「ランドセルにボールペンの跡が!」
「油性ペンの汚れがついちゃった」
6年間使うランドセルにペンの汚れ、できることならキレイにしたいですよね。
そこで、ランドセルについたペン汚れの落とし方についてご紹介します。
ランドセルについたボールペン・油性ペンの落とし方
ランドセルについた汚れを落とす方法をご紹介する前にチェックしてほしいのが素材!
- 人工皮革
- 天然皮革
ランドセルにはざっくり上記の2種類があります。
人工皮革
クラリーノ®やアンジュエール、ベルバイオなどを使用しており、有名繊維メーカーが生産しています。現在ではほとんどのランドセルが人工皮革です。
人工皮革のランドセルは、耐久性を上げるために表面に特殊な加工が施されています。
漂白剤などの強い薬剤を使用すると、雨が染み込みやすくなったり、本来の光沢が失われてしまうなどランドセルを劣化させる原因になります。
天然皮革
牛革を使用したものと、馬のお尻部分の革を使用したコードバンの2種類があります。
どちらも素材に高級感があり、本革にしか出せないツヤ感やなじみの良さがあります。
本皮製品になるので、とくに慎重な対応が必要。まずは革専用のクリーナーを試し、それでも落ちない場合は革製品を扱うクリーニング店に相談しましょう。
できることなら有料で対応してもらうことをおすすめします。
我が家が購入したニトリのわんぱく組のランドセルにはこういった保証制度がありました。
水性・ゲルボールペンには
水性のボールペンのインク汚れに必要な道具は、基本的に以下の2つです。
- 水
- 石鹸(手洗い用や洗濯用)or 台所用中性洗剤
手順
- 汚れ箇所を水で濡らす
- 石鹸や台所用中性洗剤をなじませ、洗い流す(もしくは拭き取る)のみ
この作業をインクの汚れが無くなるまで続けます。
ゲルタイプのボールペンは、水性インクにゲル化剤を加えて作られているため、水性に分類されます。
なので、ゲルタイプのボールペンのインク汚れも、基本的には水性ボールペンと同じ対処法が有効です。
油性ボールペン・油性ペンには
- 台所用中性洗剤
- エタノール
- 除光液
- クレンジングオイル
- キッチン用のクリームクレンザー
- 衣類用の漂白剤
油性ボールペンはインクの特性が油性なので、同じオイル系で浮かすか、油汚れを分解できる薬剤がおすすめ!
台所用中性洗剤
早い段階で発見したのであれば「台所用中性洗剤」でも十分に対応可能!界面活性剤が表面の汚れを浮かせて落とします。
手順
- 水で伸ばした洗剤を付けた布で汚れをこする
- 別の布でふき取る
これでも落ちなければ以下のアイテムを試しましょう。
エタノール
無水エタノールや消毒用エタノールのことです。エタノールに含まれているプロピレングリコール(PG)が、油分を分解して落とします。
本革の場合は、アルコールで色落ちしてしまう可能性があるため使えません。
手順
- エタノールをティッシュに含ませ、汚れをこする
- 別の布でふき取る
色落ちなどがないか目立たない場所で試してから行うようにしましょう。
除光液
本革の場合は、アルコールで色落ちしてしまう可能性があるため使えません。
除光液もエタノールと同じ原理です。
手順
- 除光液をティッシュに含ませて軽くこする
- 別の布でふき取る
こちらも、色落ちなどがないか目立たない場所で試してから行うようにしましょう。
クレンジングオイル
化粧をする女性なら持っているであろうクレンジングオイルも使用できます。
こちらも同じ油で汚れを浮かすという原理です。
手順
- クレンジングオイルをティッシュに含ませて軽くこする
- 別の布でふき取る
タグの名前の消し方でもご紹介してますが、クレンジングオイルは結構落ちるのでおすすめです!
キッチン用のクリームクレンザー
研磨剤として使用するクレンザーも使用できます。注意してほしいのは「クリーム」クレンザーを使うこと!
粉末のクレンザーは研磨力が強くランドセルを傷つけてしまう可能性が高いので使用しないでください。
手順
- クレンザーを布につけて、円を描くようにやさしくこすって拭き取る
- しばらく乾燥させる
クリームタイプのクレンザーで油性ペンの汚れをこすります。色落ち・変質の可能性が高いため、やさしくこすりましょう。
衣類用の漂白剤(酸素系漂白剤)
キッチンハイターではなく「ワイドハイター」などの柄物に使っても大丈夫な漂白剤です。
手順
- 綿棒に漂白剤を付けて、汚れをなぞるようにして塗る
- 【1】を数回行ったら水拭きする
これらの作業をする際は、目立たない場所で色落ちなどの確認をしておくと安心です。
プラスチックやビニール部分についた落書きは
- 中性洗剤・無水エタノールや消毒用エタノール・除光液で拭く
- 消しゴムでこする
- メラミンスポンジを使う
- ハンドクリームでこする
中性洗剤・無水エタノールや消毒用エタノール・除光液で拭く
これは皮部分でも紹介した手順でやればOK!
ティッシュなどにつけたらふき取るだけでできます。
消しゴムでこする
消しゴムでこすることによって、落とすことができます。
ただ、強くこすり過ぎるとランドセルが傷ついてしまう可能性もあるので気を付けましょう。
メラミンスポンジを使う
激落ちくんなどのお掃除に大活躍するアイテムです。
汚れを削って落とすものなので、強い力でこするとランドセルを傷つけてしまうことも。
メラミンスポンジは100円ショップにも売ってますので手軽に手に入れることができますね。
その他のランドセルの落書き対処法
皮製品専用クリーナー
ランドセルだけでなく、ブーツや大人のカバンなど家にある皮製品も一緒にキレイにできるので、皮製品用のクリーナーを買うのもおすすめ!
クリームとセットで購入しました。
お手入れをせずに1年過ぎたお財布が、染みだらけのクタクタな感じになったので、クリーナで優しく優しく撫でてあげたところ、あめなどでの染みや、角の黒ずみこそ取れませんが、全体的に汚れが取れた感じです。
仕上げにクリームを塗り、しばらく乾かしてから磨いたところ、使い込んだいい味わいに仕上がりました。引用:楽天
ランドセルカバーで隠す
消すのも大変そうな落書きならいっそのことかくしてしまうのも手っ取り早いです。
雨などから守ることもできますし、ランドセルの劣化を防ぐことができます。色々なデザインがあるので、お気に入りの1つを見つけてみるのもおすすめ!
6年間使うランドセル。着せ替えみたいな気分で雰囲気が変わっていいですよ♪
まとめ
ランドセルの落書きの落とし方についてご紹介しました。
6年間使うものなので、キレイに使いたいですよね。
人工皮革のランドセルがほとんどなので、上記で紹介した方法で落ちると思います。
天然皮革の方は、専門のアイテムか、業者にお願いしたほうが色落ちもなく安心だと思います。
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