お下がりってあまり使わないことが多いんですよね。でも、断ると何だか気分を悪くされてしまうような気がして…。結局、そのまま誰かにあげたり、処分したりしてしまうことも多いです。何かうまい断り方や活用の仕方はないものでしょうか?
ママ友からのベビー用品や服のお下がりのはいらない。上手な断り方は?
お下がりの洋服やおもちゃ、赤ちゃん用品をもらうと、好みでなかったり、あまりにも古そうだったりともらっても困る時があります。気持ちはありがたいんですけどね。結局ほとんど使うことがなかったりします。
お下がりが必要でない場合、できればお断りしたいのですが、うまい断り方というのはとても難しいです。はっきり言うのが一番いいんでしょうけど、それで関係がこじれると色々めんどくさいし…。
そこで、うまいお断りの例を集めてみました。
親戚・家族を使う
「親戚からお下がりがよく届くので…」
「先日、兄弟・姉妹から大量にもらってきたばかりで…」
「旦那がたくさんもらってきてしまって…」
「両親が、孫にプレゼントをするのが楽しみなようで、毎回買って来るから増えてしまって…」
「義母のチェックが厳しい。お古はやめてと言われるから…」
「夫が物が増えるのを嫌がるので…」
住宅事情を理由にする
「もうたんすに入りきらないから…」
「家が狭くて、収納スペースがないので…」
「家の中がすごいことになってて、ものを減らそうと思ってるから…」
「引っ越すことになるかもしれないから、荷物を減らしておこうと思って…」
その他
「整理が下手なので…」
「子どもが好きな服ばかり着たがって、たくさんは必要ない…」
「断捨離してるから。お気持ちだけもらっときます。」
「もうサイズが合わないようなので…」
「うちはもらっても困るんだ」と、あらかじめいろんな場所で宣言しておく。
親戚・家族を理由に使うのが一番便利かもしれません。
もらいたいけど、家族や親戚の都合で、仕方なく断るしかない、他の人に回してあげて、という姿勢を貫きましょう。
また、お断りするにしても、相手の善意からのことなので、どこかにお礼の言葉を付け足すのを忘れずにしてください。
どうしても断れないようなら、一応もらっておいて、何らかの再利用をするという方法もあります。
その時は、相手に「いらなくなったら処分してもいい?」という了解をもらっておくようにしましょうね。
義母や義姉からのお下がりや子供服はいらない…。断り方は?
義母や義姉からの場合、話が変わってきます。親戚・家族を理由として使えない…。
そんな時は、ご主人から断ってもらいましょう。角が立たない最も平和的な方法です。
しかし、それが望めないようであったら、こんな言い方はいかがでしょう?
「子どもの好き嫌いが激しくて、自分で選んだ新品の服しか着ようとしないので…おしゃれさんで困ります。」
「家が狭くて、収納するスペースがなくて…」
「お下がりの服を着たら、アレルギーが出るみたいで…」
義母や義姉にしてみれば、子どもと一緒の時間を持ちたいというのが本音。
「お下がりより、どこかに連れていってもらえませんか?一緒にお出かけできる方が嬉しいみたいで…」
という言い方もあります。これは、ママ友にはお願いできないことですね。
何れにしても、まずお礼を言うのを忘れずにしましょう。
どうせもらえるのなら、ほしいもの、不足しているものを先に言っておく、という方法もありますよ。
それでも断れない時は、とりあえずもらっておくしかないですね。ほとぼりが冷めた頃、処分しましょう。
今はいろんな処分の仕方があります。中には意外と役に立つ処分の仕方もありますよ。
では、どんな処分の方法があるのかご紹介していきます。
お下がりやいらなくなったものの処分の仕方は?
お下がりを処分する場合、気をつけることがあります。それは、あげた人が処分されたことに気づくことがある、ということです。
あげた人も、もらった人もなんとも気まずい雰囲気になりますよね。
使わなくなったら処分することを、あらかじめ伝えておいた場合は問題ないでしょうが、そうでない場合は、あまりいい気持ちはされません。「リサイクルショップに行ったら、自分があげたものが並んでいた」なんてことになったら、関係がギクシャクすることも。
社会的なモラルを問われることもありますので、相手の気持ちをよく考えた上で処分する方法を選ぶようにしましょう。
リサイクルショップへ持ち込む(リスク:高)
真っ先に浮かぶのは、リサイクルショップで買い取ってもらう方法です。しかし、近くのリサイクルショップでは、お下がりをくれた人にも見られてしまうリスクが高いです。
できるだけ遠方のショップを使うようにしましょう。今は、出張買取をしてくれる店も多いので、そういう制度を使うといいですね。しかし、あまり遠いと出張旅費を取られることもあるので、注意が必要です。
また買い取ってもらうものを複数まとめて査定してもらうと、ちょっとだけ高値がつくこともあるそうです。また、シーズンにあった服を選んで査定してもらうと、買取り率が上がるそうですよ。
古い服なら、洗濯をし直し、シミの状態を確認して、アイロンをかけて綺麗に畳んでおきましょう。ほとんどの店では、見た目で買取価格が決まります。
もっと高く売りたければ、他店の見積もり価格を伝えて、再査定してもらうという方法もありますよ。
処分することを了解してもらっている場合は、近くのリサイクルショップに持ち込むのが最も簡単で手っ取り早いです。
売ったお金でそのまま新しい子供服を購入できるのもリサイクルショップの利点ですね。
ネットで処分(リスク:中)
オークションサイトやメルカリなどに出品する、という方法もあります。
この方法でも、リサイクルショップほどではないにしろ、相手の方の目に触れる可能性はあります。
子ども用品のお下がりでも取り扱ってくれるサイトをいくつか紹介します。
大手のフリーマーケットサイト。アカウントを取ると、期間を限定せず自由に出品できるので、とりあえずいらなくなったものから並べておく、という方法が使えます。最近もCMで宣伝していますよね。ユーザーが多いので、たくさんの人の目に触れることになります。
私もこのメルカリで出品、購入を良く行います。メルカリでは中古の服もよく出品されているので、状態のきれいなものだったらまとめ売りなどでも買い取ってもらえるので、捨てるのがもったいないと感じる人にはおすすめです。
こちらも大手のオークションサイト。メルカリと比べて違うのは、出品する期間が限定されているという点。期間が過ぎたら再出品をしなければなりません。(価格を下げて自動的に再出品する、という設定もできます。)いくらで売れるかわからないという楽しみはあります。
掲示板を使った中古品売買サイト。売りたいものを掲示板に書き込んで、買い取ってくれる人を探すというシステム。地域ごとに検索できるのが特徴。
チャイルドシートなど梱包や発送費用がかかるような大きいお下がり用品は、直接会って渡せるジモティーがおすすめです。メルカリなどでは発送代や梱包代がかかってきて、結局利益は微々たるものになることが多いですが、直接会うことでそのコストを削減することができます。
ただ人の少ない地域(俗に言う田舎ってやつですね)には利用者が少ない可能性があるので、比較的都心よりにお住まいの方におすすめします。
ブランド品でまだ綺麗だけど、サイズが合わない、という時に利用できる。意外な高音がつくことも…
ミキハウスなどのブランド力の高いお下がりはやはり人気があります。メルカリやヤフオクなどでも売れるのが早いですよ。ブランド物のお下がりを頂いたら捨てるのは避けて、売りに出すほうが賢い選択だと思います。
物々交換が基本のサイト。いらなくなったものを送ると、それに見合ったものが逆に送り返されてくるという仕組み。欲しいものを指定できる。
いらなくなったものを送ってポイントやギフト券に変えます。商品券や図書券をもらったり、ポイントを使ってサイト内の買い物をしたりできます。
寄付する(リスク:低)
保育園や児童養護施設に寄付をして使ってもらいましょう。我が子の通う保育園でも寄付してもらったであろう服を予備服として置いてあります。もしキレイな状態の服でしたら一度、保育園や幼稚園にいらないか聞いてみるのも良いでしょう。
また布の寄付を求めている病院もありますので、いろいろ問い合わせてみるといいですね。
もらった相手の方の目に触れるリスクは限りなく低いと思われます。
ネットでも寄付を募るサイトがありますよ。
不要になったものを集めて、発展途上国に送ってもらえます。品質の良い日本製品がまだまだ活躍します。
これもいらなくなったものを発展途上国に送って役に立ててもらいますが、ポリオワクチンの寄付にもつながるという支援ができます。
着なくなった服を国内向けにリユースしてお金に変え、支援金として送ってくれます。発展途上国の給食や教科書代などに充てられます。
古本やCD・DVD・ゲームソフトなどの寄付を募集しています。お寺が活動母体であり、子どもたちの貧困問題解決のために使われます。
不要になったおもちゃを無料で回収して、それらに洗浄修理を行い、再利用できるようにしています。
ほか(リスク:?)
・資源ごみに出して、資源として再利用してもらう。
・高級な布質を活用して、贅沢な布巾や雑巾にリメイクする。
・実家に預けておいて、帰省した時専用に使う。帰省の際の荷物が減らせる。
何れにしても、もう誰にもあげないのがいいでしょうね。
自分の苦労を考えれば、もらう側の気持ちがよくわかりますから。
まとめ
「あげる方は善意」というのが難しいところです。
感謝の気持ちはきちんと伝えながら、第三者を使ったり、説得力のある理由をいくつか準備しておくなどして、気持ちの良いお断りができるようにしておきたいものです。
どうしても断れなかった場合、個人的には「寄付」という方法がいいなと思います。
手間はかかりますが「思い出の詰まった数々の品が、姿を変えて世界中で再び活躍している」なんて、愉快ではありませんか。
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