小さい子供の入院中、退屈そうな子供とどのようにして遊ぼうか悩みませんか?
お見舞いに行くとき、何かおもちゃを持って行ってあげたい!
そんな時用に、個室でも4人部屋でも使える遊びのおすすめグッズ、アイデアをご紹介します。
聞き分けのつく年齢ならまだ良いですが、ただでさえ体調が悪く機嫌の悪い子供をあやすのってかなり難しいですよね。
我が子も、1ヶ月、3ヶ月、1歳3ヶ月の時に入院を経験しました。
0歳の時、4人部屋で入院だったので、あやすために病院の廊下をウロウロと歩くだけで済みました。
ですが!1歳の時の入院は子供も立てるようになり、お昼寝以外はずっと起きて遊べるほど。
ここまで大きくなっていると点滴のチューブが気になったり、ベッド周りの器具を触りだします。
小さい子供ってあちこちに気が移るので、なかなか1つのおもちゃで遊ばないんですよね…
まして、病気の症状が改善してきて元気になってきた時なんかは、毎日どうやって遊ばせるか本当に悩みました。
そこで実際に私が試してみて効果的だった遊びのグッズ、アイデアをご紹介します。
おすすめのグッズ
風船
小さい子はみんな大好きな風船です。
大きく膨らませてベッドにくくりつけて叩いて遊んでも良いですし、膨らませた後結ばずに空気を抜いてしぼれていくのを楽しんでも良し、風船にお絵かきしても良しといろいろな遊び方ができます。
泣いていてもみるみると大きくなる風船に興味津津で泣き止んだりします。1つ持っておいて損はしないおもちゃだと思いますよ。
ガラガラ
ガラガラは幼児にはもってこいのおもちゃです。
ガラガラの音なんて子供の泣き声やテレビなどの音に比べれば優しい音色です。
あやすために使っているのですから同室している方たちからそこまで反感は買わないと思います。
ただし、夜中やお昼寝など寝つくときに使うと音で目覚めてしまう可能性もあるので、うまく配慮しながら使用していきましょう。
SNSでも本当に赤ちゃんが泣き止むと人気のガラガラがこちらです。
Twitterでの「#育児ママの買って良かった大賞」でも多くの方が、良かった!とおすすめしています。
ビニール袋
ビニール袋は赤ちゃんが泣き止むと話題になりましたね。
ビニールのガサガサした音にびっくりして泣き止むそうです。
これは我が子でも効果は抜群でした。耳元でガサガサするだけでギャン泣きしていてもピタッと止まります。
買い物でもらったビニール袋を捨てずに取っておくだけなので、無料で遊べるおもちゃですよ。
シールブック
小さい子供なら誰しも1度はハマるであろうシールブックです。
何度も貼って剥がして1時間ほど集中して遊んでいました。
病院の売店にもシールブックはよく販売されています。
食べ物や海の生き物、乗り物などいろいろな種類のシールブックがあるので、飽きてしまっても別の種類のシールブックで遊ぶことができますよ。
点滴で片手が使えないので、シールをはがしてあげるなどの補助は必要です。
マグネットブック
旅行の移動など、静かに遊べるおもちゃとして人気のマグネットブックも入院中の暇つぶしにおすすめです。
シールと違い、何度も貼ったりはがしたりできる魅力がマグネットブックはあります。
お弁当や動物園など、シールブック同様多くの種類があるので飽きることなく遊ぶことができる点も魅力だと思いますよ。
DVD
最近の病院ではDVDの貸出を行っているところが多いです。
「アンパンマン」や「いないいないばあ」など数も多く揃えてあります。
平日の日中ってなかなか子供番組がやってないんですよね。
そんな時にはDVDが非常に役立ちました。
個室でしたらテレビに入れてそのまま再生することもできますが、テレビ代もかさむのでDVDプレーヤーがあれば一緒にDVDプレーヤーをお持ちすることをおすすめします。
我が家が入院した病院ではDVDプレイヤーがついているテレビでした。
再生するのにテレビカードが必要になりますが、DVD自体は無料で貸出してくれましたよ。
お絵かき
点滴をしていると自分で抜いてしまわないように包帯でぐるぐる巻きにされて片手が使えなくなります。
私の子も食事をするのでさえお皿をおさえられずに苦労していました。
そんな時にお絵かきはいかがでしょうか?
ペンだとベッドを汚しかねないので、色鉛筆か、クーピーなどの筆記用具が良いと思います。
私自身も子供の時、肺炎で入院していましたが、1日中画用紙の1面を塗りつぶして塗り絵をしていました。ストレスが溜まっていたんですかね(笑)
よく、ドラマなどの心療科の治療で絵を描いているシーンを見ますが、やはりお絵かきは心の状態を表すようです。
人形
1歳後半頃からごっこ遊びや、大人のマネをすることが多くなります。
そんな時に大活躍するのが、お人形遊びです。
入院当時は1歳なりたてだったのもあり、あまり人形遊びに興味を示しませんでしたが、現在2歳になった娘が入院することになったら迷わずもっていきます。
なんといってもお人形遊びの醍醐味は着せ替えや、ごっこ遊びができることですよね。
我が家でもメルちゃんには大変お世話になっており、ご飯を食べるのもお風呂に入るのもメルちゃんと一緒です。
別記事にて、最近人気のお人形「レミンちゃん・ソランちゃんの違い」についてもご紹介しています。
男の子だったら仮面ライダーやミニカーなんかでも遊んでくれそうですね。
子供雑誌
子供雑誌は子供向けに作られているとあって、やはり子供心をがっしりと掴みます。
買い始めるとキリがないので普段は買わない我が家ですが、入院中だけ特別に購入しました。
付録やクイズなど時間をかけて遊べるものがあるので、かなり真剣に遊んでいましたよ。
テレビなどあまり長時間見せたくない場合は、子供雑誌がおすすめです。
ゲーム機
DSなどの一人でも遊べるものもおすすめです。
娘はゲームができるほど大きくなかったので使用しませんでしたが、同じ部屋に入院していたお子さんが使用していました。
付き添いの方の食事を買いに行くなどベッドを離れる際、少し1人で遊んでてて欲しいときってありますよね。そんな時に便利だと思います。
あまり長くやるのも目に悪いので、時間を決めて遊ぶようにしましょう。
ママと一緒に通信で対戦!などにすれば親子間でのコミュニケーションにもなるのではないでしょうか。
折り紙
普段はゆっくり折り紙をする時間がないので、入院している間に親子で楽しく折り紙で遊んでみるのも良いと思います。
折り紙の折り方の本や、スマホなどを見ながら普段は作らない手の込んだものを「あーじゃないか、こうじゃないか」と子供と一緒に考えながら作るのも楽しいですよ。
ただ、両手が使えないと厳しいので、点滴をしていないときにおすすめの遊びです。
本
病院のプレイルームにも本がいくらかあると思うので、ゆっくり本を読むのも良いと思います。
月齢の高い子なら、絵本だけでなく文庫本なども読めると思うので暇つぶしにおすすめです。
本を読むことで言葉や漢字の勉強になるので、親としてはゲームよりも本を読んでもらいたいものです。
おすすめアイデア
無料動画サービス
DVDをいちいち借りたりするのが面倒だったりしますよね。そんな時にはHuluやd-TV、U-NEXTなど無料動画サービスの無料のお試し期間を活用しちゃいましょう。
登録しても無料期間中に解約すれば1月分の金額か、無料で動画をみることができます。ただ私の病院ではWi-Fiがなかったので通信制限にかかってしまいましたが、ポケットWi-Fiなどがあればとても便利な暇つぶし方法だと思います。
まだ、登録したことのないVODがあれば、そちらから無料登録して入院生活を乗り切りましょう。
退院後も我が家ではYouTubeが大活躍しています。放っておけば何時間でも見ているので、入院中の暇つぶしには1番最適なのではないかと思います。
我が子(2歳)がハマったのは「こうくんねみちゃん kids line」「HIMAWARIちゃんねる」という方の動画でした。
仲良し姉弟の織りなす演技力抜群の動画は男の子でも女の子でもハマること間違いなしですよ!
プレイルームで遊ぶ
ほとんどの小児病棟にはプレイルームが設置されています。
感染症に感染している場合は、プレイルームの使用を禁止されることが多いので、感染症でない子供におすすめの遊び方です。
テレビやおもちゃ、絵本などがたくさん置いてあるので飽きずに遊べますよ。
我が子は点滴があったので遊ぶことはりませんでしたが、皆のびのびと遊んでいて嬉しそうでしたよ。
ただ、点滴があり遊べないうちの子がプレイルームを見たら遊びたいとグズることは目に見えていたので、なるべくプレイルームを見せないように見せないように、入院生活を送っていました(笑)
レジャーシート・マット
ずっとベッドに座っていると子供も立って遊びたくなります。
私の子もベッド横のテレビを触ろうとして落下しかけたことがありました。
子供ベッドって高さがあるので転落など危ないんですよね。
そんな時におすすめなのがレジャーシート、マットです。靴を履かなくても遊べ、そのまま地べたに座って遊ぶこともできます。
1度病院に聞いてみて持ち込んで良いか確認してみましょう。
ちなみに、我が家は入院した病院ではジョイントマットを貸出してくれました。
元気になってくるとベッドの上だけでは大人しくしていられないので、非常に助かりましたよ。
まとめ
入院中の暇つぶしグッズ、アイデアをご紹介してきましたが、いかがでしょうか?
入院していると1日1日が長く感じられます。病気が治りかけて元気になってきたときがまた、一層大変ですよね。
音の出ないおもちゃ、片手でも遊べるお絵かきなどお子様の好きな遊びを見つけてくださいね。
またDVDを見るときは、周囲の方への音漏れに注意してください。
カーテン越しとはいえ1日中一緒にいる方たちなので、お互いに過ごしやすい環境作りを目指しましょう。
うまく暇つぶしをしてストレスの多い入院生活をなるべく快適に過ごしてくださいね。
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