毎年訪れる節分の日。豆まきや恵方巻きなど、いろいろ準備することがありますよね。
ただ様々な理由で「豆まきに大豆を使いたいけど使えない…」というご家庭もあるのではないでしょうか?
掃除の大変さや、豆を食べられる年齢(5歳になってない)など…
そこで
・節分の豆まきで、代わりに使える豆代用アイデア
をご紹介していきます。
- 落花生
- 個包装のお菓子
- ラップで包む
- 個包装の豆
- 紙を丸めたもの
- ボール
大豆の代わりに落花生!?
北海道や東北の一部の地域では、炒った大豆ではなく落花生をまいている地域もあります。
北の地域でよく使われているのは、雪の中でも粒が大きく見つけやすいからなんだとか。
最近では大豆の近くに落花生を販売しているスーパーもあります。
日本の物流が発展したことで遠くの地域にあった文化も取り入れられるようになったんですね。
今の時代、大豆の代わりに落花生を使う家庭は多いようで、我が家も今年から落花生で豆まきしたいと思います。
殻がついているのでまいても衛生的なうえに、粒自体も大きいので見つけやすいですよね。
子供を寝かしつけたあとにおつまみにしても良いですし、砕いてクッキーやサラダにしても美味しいです。
子供がアレルギーでもできる豆まき
大豆のアレルギーを持っている方も多いですが、落花生(ピーナッツ)のアレルギーを持っている方もいますよね。
アレルギーの過敏性は人によって違いますが、最悪の場合アナフィラキシーショックで死に至ります。
地域のイベントで子供を集めて行うところや、アレルギー持ちがいる家庭は十分に注意したいですね。
アレルギーの方がいてもできる豆まきの方法をご紹介していきます。
個包装のお菓子
個包装されているチョコや飴、ラムネ、マシュマロ、たまごボーロなどを投げる方法です。
包装されているので部屋が汚れる心配もなく、大豆のように小さくないので拾うのも簡単です。
子供の好きなお菓子にすれば、豆を食べられない子でも節分を楽しむことができますね。
鬼役の方が豆に比べて痛い思いをする可能性はありますが、アレルギー持ちのお子さんをお持ちのご家庭にはぴったりの方法だと思います。
ラップで包装
大豆を数粒まとめてラップで包装する方法です。
これならぶつけられる鬼役の人も痛くないですし、大豆が散らばることもありません。
ただ、ラップで包装するという手間がかかるので面倒だと思います。
ちなみにアルミホイルで包装する方法もあります。
ラップだと投げているあいだに開いてしまわないか心配になりますが、アルミホイルならしっかりと丸まってくれるので投げているあいだに豆が散らばるという心配もなさそうです。
個包装の豆
節分の時期になるとスーパーにも豆が並び始めますよね。
1袋にまとめて入っている商品もあれば、個包装になっている商品もあります。
コメダ珈琲のお店でコーヒーに添えられて出てくるお豆のような商品です。(通じる人には通じるはず)
自分で包装する手間もなく、豆が散らばることもないので準備も片付けもラクになりますね。
他には甘納豆なども個包装で販売されているので、お好きな豆を購入してみるのも良いかもしれません。
これも豆ですから、豆まきの由来でもある邪気を払うということができそうです。
紙を丸めたもの
お菓子を投げるのはちょっと…という方は、丸めた紙にしてみてはいかがでしょうか?
新聞紙や広告などを子供とビリビリと破いて、テープなどで丸くなるように止めれば豆もどきの完成です。
1歳過ぎの子供なら喜んでいくらでも破いてくれますよ。
「お菓子を投げるのは抵抗がある」という方におすすめな方法です。
2歳くらいの子は興奮すると握力の加減ができないので、柔らかいお菓子だと握り潰されてしまいます。
その点丸めた紙なら、思いっきり投げても鬼役の人は痛くないですし、ハマった子供が何回投げても、食べ物とは違い汚れを気にする必要もありません。
また、お菓子を握り潰されても悲しいですから小さい子供がいる場合は丸めた紙がおすすめです。
ボール
最近の学校では、紙に書いた鬼に向けてボールを投げるという方法をとっている所もあります。
ボールなら節分が終わった後も遊べますし、何度も投げられるのが利点です。
ただボールを投げる行事だと勘違いされないように、節分は豆を投げる行事であることをきちんと説明する必要がありそうですね。
いつやるの?
節分の日って2月3日のイメージありますよね。私もそう思っていました。
ただこの節分の日、4年に1度の閏年で帳尻合わせがあるため、毎年必ず2月3日が節分というわけではないのだそうです。
ですが、ずれても2月2日~2月4日のどれかなので、2月3日に行っても問題ないと思います。
さすがに日にちは守りたいよ!という方は、”節分の日”と検索すれば検索結果ページのトップにその年の節分の日が表示されますので、それを確認して行うと良いです。
行う時間帯は?
行う時間帯ですが、日中に行うイメージありませんか?
私が子供のときなんかは、保育園や学童で行っていたので、日中に行うイメージがありました。
実はこれ正式には間違っているそうです。
鬼は夜に来ると考えられているため、正しくは日中ではなく、夜に行うのが正しいやり方です。
共働きのご家庭では仕事から帰ってきて行うのも、大変だと思うので都合の良い時間帯に行って良いと思います。
豆まきの由来
皆さんは豆まきの由来をご存知でしょうか?
豆まきの始まりには諸説ありますが、1つは豆が日本の神事などにとって大切なものであるということです。
日本は昔から、米や大豆などの五穀には「穀霊」が宿るとされていました。そのため、五穀は今でもよく神事に使われていますよね。
そんな五穀の中でも、大豆は粒が大きくまきやすいからという理由から選ばれたという説です。
また別の説としては昔、鬼の目(魔の目)にぶつけて、魔を滅したことから「魔目(まめ)」と「魔滅(まめ)」の語呂合わせで邪気払いのために豆がまかれたという説などがあります。
つまりどちらの説の場合も、豆には邪気を払う力があるという考えられ、その邪気を払うことで、1年の無病息災を願ったということです。
豆まきは大変…
豆まきの問題点の1つが掃除問題です。
豆まきって、まくのは楽しいですが、その後の片付けが大変なんですよね。
思いっきり投げますからテレビの裏やソファの隙間なんかに入ってしまいます。
1つ1つ拾うのも面倒ですし、踏んでしまったら粉々になって余計掃除の手間が増えて大変です。
また、小さいお子様がいるご家庭は、子供の誤飲なんかも心配です。
大豆を食べるのも5歳以下は避けるようにと、厚生労働省から注意喚起も出ています。
豆まきには、邪気を払うという理由で豆を使いますが、ご家庭の事情や時代に合わせてまくものを変えていってもいいかもしれませんね。
まとめ
豆まきの豆の代わりなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
落花生や、個包装のまめ、個包装のお菓子、丸めた紙などいろいろありました。
子供の年齢や、それぞれのご家庭に合った代用方法を見つけてみてくださいね。
今年も鬼役のパパさんママさん、頑張っていきましょう!
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