今回のテーマは、ビニールプールの片付け方について。
暑かった今年の夏は、ビニールプールも大活躍だったのではないでしょうか。
今回は、ビニールプールの片付け方や保管する場所・方法などについて、ご紹介していきます。
ビニールプールの片付け★簡単に空気抜きする方法
ビーチボールや浮き輪などといった、小物の空気入れ・空気抜きはそれほど大変ではありませんが、ビニールプールとなると話は別ですね。
ビニールプールの「空気入れ」の方法については、こちらでもご紹介していますが、方法としては、
・手動ポンプ(ハンドポンプ・フットポンプ)
・電動ポンプ
・ドライヤー
・自転車の空気入れ
などがあります。
また、プールに使った水の再利用法なども紹介しています。
では、空気の抜き方ですが、
・空気栓にストローを挿して、放置
・空気栓に洗濯ばさみをはさんで、放置
・電動ポンプの排出機能を使う
・掃除機を使う
といった方法があるようです。ひとつずつ方法を確認していきましょう。
・空気栓にストローを挿して、放置
空気を入れて遊ぶおもちゃのほとんどは、空気が抜けないように「逆止弁」が施されていますね。便利な反面、空気を入れる時も抜く時も、結構な厄介者です。
この逆止弁にストローを挿して強制開放し、空気の通り道を作ります。ストローはななめに切ると、挿しやすいです。
それだけです。
あとは、放置しておくと勝手に空気が抜けてくれます。空気を抜いている間に、ほかのことができますしとても便利な方法ですね。
この方法は、空気を入れる際も活用することができるそうですよ。
空気を入れるときに、逆止弁を噛んで空気を入れなければいけませんが、挿したストローから空気を吹き込むと、簡単に膨らますことができるそうです。
・空気栓に洗濯ばさみをはさんで、放置
こちらも原理は同じで、逆止弁を洗濯ばさみではさみ、放置しておくだけです。
ストローと違い、通り道が狭くなる可能性はありますが、はさんでおくだけで空気が抜けてくれるのは助かります。
あとは、途中で洗濯ばさみが取れていないか、時々確認する必要があるくらいです。
先日、筆者は浮き輪の空気抜きを、この方法でやってみました。
洗濯ばさみをはさんだ直後は、確かに勝手に抜けてくれるのですが、一定の時間が経つと、空気が抜けている音が止まりました。もちろん、ぎゅっと圧をかければ抜けます。
この方法で大切なのは、挟む圧の強い洗濯ばさみを使うことと、重量のあるものを上にのせておくとより良い、ということがわかりました。
・電動ポンプの排出機能を使う
空気を入れる時も大活躍の電動ポンプ。最近の電動ポンプは、排出機能がついているものが多いので、プールを片付けるときにも役立ちます。
プールのサイズにもよりますが、数分で作業が終わります。
ただし、当然ながら電気が必要です。自宅や車があれば電力を供給できますが、キャンプ場などといった外出先でプールを使う場合は、電気供給が可能か、事前に確認しておくと良いでしょう。
少し余談ですが、この電動ポンプをプールの時にしか使わないなんてもったいない!ということに最近気づきました。
実は、バーベキューの火おこしにも大活躍なんです。団扇をブンブン仰がなくても、この電動ポンプから風を送ると、ほんの数分で火おこしが完了したんです。
夏をアクティブに過ごすご家庭であれば、1台あっても損はないアイテムですね。
・掃除機を使う
出典:Yahoo知恵袋
吸引=掃除機という王道の発想からなのか、この方法を用いられているケースは多いようです。
使い方としては、まず、掃除機の先端を外し筒状のホースの状態にします。続いて、クリップ(書類などを留めておく文房具)を伸ばして棒状にし、掃除機のホースにテープなどで接着し固定します。最後に、クリップを逆止弁に差し込んで強制開放し、あとは掃除機のスイッチをONにするだけです。
電動ポンプがなく、ご自宅で遊んでいる時の方法として「あるある」のようですよ。
注意としては、クリップを挿すときにプールに穴を開けてしまわないことくらいです。
ぜひ、参考にしてみてください。
ビニールプールの片付け★長期間保管するときの方法や場所は?
次は、ビニールプールのお片付けについてです。
シーズン中のお手入れについては、使用頻度はもちろん、ご家庭の事情により様々だと思いますが、
プールのお水 →毎回捨てる・2回目まで使用(塩素を入れる)
お水の捨て方 →そのまま流す(捨てる)、洗剤や重曹で洗う
プールの片付け →毎回空気を抜く、シーズン中は空気を抜かない
プールの保管場所→玄関前・庭・物置など
プールの保管方法→そのまま置いておく、立てかけておく、ブルーシートをかける
といったように、ほんとうに様々です。
では、シーズンオフとなった今、来シーズンも使うためにはどのような方法で片付ける必要があるか、見ていきましょう。
1 洗剤や重曹などを使用し、汗や皮脂などの汚れをしっかり落とす
黒カビがある場合は、カビキラーなどでしっかり除去しましょう。
翌年に使おうとしたらカビが繁殖していた・・なんて避けたいですね。
2 しっかり乾かす 内側などの乾きにくいところはタオルで水分をふき取る
日光に当てたり風通しのよい場所でしっかり乾かします。裏表で2日間かけて乾かす場合も。急いで片付けたい時は、しっかりタオルで水分をふき取りましょう。
3 空気を抜いてたたむ
シーズン中は、次も使うことを想定して、簡易的な空気抜きやコンパクトにたたむことが多いと思いますが、シーズンオフとして片付ける時は、シワを作らずコンパクトにたたみながら空気を抜いていくと良いでしょう。
プールは、ビニール素材がほとんどです。そのままたたんでしまうと、ビニール通しがくっつき、カビが生えやすかったり、開くときに破けてしまうこともあります。
そのため、たたむ際に、ベビーパウダーを使用することで、こういった失敗を抑止できるそうですよ。
4 収納する
きれいにたたんだ後は、収納です。
ファスナー付きナイロンバッグ、バスケットやカゴ、衣装ケースやコンテナなどに収納しているケースが多いようです。
大きさは、プールだけ収納するのか、遊び道具も一緒に収納するのかによって異なります。事前にどれくらいのサイズになるのか、確認できると良いですね。
収納場所も、湿気がたまりにくいところを選びましょう。
密閉しすぎると、どうしても湿気がたまりやすくなりますので、除湿剤や防カビ剤を一緒に収納できると、なお良いかも知れません。
ちなみに、筆者は北海道在住のため、プールの使用頻度は極めて少ないです。
保育園や学校でも、プール授業(活動)は約1~2か月くらいで、自宅でのプール遊びはせいぜい2~3週間。回数も10回に満たないくらいです。
それでも3兄妹となった昨今は、毎年プールを用意し使用していますが、扱い方が雑すぎて毎年穴を開けてしまうので、「来年へ持ち越し」ではなく「使い切り」になってしまっています。
シーズン中は、玄関前の駐車スペース(アスファルト)にプールを広げているので、水は毎回捨てていますし、使用後のプールは空気を入れたまま物置前に立てかけて乾かしています。
シーズンが終わるとプールは破棄ですが、遊び道具はしっかり乾かしてから物置内の収納(衣装)ケースに片付けていますよ。
まとめ
ビニールプールの空気の抜き方、たたみ方をご紹介してきました。
ご家庭にあるもので、できると良いですね。
夏のシーズンに活躍するビニールプール。毎年綺麗に管理して、大事に使いたいですね。
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