる赤飯もあります。
井村屋さんの商品はこちら▼
これでしたら、見た目は赤飯でも、もち米ではないので、赤ちゃんといっしょに食べることができますよ♪
わが家はこれがだいすき!白米なのに、めちゃくちゃおいしいです!お手軽に赤飯を味わうことができます♪
その他のメーカーから出ている赤飯のもともご紹介しておきますね!
はごろもフーズさんの商品はこちら▼
出典:Amazon
いなば食品さんの商品はこちら▼
出典:いなば食品株式会社
【その4】お餅を揚げる!!
子供は、カリカリって本当に大好きですよね!わが子も、おせんべいが大好物。それならば、お餅も揚げて、揚げ餅にしましょう!
お餅が余った場合にも応用できるので、覚えておくと役立ちます。
この、乾燥させる作業が大切です。乾燥させると、揚げたときに芯が残らず上手に揚がりますよ。
また、油に投入する際は、切り口を下にして揚げると、お餅が変な方向に膨らむのをおさえることができ、お餅同士ががくっつくのを軽減できます!
まとめ
いかがでしたか?
もち米やお餅は歯の生えそろう3歳前後に食べさせてあげるのが安心ですね。
また窒息の危険性だけでなく、アレルギーにも注意です!
知識をもって、年末年始は、お子さんとお餅やもち米を楽しみたいですね!
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