赤ちゃんの枕いつから必要?枕なしで大丈夫?タオルで代用するときの高さは?

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赤ちゃんの寝かしつけ、どこに寝かせてますか?

私は、基本はお布団なんですけど、子どもの寝相がものすごくて、お布団からでますので、お昼寝のときは、じゅうたんに寝かせることがけっこうあります・・・(;^_^A

そのとき、枕使うかどうか迷いますよね

今回は、赤ちゃんの枕についていろいろと探っていきたいと思います!!

 

別記事にて、吐き戻し防止枕の代用方法、おすすめの枕などもご紹介しています。

 

ベビー枕はいつから必要なのか?

 

 

 

 

赤ちゃんの枕って、「ベビー枕」とよんだりしますよね。

ベビー枕がベビー用品売り場で売られているのをよく見ますけど、あれって、いつから使うものなのでしょうか。

赤ちゃんに枕を使いはじめるのはいつから?

目安は1歳前後と言われています。

それは、背骨と筋肉の発達が理由にあります。

 

ふつう、人間の背骨はS字カーブになっています。

しかし、生まれたての赤ちゃんは、お母さんのおなかの中にいた状態ですので、背骨はC字をしているのです。

背骨がC字というのは、頭が背中よりも前に出ていない状態です。

そのため、枕で高さをつけてしまうと、赤ちゃんにとっては不自然な体勢になってしまうということなのです。

おくるみなどを使って丸い姿勢で寝かしつけるのもC字の体勢にする、という理由からですね。

 

発達していく過程でS字になりますので、生まれたての赤ちゃんに枕を使うことは、赤ちゃんにとって落ち着いて寝られない姿勢となります。

 

 

赤ちゃんの背骨の成長は以下のようになっています。

3か月ころに首が座り、首周辺の背骨が反ってくる

6か月ころになると腰がすわり、腰周辺の背骨が反ってくる

ハイハイをし始めるころ、背骨の反り具合が大きくなっていく

そして、1歳前後になると、背中の筋肉が発達し、背骨が頭より後ろに出るくらい反ってきます

こういったことから、1歳前後からの枕の使用をおすすめします。

ただし、あくまでも目安なので、赤ちゃんの発達具合をしっかりとみてあげてくださいね。

 

・赤ちゃんが座っているとき、背中よりも頭が前にでているか。

・赤ちゃんが眠っているとき、首が苦しそうでないかどうか。

これらを確認し、枕を使用するタイミングを見計らってください。

 

本当に必要なのか?

先にも示したように、背骨がC字カーブの赤ちゃんや新生児には、枕が負担になります。

なので、小さいうちは必要ないでしょう。

実際、我が家は枕もついているベビー布団セットを購入しましたが、枕は使わなかったです。

頭の汗を拭くのにタオルを敷いたり、授乳するのに抱き上げたり、寝かしつけで抱っこしたり…そんな風にしているうちに、枕いらないな。となり使用はしませんでした。

大人が枕を使うと睡眠をサポートしてくれますが、赤ちゃんにとっては、姿勢が不自然となり、枕が睡眠を妨げる可能性が高いです。

赤ちゃんは直接マットレスや布団に寝かせてあげるといいでしょう。

 

もし、どうしても枕を使いたい場合は、市販の枕は使わずに、布団の上にバスタオルなどをたたんで敷いてあげる方法がおすすめです。

吐き戻しなどで、汚れたらすぐに交換できるので衛生的ですよ。

 

赤ちゃんにとっては、本来、枕は必要のないものなので、衛生面を重視した枕を選ぶことが大切になってくるのです。
新陳代謝が高い赤ちゃんは、頭に汗をたくさんかきますし、吐き戻しでよごれてしまうこともあります。
丸洗いできる枕を選んだり、タオルで代用するのがよさそうです。

 

ただし、例外もあります。

頭の歪み・絶壁・頭の向き癖→ドーナツ枕

生後6か月までの赤ちゃんの頭は、とてもやわらかいです。

ずっと同じ体勢で寝ていたり、向き癖がある赤ちゃんは、そのまま放置して寝かせていると、簡単に頭が変形していきます。

 

私のこどもも、なぜだか、右ばかり向いて寝る癖があり、頭の形が心配になったことがあります。それなので、ドーナツ枕を使用していました。それでも、右を向いてしまったので、少しは変形していますが、それなりに効果はあったと思っています。

 

吐き戻しを止める・鼻づまり→傾斜のある枕

ミルクを飲んだ赤ちゃんは、よく吐き戻しますよね。げっぷさせたのに・・・と何度思ったことか(;^_^A

それを解決すべくが、傾斜のある枕です。

そうであっても、枕が丸洗いできたり、タオルを敷いたりして、清潔であるように、配慮してあげることが大切です。衛生面が大切ですね!!

 

また、鼻づまりの場合にも効果が期待できそうです。
鼻づまりに関しては、このあと、もう少し詳しくお伝えします。

 

枕が好きな赤ちゃん→柔らかいタオル枕

大人が枕がない方がいいという方がいるように、赤ちゃんにも個性があります。枕がある方が落ち着く様子であれば、タオルで枕を作ってあげましょう。綿で、柔らかいものがおすすめです。

 

ベビー枕を紹介!

赤ちゃん専用枕 ジオピロー

絶壁や向きグセが気になっている方におすすめの枕です。

お値段は少々しますが、産婦人科でも使われているそうですよ。

 

サンデシカ-スリーピングピロー

吐き戻し防止枕として販売されています。授乳後に寝かすときに、傾斜がついていることで、吐き戻ししづらくなります。

寝返りし始める子でも、枕から落ちにくいので安心ですね。

 

Esmeralda-ドーナツ枕

デザインが豊富でかわいいドーナツ枕です。

寝ハゲ予防にもなるので、赤ちゃんがあっち向いたり、こっち向いたりと、活動するようになってきたら、購入を検討してみるのも良いですね。

枕なしでの睡眠はいつまで?

子どもの背骨の反り具合が大人と同じになるのはの、10歳前後なんです!

それなので、10歳未満の子供には、枕はまだまだ必要ないと思ってください。

意外ですよね!たしかに、子供は成長してくると寝相が非常に悪くなってくるので(360°回転は当たり前です)、必要ないです。

枕を用意してあげたい場合は、大人よりも低めの枕が快適です。

 

赤ちゃんの枕の高さはどれくらいがいいの?鼻づまりにおすすめの高さは?

赤ちゃん・新生児の枕に高さはいりません。タオルを2~3回折りたたんだ程度の高さがあれば充分です。

鼻づまりの場合は、枕を少し高くしてあげることで軽減されることもあるようですよ。

我が子も鼻づまりがひどく寝苦しそうにしていることがありましたが、タオルで高さをだしてあげると、少し楽そうにしていました。

タオルで傾斜をつくることも可能ですが、タオルに埋もれて窒息などの心配もありますので、ある程度の硬さがある傾斜枕がよいとされています。

また、傾斜枕の幅もさまざまですから、50㎝以上あるものだと、寝返りしても赤ちゃんが落ちづらくなり、眠りを妨げるようなことが少なくなるでしょう。

 

赤ちゃんの枕をタオルで代用する折り方は?危険性は?

 

 

 

 

枕をタオルで代用することが、とても有効であることはわかっていただけたかと思いますが、タオルでの睡眠は、実は危険な点もあるのです。

それは、窒息事故です。

 

枕の高さはいらないのですが、もし、タオルを高くしてしまった場合、軌道がふさがってしまうことにつながりかねません。

寝返りを打つようになったり、手を動かしたりすると、顔がタオルに埋まってしまうこともあるからです。

これらを防ぐには、寝ている赤ちゃんをこまめに気にかける必要があります。

とはいえ、夜中に何度も起きるのは大変ですよね。大人の体力が持ちません。

なので、夜など長時間寝る&大人の目が離れる際は、枕は外しておくと安心です。

私も怖い経験をしたことがあります。

もともと、枕は使っていなかったのですが、吐き戻しがよくあるので、寝ているわが子の近くにガーゼハンカチがおいてあったのです。

そのころ、ばたばたと足や手をよく動かすようになっていたので、ひょんなことから、いつのまにか、わが子の顔に、ガーゼハンカチが乗っていたのです!

たかが、ガーゼハンカチ。されど、ガーゼハンカチなのです!!

わが子は、手足をばたばたとさせて、呼吸を苦しがっているではありませんか・・・!!!「きゅっ、きゅっ・・・」という呼吸の音で気が付きました。間一髪でした。

その時は、お昼寝だったのですが、これがもし、私が熟睡していた夜だったら・・・と考えると、とてもとても恐ろしくなりました。

みなさんも、ぜったいに、赤ちゃんの周りには、ガーゼハンカチなどのものを置かないようにしてくださいね!!

 

と、考えると、タオルで枕を作るときは、フェイスタオルより、面積の広いバスタオルの方がよいかもしれませんね。知らない間に寝返りを打っても、ずれにくそうですよね。

赤ちゃんのスタイルに合わせて、検討してみてくださいね。

タオルの折り方は、2~3回折るだけなので、パパッと作れますね。

 

まとめ

基本的には枕はいらないということでした。

10歳前後までは、背骨が未発達で、S字カーブとなっていないため、枕が睡眠の妨げになることが多いからです。

ただし、頭の形や鼻づまり、吐き戻しなどが気になる場合は、ベビー枕を上手に活用しましょう。

 

枕を使う場合は、衛生面に配慮したいので、丸洗いできるものや、すぐ洗えるタオルを敷くようにすることがおすすめです。

また、枕ではなく、タオルを2~3回折って、代用することもできます。タオルは、すぐに洗って交換することができるので、衛生的で赤ちゃんの枕としては、とても優れものです。

 

ただし、いずれの場合も、赤ちゃんの窒息事故にならないように、赤ちゃんの様子をこまめに見てあげるようにすることは、必須です!!

赤ちゃんの状態に合わせて、保護者である私たちが、様子をみながら、上手に枕を活用してあげることが大切ですね!!

 

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