離乳食が始まってお豆腐をあげはじめました。
お豆腐の原料である大豆って栄養価がかなり高く良質なタンパク質であることは、大体みなさんご存じですよね。
そんな栄養満点な大豆ですが、私達の身近な大豆製品で豆乳があります。
豆乳だとより大豆が手軽に取り入れられるので大変便利です。
でも、赤ちゃんには豆乳はいつ頃からあげ始めていいのでしょうか?
赤ちゃんは豆乳はいつから飲める?
Q 赤ちゃんはいつ頃から豆乳を飲んでもいいの?
A 一般的には、生後5、6ヶ月の離乳食に合わせて豆乳を与えてみるのが良いです。
(日本豆乳協会)
赤ちゃんに離乳食として、豆乳を与える場合は注意したいのが「2倍に薄める」こと。
豆乳は良質な植物性たんぱく飲料ですが、タンパク質の分子が大きいので赤ちゃんだと消化できない場合があります。
少しずつ便の様子をみながら小さじ1から始めるのが良いです。
便が軟らかくなりすぎたり、下痢をしてしまうようなら一旦与えるのをやめましょう。
3歳ぐらいまでは1回100ml程度まで、5~6歳だと1回200mlの量を目安に、薄めたりしながら少しずつ飲ませてあげるのがベストです。
あとは、牛乳と一緒に混ぜて飲ませてあげるのもおすすめです。
子供に豆乳を飲ませたいけど豆乳独特の風味を嫌がるという子には、牛乳と混ぜてあげることで飲みやすくなりますよ。
我が子は豆が嫌いで一切口にしないのですが、畑のお肉と言われるくらい栄養豊富なのでどうしても食べて欲しい時に豆乳と牛乳を混ぜて飲ませていました。
普段、牛乳は好きでよく飲んでいるので、特に抵抗もなく飲んでくれましたよ。
豆乳を加熱したり薄めたりする必要はある?
日本豆乳協会の情報から汲み取ると、基本的に豆乳はそのままあげても良いです。
また市販の調製豆乳や無調整豆乳などは元々加熱をしており、殺菌も済んでいます。
なので特に加熱したりする必要はありません。
ですが、離乳食ではチンをしたり鍋にかけて温めて食べることが多いですよね。
特に意識して加熱する必要はありませんが、食べさせる際に温める機会が多いと思います。
殺菌という意味では、加熱したほうが良さそうな気はしますよね。
また赤ちゃんには上記にも述べたように、豆乳を飲ませる際は「2倍に薄める」必要があります。
そのまま飲ませてしまうと、タンパク質を消化する負担がかかるので赤ちゃんが下痢をしたりしてしまうので注意しておきましょう。
大豆アレルギーの心配は?牛乳アレルギーの子供は豆乳飲める?
赤ちゃんで一番ママが気にしているのは、アレルギーだと思います。
私も、初めてあげる食材は小さじ1から始めていますが、いつ何の食材でアレルギーが出てしまうかなどと、初めてあげる食材の時にはいつもドキドキしています。
豆乳や大豆飲料は大豆を加工した食品の中でも、大豆タンパク質の吸収率が90%と非常に高いです。
そのため、お豆腐など、他の大豆食品を食べたときにアレルギー症状が特に出なかったとしても、豆乳でアレルギーが発症するケースもあります。
また花粉症の赤ちゃんも注意が必要です。
カバノキ科花粉症(シカラバ・ハンノキ)を患っていると、大豆アレルギーと交差反応を起こすことを指摘する学会報告もあるようなので、花粉症が心配な赤ちゃんはできるだけ少量から始めるようにしましょう。
とにもかくにも、ママはどの食材でもアレルギーが心配ですね。
どんな食材でも初めての食材は「小さじ1から与える」のが基本です。
豆乳アレルギーが心配でも、小さじ1から与えてみて赤ちゃんの様子を見るしかありません。
- 牛乳アレルギーを持っている子供でも、豆乳は飲めるのかどうか
について、疑問を抱くママさんが多いので答えていきます。
豆乳と牛乳は両方ともたんぱく質を含む飲料なのが共通点ですが、牛乳は動物性なのに対し大豆は植物性飲料です。
豆乳は牛乳には無い大豆イソフラボンを含んでいます。
牛乳とは全くアレルゲンが違いますので、牛乳アレルギーを持っているお子さんでも大豆アレルギーが無い限り豆乳を飲むことはできます。
どうしてもアレルギーが気になって心配な場合は、豆乳を少しガーゼにつけて赤ちゃんの肌に当ててみてパッチテストをするのがいいです。
赤く腫れ上がったり、痒くなったりすればアレルギーの可能性が高いです。
赤ちゃんの様子をみながら、適量の豆乳を楽しみましょう
豆乳をあげる際には量を守り、2倍に薄めてあげてみましょう。
また下痢などがないかどうか、気にしてあげつつ赤ちゃんの様子をみて豆乳を与えるようにすればさほど心配はありません。
アレルギーが気になって仕方が無い場合はパッチテストをしてみてくださいね。
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