ママ友からランチのお誘いや、遊びのお誘いがあった時にまず頭を悩ませるのが、手土産。
どのくらいの相場なのか、どんなものが喜ばれるのか、コンビニやスーパーのものでも良いのかなど、悩むことは多いですよね。
ましてや学生時代からの気心知れた友達ならまだしも、ママ友となるといろいろ気を遣うこともありますよね。下手な手土産を渡してしまい、連絡が来なくなるなんてこともありえます。
手土産選びに失敗しないためにも手土産の選ぶポイントや、おすすめの手土産などをご紹介していきます。
手土産を選ぶポイント
手土産を選ぶ際のポイントを以下にまとめてみました。参考になれば幸いです。
・ちょっとしたリッチ感
プレゼントも手土産も、普段の生活では買わないようなものを貰うと嬉しいですよね。せっかく手土産に悩んだのですから喜んでもらえるようなものを選んでいきましょう。ただ値段が高ければ良いというわけではなく、限定品などプレミア感があると喜んでもらいやすいと思います。
・小分けのお菓子、ジュース
小分けのお菓子にすることで食べきれなくても、配って持ち帰ることができますし、持ち帰らないにしても保存ができます。他にも、パックジュースはストローさすだけで飲めるのでコップを用意する必要もありません。飲み終わったらそのままゴミ箱に捨てられるので洗い物がなくなります。
・子供の年齢に合わせたもの
子供が赤ちゃんなら大人が食べるものだけで良いですが、子供も大きくなってくると大人の食べ物にも興味を示しますよね。4.5歳なら大人とほぼ同じものを食べられますが、2.3歳では固いものや味の濃いものなどまだ制限している家庭も多いと思います。そのため子供が興味を示しても食べられるものにしておくと子供にだけ我慢させることもなくなりますよ。
・簡単に食べられるもの
招く側のママさんもその日のために掃除機をかけたり、トイレを掃除したり、玄関を掃除したりと色々準備をしてくれています。それ以上負担を増やさないためにも手土産はカットしたり、お皿をたくさん準備したりする必要のないものを選べるとgoodです。
相場
手土産の相場っていくらくらいだと思いますか?
あまり高すぎても気を遣わせてしまいますし、安すぎてもケチだと思われそうで…
ベストな価格帯を知りたいですよね。
初めての訪問や、親しい間柄での訪問など関係性によって価格は変わってきますが、皆さんおよそ1,000円~2,000円の間におさめているようです。
最初から高額なものを持っていってしまうと、その後訪問する際も同じような金額の手土産を購入しなければいけなくなります。2回目の訪問以降安い手土産を持っていくと、「最初のリッチな手土産は見栄を張ってたのね」なんて内心思われる可能性だってあります。かといって最初から安めの手土産を持っていくのもプライドが許しません(笑)
自分で自分の首を絞めることにならないように、適切な価格の手土産を用意できると良いです。
また、会う頻度(訪問する頻度)が高いのであれば、1,000円といえど塵も積もればで大きな額になります。楽しいひと時のためとはいえど家計に響きますよね。
そのような親しい関係のママ友であれば1,000円以下でも大丈夫だと思います。ただ、安っぽく見えないものを選ぶのがポイントです。
おすすめの手土産
・果物
いちごやマスカットなど洗うだけで食べられるものがおすすめです。旬の果物を持っていくのが1番美味しくてベストだとは思いますが、柿やりんごなど剥く必要のある果物は招く側のママさんに剥く手間をとらせてしまうのでなるべくなら避けたほうが良いでしょう。
ちなみに買ってそのまま渡すのは愛想無いのでスーパーのサービスカウンターなどで包装してもらうと良いと思います。
果物なら母乳で授乳中のママでも詰まりを心配せずに食べられるので、小さい子供の集まりには特におすすめです。
・アイス
大人も子供も大好きなアイスは、食べきれなくても冷凍庫に入れて保存しておけるので結構便利な手土産だと思います。最近ではスーパーやコンビニでもちょっとリッチなアイスが流行っていますよね。信玄餅アイスやマカロンアイス、ルマンドのアイスなど本当に様々なアイスがあります。
アイスは毎シーズン新作が出るので、「食べたことある」というちょっと寂しい現象も起きづらいと思いますよ。
また通販でも地域限定のアイスはよく見かけます。お誘いから訪問日まで時間がある場合は近くのコンビニなどに売っていない限定品を選ぶとセンスアップになりそうです。
・飲み物
スティックコーヒーや1ℓジュース、紅茶、パックのジュースなど集まる人数や年齢層に合わせて適切なものを選びましょう。コップで飲み物をうまく飲めない年齢の子にはパックジュースにするなどちょっとした気遣いができると良いと思います。
またパックのジュースならストローをさして飲んだら捨てるだけなので、招く側にも負担はあまりかかりません。「ゴミ増やしちゃってごめんね~」と一言添えておくと好感度アップ間違いなしです。
またインスタントコーヒーなどにしておけば、お湯を入れるだけなので簡単に飲めます。ただコーヒーなどはスーパーの商品よりも、KALDIなどのコーヒー屋さんの商品にすることで特別感が出て喜んでもらいやすいと思います。
・スイーツ
手土産の定番といえばスイーツなのではないでしょうか。ロールケーキやプリン、シュークリームなど大人でも子供でも大好きですよね。
予定の人数よりも1,2個多めに買って行くことで、万一来られる人数が増えても対応できます。
私も手土産でもらって一番テンションが上がるのがスイーツです。スイーツって可愛いしオシャレなので女心をくすぐりますよね。箱を開ける時も結構ワクワクします。
定番といえば定番ですが、ほぼ確実に喜ばれる手土産と言って過言ではないでしょう。
・パン
メロンパンやチョココロネなど子供が喜ぶものを選ぶと良いと思います。食パンでも問題はありませんが、食パンをそのまま食べることはあまりないと思うので味のある惣菜パンや菓子パン、オシャレなサンドウィッチを持っていくのがベターです。
お菓子を子供にあまりあげたくないと考えるママさんがいる場合は、パンが無難だと思います。
近くに個人店のパン屋さんや有名なパン屋さんがあれば、そちらで購入したほうが喜ばれやすいと思いますよ。
ただ、個人的な意見としては初めての訪問にパンの手土産はそこまで嬉しくありません。
一般的に手土産のイメージってお菓子だと思うのです。そう思っていたところにしょっぱなから変化球(?)のパンとなるとありがたいという気持ちにはなりますが、すごく嬉しいという気持ちにはなりづらいような気がします。(個人の意見なので嬉しい人もたくさんいると思います)
また手土産をもらったら大抵の場合、招いた人たちと一緒にお茶をしながら食べますよね。ランチ会などの際は、食後のデザートとして出そうと思う方も多いと思います。お腹いっぱいのところに追い打ちをかけてパンを出すことはあまりないと思うのです。
ただこれはみんなで食べるというシチュエーションに限った話であって、「ご家族で召し上がってね」と一言添えるのであれば、もしもらったのが私でもすごく嬉しいです。
評価が分かれる!?手作りお菓子
手作りお菓子は、ママ友同士の関係性や親密度によって評価が分かれやすいです。
あまり仲良くしていない人の手作りってどんなキッチンでどのようにして作ったかわからないので少し抵抗ありませんか?
最近では素手で握ったおにぎりを食べられない人もよく見ます。現代は除菌、殺菌という時代なので手作りのお菓子はあまり手が進まない方もいそうです。
また自分が美味しいと思って作って行っても、他の人も美味しいと感じる保証はありません。出来ることなら既製品が無難に喜ばれると思います。
一方で、お菓子教室や料理教室などの集まりでしたら、手作りでも喜ばれやすいと思いますよ。
どうしても手作りのお菓子を持っていきたい場合は、手土産としてではなく、「作ってみたし良かったら食べてみて~」と持っていくのが良いでしょう。その際、大量に作っていくと余ってしまい、招く側にも気を遣わせてしまうので食べきれる量を持っていくようにしましょう。
コンビニスイーツってあり?
カップ系のスイーツ(プリンやゼリー、ティラミスなど)やハーゲンダッツなどのアイス、最近ではマカロンのアイスなどちょっとオシャレなアイスが多く販売されていますよね。ハーゲンダッツは私も大好きですが、自分ではなかなか買わないので手土産にもらったら結構嬉しいと思います。
コンビニスイーツもだいぶクオリティーが高くなってきていて、かなりブームになりました。
個人的にはスーパーのスイーツも美味しいですが、コンビニのスイーツのほうがオシャレで美味しいものが多いように思います。また24時間営業なのでいつでも買いに行けるのは嬉しいですよね。
急なお誘いでコンビニスイーツの場合は「ごめんね~。時間なくてコンビニのなんだけど」と一言添えておくと良いと思います。
結果、コンビニスイーツはありです。
ガッカリされる手土産
手土産を贈った際、ガッカリされるのはどうしても避けたいですよね。本当にそんなことあるの!?と目を疑いたくなるようなガッカリ手土産も結構あります。ガッカリされないためにも以下のことに注意して手土産を選びましょう。
・賞味期限、消費期限切れ
急なお誘いとかでありがちなのが賞味期限、消費期限切れのお菓子類です。自分で食べるぶんには特に気にしないで食べてしまいますが、やはり人様にあげる場合は一度期限を確認しておくと良いと思います。
生菓子とかでない限り、手土産を受け取って賞味期限を確認されることはそうそうないと思いますが、ふと日付が目に入った時に万一切れていた場合、ガッカリを通り越して呆れられてしまう可能性がありそうです。
家にあったものを手土産として持っていく場合、注意する必要があります。
・食べかけ
信じられませんが、食べかけのスナック菓子など本当に持っていく人がいるようです。急なお誘いで時間がなかったとはいえ、訪問する途中などでコンビニに寄れると良いですね。
食べかけを貰うくらいなら、何も持っていかない方がまだマシかもしれません(笑)
・どうみても食べられない
ご近所や親戚からもらった野菜が多く、食べきれない場合に手土産として持っていく場合に多い失敗です。野菜自体は夕飯のおかずになりますし良いとは思うのですが、だいぶ日数が経っていたり、自家栽培のために傷みがひどいことがあるようです。
虫に食われている程度なら良いですが、明らかに腐りかけているものはアウトですね。渡す前に傷んでいないか確認しておくようにしましょう。
・量が極端に少ない
あまりにも量が少なく、招かれている人たち全員に配れないようなことがあると少しガッカリされてしまいます。最低でも招かれている人数分は用意しておきましょう。
また自分のと自分の子供のぶんしか用意しない方もいるようです。手土産という文字通り、お土産なので相手の家族にプレゼントするという感覚で手土産を選べると良いでしょう。
・食べるのが難しい、床や手が汚れる
パイやとても溶けやすいものなどは避けたほうが無難です。パイなどはパラパラと食べこぼしが出るので、帰ったあとの掃除がとても大変になります。子供のベタベタの手であちこち触られてはたまったもんじゃないですよね。
なるべく子供でも簡単に食べられるようなものを選ぶと良いです。
・駄菓子など明らかに安いもの
ちゃんと人数分持って行っても、食べやすいものを持って行ってもガッカリされやすいのが駄菓子です。何が問題かというとずばりリッチ感。
駄菓子といえば庶民の味方。とても美味しいですがイメージとしてはやはり、安さが連想されます。あまりにも安いとママ友にケチだと思われる可能性があるので、駄菓子は避けたほうが無難だと思います。
まとめ
ママ友への手土産についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
手土産を選ぶ際の最も大切なポイントは、「相手に気を遣わせない」ということと、手土産のリッチ感です。
また、自分が招く側だった場合を想像しながら、お邪魔すれば失礼なことになることは少ないと思います。
ぜひ素敵な手土産を持って、楽しい時間を過ごしてくださいね。
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