子どもが、幼稚園や保育園に入園すると、様々な理由で園へ出向くことになります。
そんな幼稚園・保育園に子どもを通わせる親御さんのなかには、どうしても苦手で出来れば出席したくない・・・と思われる方もいらっしゃるでしょう。
今回は、懇談会にできれば行きたくない方が、出席するときの心構えや欠席する場合の断り方(欠席理由)についてお伝えします!
懇談会に行きたくない!どうする?
懇談会には、「できれば行きたくない」「欠席したい・・・」と億劫になっているおうちの方!わかります。
私もあまり足が進まない人の一人だからです。
かといって、欠席するのも、なんだか少し気がひけてしまいます(^_^;)
そういう場合は、心構えをして、懇談会に行くとよいでしょう。
- 自己紹介などがあるとわかっている場合は、事前に考えておく。
- 発言せずに、座っているだけでもOK!と自分に言い聞かせる。
- 行ってみると、意外とすぐ終わったという場合もある。
- そのうち慣れてくるもの。
- どうしても苦手な場合は、先生に相談する。
このような心構えをしていくことで、多少は、ストレスが減らせるかもしれません。
では、そもそも、なぜ懇談会に行きたくないのかについて考えてみましょう。
懇談会の開催頻度は、各幼稚園・保育園によって、さまざまです。
年度当初だけのところもあれば、年に何度か開催されるところもあります。
懇談会では、どんなことをするの?
- 自己紹介
- 役員決め
- 保護者同士の交流
- 担任の先生からの情報伝達(子供たちの様子や連絡事項など)
- 行事等の準備や反省会 など
これらは、一例ですが、もちろん、幼稚園・保育園によって、内容は変わってきます。
ここで、欠かせなくなってくるのが、”保護者の発言の場”です。
この「人前で発言する機会がある」ことが、懇談会へ行きたくない一番の理由となる方も多いはずです。
発言せずに、ずっとだまって座っていることが可能かどうか・・・。
私は、そもそも集団で集まるのが苦手で、人前でスピーチや発言するなんて、もってのほかです。頭が真っ白になってしまいます・・・。
まさに、心臓が、口から出そうです!
発言せずに、座ってるだけでもOKとわかっていれば、まだ大丈夫なのですが・・・。
ですから、行きたくないのはと~ってもよく分かります!!
しかし、役員決め等もありますし、なんといっても、子どもが成長していくに当たって、これから先も、こういった保護者が集まる会はあるでしょう。
つまり、”避けては通れない”ことなのかもしれません(T_T)
となると、”慣れるしかない”と腹をくくった方がよいかもしれないですね。
そのためにも、心構えをしていくと、少しは、気が楽になる場合もあります。
例えば、自己紹介など、事前にスピーチ等をすることがわかっているのであれば、考えて準備していくとよいでしょう。
何をするかわからない場合は、先生に尋ねておくのもひとつです。
準備をしていくことで、緊張を多少は減らすことができます◎
あとは、発言しなくてもいい場面では、なるべく黙って座っているだけにします。
がんばって発言しなければならないということはありません(*’▽’)
そうすれば、緊張はしますが、意外となんということなく終わっていた!ということもしばしばですよ◎
しかし、どうしても苦手で、困ってしまった・・・という方は、事前に、先生に相談しておくのもひとつです◎
こうして、心構えをしていけば、参加しているうちに、懇談会等の保護者の集まりにも慣れてくる!と信じましょう(*^-^*)
出席するメリット・欠席するデメリット
では、次に、出席するメリットと欠席した場合のデメリットについて考えていきましょう。
【出席するメリット】
- ママ友ができる。
- 園での情報交換ができる。
- 子どもがいつも仲良くしてもらっているお友達のママにご挨拶できる。
- わが子の特性等を周りのママに知ってもらうことができる。
保護者が集まる懇談会に出席することで、顔見知りの保護者ができ、いつの間にかママ友になっているというケースがほとんどです。
園に、知り合いがいない場合、ママ友がいると、何かと気軽にわからないことや不安なことを聞けるのは、とても心強いです。
また、先生から、園での情報を得ることができます。
特に、クラスの様子や子どもたちの成長の様子を知ることができるのは、親としてもとてもうれしいことですよね♪
今、どんな活動をしていて、どんな成長が見えてきたのかを知ることで、家でのお子さんとの会話にもつながっていきます◎
そして、子どもが特になかよくしているお友達のママにご挨拶ができ、子どももさらに交流を深めてくれることでしょう。
子どもにとって、仲良しのお友達の親同士がなかよしなのは、安心できてうれしいものです◎
さらに、懇談会に参加してわが子の特性を保護者のみなさんに知ってもらえることは、園での活動を助けるでしょう。
例えば、わが子は、
「言葉で表現することがまだまだ苦手で、すぐに手がでてしまうことがあります。」 「はずかしがりやで、なかなか自分から進んで交流しませんが、ほんとは、お友達となかよくしたいと本人は思っています。」 「怒れると、言葉がきつくなってしまうことがあります。」 |
などといった、わが子の心配なところろも周知してもらうよい機会となります。
そうすることで、何か子ども同士でのトラブルが発生しても、親御さん同士が理解しあって、問題解決がスムーズになることが多いです◎
【欠席するデメリット】
- 役員にいつの間にかなっている場合もある。
- ママ友の輪に入ることができない。
- 園での情報が乏しくなる。
もし、欠席した場合、どんなデメリットが生じてくるでしょうか。
懇談会で、(特に、年度当初)役員決めがあった場合、欠席している保護者が役員になるという事例もあります。
役員には、さまざまな役職があるので、どの係になるのかも未知です。
もし、役員になった場合は、先生から連絡がくることになるでしょう。
また、懇談会では、保護者同士の交流を目的としている場合もあります。
欠席すれば、周りのママ友がどんどんなかよくなっていて、いつの間にか自分だけ輪の外ということもあり得ます。
そして、情報交換も行われていますので、情報が得られないだけでなく、わが子の特性についても、親御さんたちに理解しておいてもらえないこともあります。
万が一、子ども同士でトラブルがあったときに、スムーズに解決できない場合もあるかもしれません。
このように、デメリットはどうしても出てきます。
しかし、それでも、どうしても苦手で、欠席したい・・・とお考えのママもいらっしゃるでしょう。
次に、出席をうまく断れる欠席理由の紹介をしていきます!
懇談会への欠席理由は?
懇談会は、無理に参加しなければならないというわけではありません。
もし、懇談会にどうしても行きたくない場合、出席をうまく断るにはどうしたらいいでしょうか。その欠席理由を紹介していきますね!
- 体調不良
- 家族の世話や手伝い
- 仕事
大きく分けて、この3つの理由がおすすめです。
体調不良による欠席
自身の体調不良で参加できないという理由で欠席しましょう◎
体調がすぐれない保護者が参加するのは、みなさんにもうつしてしまう可能性があるため、そういう場合は、みなさん無理に出席してもらおうとは思わないものです。
では、子どもの体調不良という理由にした場合はどうでしょうか。
「子どもが風邪を引いたため(発熱したため)欠席させていただきます。」という子どもの体調不良を理由にしてもいいのですが、そうすると、子どもも園をお休みしなければならなくなります。
園に行きたがっている子どもを休ませたり、子ども自身がお休みすることに疑問を感じたりするのは、困りますよね。
また、次の日、けろっとして元気よく通園し、周りの人から体調のことを尋ねられたときには、子どもは正直に答えるでしょう。
このように、子どもの体調不良を理由にすると、いろいろと不都合なことが起こりますし、懇談会を毎回この理由で欠席するには、少し苦しそうです。
ですから、体調不良による欠席では、発熱や咳、風邪といった自身の体調不良を理由に欠席するのがいいと思います◎
家族の世話や手伝いによる欠席
両親や義理両親、兄弟児の通院や手伝い等を理由に欠席するのもいいでしょう◎
- 両親(義理両親)が病院で検査があり、その日はどうしても付き添いをしなければならないことになっている。
- 入園前の弟(妹)が体調を崩し、急遽、病院へ連れていきたい。
- 両親(義理両親)から手伝いを頼まれていて、どうしても出席することが難しい。
などです。
病気や通院については、大きな病気とせずに、軽いものにしておきましょう。
あまり大ごとにしてしまうと、後々つじつまが合わなくなることが生じるかもしれないからです。
逆に、噓を突き通す自信があれば、大ごとにしておいた方が、後々のさまざまな会合もこの理由でうまく断ることが可能かもしれません◎
家族のお世話に関係することは、他者は、なかなか口出しできないものです。
先生をはじめ、多くの方が、「大変ですね。」と同情してくれるでしょう。
このように、両親や義理両親、兄弟児の通院や手伝い等を理由に欠席するのもよさそうです◎
仕事による欠席
仕事がどうしても休めないという理由で欠席するのもいいでしょう。
働いていない方が、仕事を理由に欠席することはできませんが、仕事(パート等)についている方で、どうしてもその日はお休みがいただけなかったという事情でしたら、致し方ないことなので、みんな納得してくれます。
ただ、この理由で欠席する場合は、注意が必要です!
当日に、きちんと仕事に行っていなければなりません。
働いていれば、職場の連絡先を園に提出しているはずですから、もし万が一、何らかの理由で、園から職場へ連絡が入ってしまって、不在だった場合、不信感へつながってしまうからです。
実際に、そういう経験をして、気まずい思いをしてしまった・・・という方もいらっしゃいます(^_^;)
どうしても欠席にしたい場合は、懇談会の日に仕事を入れて、休めなかったという理由にしましょう。
以上、大きく3つの出席をうまく断るための欠席理由を紹介しました。
いずれの理由で欠席するにしても、大事なことは、
「参加したかったのですが・・・」
「残念ですが・・・」
という伝え方をすることです。
懇談会は、子どもたちの園活動をよりよく円滑にするために行われています。
そのために、先生も準備をいろいろとしてくださっていますし、
行きたくなくてもがんばって参加している保護者の方もいらっしゃいます。
そのことを忘れずに、欠席させていただくというスタンスで、欠席連絡ができるといいですね(*^-^*)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
懇談会にできれば行きたくない方が、出席するときの心構えや欠席する場合の断り方(欠席理由)についてお伝えしました!
懇談会は、必ずしも出席しなければならないというものではありません。
小学校に上がれば、園生活に比べて、保護者同士の集まりからは解放されますが、すべて断っていくのは、なかなか難しいかもしれません。
会合のすべてに参加するまでもありませんが、今から少しずつ慣れるよう努力していくのもひとつです◎
この記事を参考に、心構えをしてがんばって参加してみたり、上手に断って欠席したりして、少しでも懇談会へのストレスが軽減されることを願っています☆彡
最後までお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
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