【シャボン玉液の作り方】洗濯糊なしでも簡単割れないシャボン玉

【シャボン玉液の作り方】洗濯糊なしでも簡単割れないシャボン玉

子供の頃、誰もが一度は遊んだことがあるでしょう「シャボン玉」。

七色にきらめいて、ふわふわとゆらめく謎の球体。割れてしまうとせつなくなってしまいますが、風に乗って、風船のように雲ひとつない青空に吸い込まれていくのを見上げていると、どこまで飛んでいくのかな…と、ワクワクしていたような気がします。

ずっと割れずにふわふわしていたらいいのになー…と、一度は思われたことがあるのではないでしょうか。

今回は、そんな願いを叶える、長続きするシャボン玉液の作り方をご紹介します。

シャボン玉の正体

シャボン玉の「シャボン」とは、所説ありますが、基本的には諸外国の「石鹸」が語源とされているようです。「石鹸の玉」ということなんですね。

シャボン玉は、石鹸や洗剤などに含まれる界面活性剤の膜によって、ストローなどから送り込まれた空気をつつみ込み、あのキレイな球体を作ります。ただし、その膜は非常に薄いため、液体の重力や蒸発、空気中のホコリなどといった、ほんのわずかな衝撃によって破壊され割れてしまいます。

この原理より、シャボン玉を長持ちさせるためには、シャボン玉液の「粘度(粘性)」を強くしてあげる必要があります。

みなさんは、シャボン玉液を作る時、どんな方法で作られていますか?

一番手軽な、台所洗剤をお水で薄める方法ではないでしょうか。

一般的な台所洗剤に含まれている、界面活性剤の割合は30%~40%ほどです。

「全国シャボン玉安全協会」によると、「シャボン液は「3%以下の界面活性剤」と「微量の増粘剤」のほかは「96.9%以上が水」」としているようです。これが、市販されているシャボン玉セットのシャボン液ではないかと思います。誤飲を防止し安全に遊ぶためとはいえ、数字で見ると粘度としてはかなり薄そうですね。

これからご紹介する、粘度が強くなるシャボン玉液の作り方ですが、基本的には、「水と台所洗剤(界面活性剤)」にプラスするアイテムということになります。

ご自宅にある台所洗剤の界面活性剤の「割合」によって、粘度の強弱は変わるかとおもいますので、これを機に、ご利用されている台所洗剤の背面(成分表)を確認してみると良いでしょう。

また、繰り返しですが、お水以外の洗剤などを配合し粘度を強化していますので、お子さんが誤って飲んだり吸い込んだりしないように、安全には十分配慮してくださいね。

シャボン玉液の作り方・洗濯糊

粘度の強いシャボン玉液を作るうえで、絶対的必須アイテムが「洗濯糊(のり)」です。

役割としては「粘度の強化」です。糊ですからね。

界面活性剤としての役割もありますので、全体的な粘度の強化につながりそうです。

洗濯糊は、「天然糊」と「合成糊」があります。シャボン玉液の粘度を強めるためには「合成糊」が必要です。よっぽどこだわって「天然糊」を選択していない限り、一般的な洗濯糊のほとんどは「合成糊」です。

そして、合成糊に含まれている「ポリビニルアコール(PVA)」がシャボン玉液の粘度を強めてくれます。合成糊のほとんどはPVAを使用していますが、一部の製品では「ポリ酢酸ビニル(PVAc)」を使用しているものもあります。

さらに厳密にいうと、「弱酸性」が良いそうです。「中性」だと割れやすいそうですよ。

では、さっそく、洗濯糊を使用したシャボン玉液の作り方です。

台所洗剤を「1」とした時、洗濯糊は「3~5」、お水を「8~10」の割合で使用します。

先に、お水と洗濯糊を泡立てないように(ここ重要!)静かに混ぜ、そのあとに台所洗剤を混ぜます。

シャボン玉液の作り方・グリセリン

次にご紹介するのは「グリセリン」。

グリセリンは、高い保湿力を生かし、食品部門では甘味料や保湿剤・増粘安定剤として、医療品や化粧品としても、保湿剤や潤滑剤として活躍しています。「静電気防止」にも役立っているようですよ。

そんなオールマイティなグリセリンは、シャボン玉液でも本領発揮です。高い保湿力で蒸発を防いだり、増粘剤として粘度の強化にも役立ちます。

配分量は、むずかしいところでして、

「お水・台所洗剤・グリセリン」の場合は、「1:1:3」と、グリセリンを多く使用するようです。

「お水・洗濯糊・台所洗剤・グリセリン」のように、洗濯糊を使用する場合は、「20~15:5~10:2:1」といったように、グリセリンの量はほんのわずかです。

こちらも、最初にお水と洗濯糊(台所洗剤)を混ぜ、最後にグリセリンを混ぜます。

シャボン玉液の作り方・石鹸

続いて「石鹸」。

世の中に存在する、何かを「洗う」ものの多くは、界面活性剤が使用されています。それは、洗濯洗剤や食器洗剤だけに限らず、私たちの身体を洗うシャンプーやボディーソープなどにも含まれています。

「石鹸」においては、「洗う」という点は共通ですが、まったく別物です。脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムが主原料となります。

そのため、固形液体問わず「石鹸」でシャボン玉液を作る際、ほとんどの場合「ぬるま湯」でしっかりと石鹸を溶かして作る必要があります。

分量は、基本的には台所洗剤=石鹸と置き換えるイメージですが、固形か液体か、粉末かによって、差が出てくるようです。

液体石鹸の場合は、お水(ぬるま湯)1に対して、1/3~1/5で使用されているケースが多いようです。固形や粉末を使用する場合は、少量ずつ溶かしながら、またシャボン玉の粘度を確認しながら作りましょう。

※粘度が固すぎてもシャボン玉はすぐに割れてしまいます。

シャボン玉液の作り方・砂糖

最後に「お砂糖」。

砂糖は、シャボン玉の粘度の強化などの補助的な材料です。「甘味」は、触感としてはベタベタします。そのベタつきが、シャボン玉液になると「粘度の強化」や「長持ち」に役立つのです。

分量としては、甘味料としても使用されるグリセリンに近いところがあり、洗濯糊を使用しない場合は多めに、逆に使用する場合は少なめに使用します。

グラニュー糖や上白糖などといった固形物を使用する時は、ぬるま湯などでしっかりと溶かします。ガムシロップやはちみつなどの「液体」を代用するケースもあるようですが、その場合もほかの液体としっかり混ぜ合わせる必要があります。

シャボン玉を作る道具

シャボン玉液の自作についてご紹介しましたが、シャボン玉を作る「道具」の自作も、なかなかオモシロイものがたくさんありました。

・市販のシャボン玉キット…これは残しておいても良いですね!

・使い終わったラップの芯…なるほど!!

・アルミホイルで金魚すくいのポイの形を作る…本物のポイを残しておくのも良いですね!

・針金ハンガー(毛糸を巻き付けると液を維持しやすい)…大きいシャボン玉が作れそう!!

まとめ

シャボン玉を長持ちさせるためには、やっぱり「液体粘度」の強化が一番大事だと感じました。グリセリンやお砂糖などといった甘味料は、あくまでも補填的な位置づけだと思います。

あと、よく見かけたのは、水道水を使う場合は、沸騰させてカルキを飛ばしている!精製水を使用する!という気合の入った作り方も多く見かけました。

他にも、自作のシャボン玉液に(ヒアルロン酸)化粧水を入れたら持ちが良くなった!というのも見つけました。保湿力を生かしているんですね!

4月も後半に入り、暖かく過ごしやすい気温になってきたので、私もご紹介したシャボン玉液を作って実験してみたいと思います!

スポンサーリンク
336 280
336 280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336 280