赤ちゃんのミトンはつけているだけでも可愛いですよね。
「ミトンは必要なの?」
「ミトンはいつまでつけるものなの?」
最近の育児ではミトンをすすめる情報は目にしません。結局ミトンはしたほうが良いのか、しないほうが良いのか悩みますよね。
そこで、ミトンの必要性と使い方などをご紹介していきます。
ミトンって必要?
結論からいえば、ミトンは防寒具としてならあり!です。
生まれたての赤ちゃんの肌は非常に薄いうえに、爪も薄いので肌への切れ味は抜群ですよね。
私の子供たちも赤ちゃんの頃は、目の横や鼻に傷を作っていました。
おそらく自分の目の存在もわかってないでしょうから、いつ目を引っ掻くか気が気ではなかったです。(汗)
いくら治りの早い赤ちゃんでも傷を見るのは親としても痛々しくてなんとかしてあげたくなります。
しかし、子供は手でいろんなものを触り、舐めていろいろなことを学んでいくのもまた事実。
自分の顔を引っ掻いて力加減などを学んでいくのだと思い、私はミトンを買うことはしませんでした。顔の傷は、こまめに爪を切ることで傷は減少していきましたよ。
また、3ヶ月検診で私より先に保健師さんとお話していた方は、お子さんにミトンをつけていたのですが、「感覚を鈍らせる可能性があります」と言われてミトンを外すようにすすめられていました。(この方は防寒用につけていたと思いますが)
たしかに私も、外に出かける際の防寒として利用することには賛同しますが、防寒のために室内でも利用する必要はないかなと思います。
生後3ヶ月の時に誤嚥の検査で、鼻からチューブを入れていました。
その際に指や手が引っかかってチューブを抜いてしまわなようにミトンをしていましたが、驚いたことにミトンをつけるだけでも「拘束する」という扱いになるそうで、拘束の同意書を書かされました。
拘束というだけあって、やはり赤ちゃんにとっては、心地の良いものではないのかもしれないですね。
ただ、アトピーや引っかき傷がひどい場合はぜひつけたほうが良いと思います。
つけたほうが良いかわからない場合は、小児科の先生に相談することをおすすめしますよ。
ミトンの使い方
赤ちゃんの手に装着するだけなので特別難しいことはありません。
ただ1つ注意してほしいのが衛生面です。赤ちゃんはよく手など舐めますよね。
スタイなどと一緒でミトンもかなりのヨダレでビチャビチャになります。
こまめに取り替えないと臭いの原因になったり、雑菌が繁殖しやすくなるので注意しましょう。
通気性の良いミトンを選ぶことで、ミトンの中が蒸れることを防げます。
肌の敏感な赤ちゃんには通気性の良いミトンを選びましょう。
ミトンがはずれない方法
抱っこしたりしていると外れやすいミトンですが、外れにくくする方法をご紹介します。
私の子が入院でミトンを着用した際、包帯などをとめる医療テープで手首のところをクルッと巻いていました。
通常売られているミトンですとゴムのみでの固定なのでちょっとした拍子に抜けやすいです。
医療テープがない場合はマスキングテープなんかも素材は近いかもしれません。
もし、ミトンがはずれてお悩みの方は1度試してみてください。
他にもミトン自体を靴下で代用する方もいるようです。
靴下なら、手全体に圧がかかるので脱げにくいとは思いますが、指先部分に余裕がないので赤ちゃんにとっては少しキツいかなと思います。
ミトンっていつまで使うの?
そもそもミトンっていつまで使うのでしょうか?
とある通販サイトにあるミトンの商品説明には新生児~3ヶ月と書いてあります。
3ヶ月頃には赤ちゃんも自分の手を認識し始めることから、大体3ヶ月頃に使用をやめると良いでしょう。
3ヶ月検診などもありますから、検診の際に保健師さんにミトンを継続して使用するかどうか相談してみても良いかもしれませんね。
まとめ
ミトンについてご紹介してきましたがいかがでしたか?
皮膚トラブルなどがなければ、特にミトンをつける必要はなさそうです。
またつけているからといって極端に発育が遅れたという話も聞いたことがないので、そこまで神経質になることもないでしょう。赤ちゃんの発育と、顔や体への影響を考慮して使用を決めるのが良いと思います。
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